S-JIS[2023-10-05]

Tsurugiエンドポイント

Tsurugiのエンドポイントのメモ。


概要

エンドポイントは、クライアントからTsurugiサーバーへ接続する場所のこと。

エンドポイントはURIで表記する。

詳細はTsurugiの書籍を参照。
 3章『Tsurugiに触ってみる』…エンドポイントの概要
11章『Java通信ライブラリ(Tsubakuro)』…エンドポイントの挙動
12章『サービス管理基盤(Tateyama)』…エンドポイントの設定


Tsurugi 1.0.0では、エンドポイントは接続方式(プロトコル)に応じて2種類ある。


IPC接続エンドポイント

IPC接続は、Linuxの共有メモリーを使って通信する。

ipc:データベース名

データベース名には、構成定義ファイルipc_endpointセクションのdatabase_nameの値を指定する。
デフォルトのデータベース名はtsurugiなので、その場合は「ipc:tsurugi」となる。


TCP接続エンドポイント

TCP接続は、TCP/IP(ソケット)を使って通信する。

tcp://ホスト名またはIPアドレス:ポート番号

ポート番号には、構成定義ファイルstream_endpointセクションのportの値を指定する。
デフォルトのポート番号は12345なので、ローカルマシンの場合は「tcp://localhost:12345」となる。


エンドポイントの使用例

場所
Tsurugi SQLコンソールの引数 $ tgsql --connection tcp://localhost:12345
Tsurugi SQLコンソールの特殊コマンド tgsql> \connect tcp://localhost:12345
TsubakuroSessionBuilder SessionBuilder.connect("tcp://localhost:12345")
IceaxeのTsurugiConnector TsurugiConnector.of("tcp://localhost:12345")

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メールの送信先:ひしだま