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Tsurugi SQLコンソールメモ

Tsurugi(TsurugiDB)のSQLコンソール(tgsql)のメモ。


概要

Tsurugi SQLコンソールは、TsurugiのDBでSQLを実行する為のCLIツール。

Tsurugi SQLコンソールを実行するコマンド名はtgsql。
実行するにはJava11以降のjavaコマンドが必要。

詳細はTsurugiの書籍の第6章『Tsurugi SQLコンソール』を参照。


tgsqlは内部でTsubakuroを使っている。
また、REPL部分にはJLine3を使っている。


インストール方法

Tsurugi(tsurugidb)がインストールされている環境では、$TSURUGI_HOME/binの下にtgsqlシェルがあるので、特にインストールする必要は無い。
($TSURUGI_HOMEはTsurugiサーバーがインストールされているディレクトリー)

WindowsやクライアントのLinuxの場合は以下の手順でダウンロードする。

  1. Tsurugi SQLコンソールのGitHub(project-tsurugi/tanzawa)を開く。
  2. 右側の「Releases」のバージョン番号(1.1.0とか)をクリックして、リリースページを開く。
  3. Assetsの下にtgsql.zipがあるので、(クリックして)ダウンロードする。
  4. ダウンロードしたtgsql.zipを解凍する。
  5. 解凍されたtgsqlディレクトリーのbinの下にtgsqlシェルおよびtgsql.batがある。

実行方法

Linuxの場合はtgsqlシェル、Windowsの場合はtgsql.batを実行する。

実行環境にはJava(Java11以降)が必要。
javaコマンドが自動的に探されるが、パスが通っているjavaコマンドより環境変数JAVA_HOMEの方が優先されるので注意。

tgsql --connection tcp://localhost:12345

Tsurugi 1.0.0時点では認証の仕組みが無いので、ユーザーIDやパスワード等は指定しなくていい。(無認証で接続できる)


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