バリ島
プラマ・サヌールビーチ 2016年7月24日~7月30日
イントロダクション
6回目のバリ島は昨年同様、相方が忙しいので一人旅となりました。連休明けにツアーを申し込んだ時点では、行きの成田発直行便がキャンセル待ちもできない混みようで、やむなく羽田発ジャカルタ経由便で行くことにしました。
バリ島のツアー料金も少しずつ高くなってきていますが、今回のツアーは3泊以上でランチ又はディナー付という特典が付いていました。
一人参加追加料金を払わなければならないので、全体の支払いを予算内に納めるためダイビングは1日だけにして、後はのんびり過ごすことにしました。いつもなら最終日は18時までのレイトチェックアウトも追加料金でお願いしていたのですが、これもなしにして、標準の日程でクタの現地事務所に連れて行ってもらって過ごすことにしました。
7月24日(土)
予定通り羽田に到着。以前、カパライ/マレーシアにいくときに来たときの印象と違って広くなっている気がする。空港内は朝顔や夏祭りっぽい飾りで夏らしさを演出していました。webチェックインを済ませてあるので、待ち時間には余裕があります。さて、ラウンジはどこかな…。
![]() | ![]() | ![]() |
案内で聞くと、カードラウンジは出国した先だそうで、チェックインカウンターが開くとともにチェックインを済ませ、出国手続きをして、ラウンジに向かいました。搭乗時間までゆっくりとラウンジで過ごし、ゲートに向かうと人が大勢います。ジャカルタ行きのエアバスA330はほぼ満席でした。機内映画はあまり見たいものがなかったけれど、「バットマンvsスーパーマン」があったので、それだけ見ました。機内食は珍しくインドネシアンランチが残っていたので、それにしました(これにパンと飲み物がつきます)。
![]() |
ジャカルタには、定刻より30分ほど早く到着しました。ゲートを出たところで「To BALI?」と係員がバリ行きの乗客を呼んでいるので、いってみると、ボーディングパスを一人一人交換しています。なんと20時発の乗り継ぎ便が18時発の便に振り替えられていました。早くなるのはいいんだけど、約1時間で荷物の積み替えは大丈夫なのだろうか?
そして、イミグレ、トランジットと思った通りわかりにくく、30分ほどかかって何とか出発ゲートにたどり着けました。そうだ、デンパサールに早く着いても、迎えは大丈夫なのか?
振り替えで機材が変わったせいか、一番前の足元の広いシートに座れてラッキー!そしてデンパサールに無事付いたものの、案の定、荷物が出てきません。みんなでわいわいしていると、係員が出てきて次の便で来るので待っていてほしいとのこと。それって、結局もともと乗るはずだった便じゃないか。
ラウンジ(といってもシートがふかふかなだけで飲み物も何もない部屋)に通されて、421便の到着を待ちました。421便は30分遅れで到着し、荷物もさらに30分ほど待って無事でてきていそいで外に出たものの、お迎えの旅行会社のスタッフさんは、いつもの奥の合流場所ではなく出口付近で待っていました。
車の中で一通りの説明を聞いて、最終日の確認です。日程表には昼12時にホテルからピックアップですが、そこはバリ島、融通が利きます。ほかの旅行会社のツアーだとランチ又はディナーのほかに部屋があいていれば15時まで使えますという特典が書いてあったのでホテルフロントで交渉すると、14時までOKになりました。ということで、最終日のホテルピックアップは15時にしてもらいました。
部屋に入るとすでに0:30。部屋は304号室、いつもの部屋の別角度の部屋でまっすぐファミリープールと海が見えます。さて、明日のダイビングに備えて、荷ほどきをして早く眠ろう。
![]() | ![]() |
7月25日(日)
ダイブセンターは7時過ぎに迎えに来ました。今日のグループのダイバーは同じくらいの年齢の日本人男性一人です。残りは、講習とスノーケリングの外人さんです。今日潜るポイントは「クブ」、初めて潜るポイントです。いつもは、出かける前にランチを何にするかといった話をするのに、なかったので聞いてみると、2週間ほど前に問題があったので、現地に行ってから決めるということでした(???)。
トランベンについて、スノーケラーたちを下ろしたときに、クブは今日波が高く大物が見られるポイントに潜れないのでどうするかという話になりました。ランチだけではなくシャワーもトイレも使えないということで、それならトランベンでと思ったのですが、今日一緒に潜る方が、昨日トランベンに潜っているので、クブに行きたいということなのでクブで潜ることにしました。
トランベンから車で10分ほど走るとクブにつきました。まもなく、問題が解決されたので大丈夫ですといわれ、きれいなホテルに通されました。
![]() | ![]() | ![]() |
まずはランチを何にするか決めました。ホテルのおすすめは「ナシチャンプル」ということでガイドを含め3人ともナシチャンプルに決めました。肝心のダイビングの方はまあまあでしたが、ランチのナシチャンプルが大当たりで、とてもおいしくいただきました。とてもいいお天気で去年のような涼しさがありません。
ランチを食べながらバリにはよく来ているという一緒に潜った日本人の方と話をすると、去年はエルニーニョの影響でこの時期肌寒かったそうです。そして、朝スタッフがいっていた「問題」というのも入海料等、いろいろと現地の大人同士の事情があるらしいことを聞きました。
まあ、どうでもいいけれど、我々観光客に影響が出てくると、いくらバリ島が魅力的でも、客が離れて行っちゃうよ。
![]() | ![]() | ![]() |
![]() |
1本目の水中です。
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
2本目の水中です。
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
帰りはスノーケル客が終わるまで待たされ、ホテルに戻れたのは19時過ぎになってしまったので、夕飯は手堅くパラヒャンガンで食べることにしました。夕飯を食べてホテルに戻るとダイビング器材がレセプションに届いていました。さて、よくわからない1日だったけれど、とりあえず明日からはのんびり過ごすということで、ダブルベッドで広々眠りました。
(今回は、ダイブサイトの選択ミス、ダイビングサービスと現地サービスとのいざこざ、オペレーションのまずさから来る時間的ロスがゲストへのしわ寄せとなってしまったことに問題がありました。
今までもサービス側の効率化のためのオペレーションの悪さは感じていたところなので、今回を持ってこのサービスとは袂を分かつことにしました。)
7月26日(月)
朝6時起床、外はまだ薄暗く、テレビをつけてみると神奈川県の障害者施設で起きた殺傷事件の報道がされていました。
6:15に海岸沿いのジョギングスタート、空は曇っていて風もあります。去年は大勢の人が走っていたのですが、今年はちらほらとしかいません。15分ほど走って引き返すとまもなく、雲間の水平線から朝日が昇り始めました。
部屋でシャワーを浴び、洗濯をして、朝食を食べにTirtaレストランに。今年は海側に風よけのビニールが張っていませんでしたが、風が強く怪しい雲も見えるので、内側の席に座りました。すると、8時頃一気にスコールがやってきて外に面した席は水びたしです。15分ほどで激しい雨も落ち着き、30分ほどたつと晴れ間が出てきました。
![]() | ![]() | ![]() |
プールの方を見るといす取りのタオルも少ない。天気が悪いからかな、なんて考えているときに、あれっ、そういえばタオルレンタルカードをもらっていないことに気がつきました。とりあえず、レンタル所にいってカードをもらっていないことを伝えると、部屋番号の記入だけでOKでしたが、カードシステム自体はあるようなので、あとでレセプションに行ってもらってこなければ…。
午前中にハーディーズでお買い物を済ませてしまいましょう。でも、シャトルバスは10時が始発なので、食後の腹ごなしに歩いて行くことにしました。雨上がりで気持ちがいい!
9:45到着、店は開いています。職場で使う関係のものをあれこれ迷いながら探していたらお昼になってしまいました。仕方がないのでハーディーズでチャプチャイとライス(Rp.65K)を食べてから、続きの買い物をして、13:30発のバスでホテルに戻りました。
すっかりといい天気になっていたのでプールに行きました。こんな時間でも今年はいすが空いています。お客さん少ないのかな?プール内のタオルレンタル所は屋根の葺き替え中でした。プールから上がって本を読んでいても今年は確かに寒くない。日陰はちょうど気持ちいいくらいでした。
![]() | ![]() | ![]() |
15時過ぎにサウナにいきましたが、誰もおらずスイッチが入っていなかったので暑くなるまで小一時間かかりました。だれも来ないなか一人でやっと汗だくになりました。
さて、ハッピーアワーだ。マンゴスチンとTimTamを肴にBin tangを部屋飲み。あっという間に飲み干してビーチに散歩に出ると、メルキュール南側のローカルが集うエリアでたくさんの凧が揚がっていました。
![]() | ![]() | ![]() |
18:30、暗くなったのでツアー特典のディナーを食べに行くことにしました。Tirtaレストランは暗く、入り口にスタッフが立っていたのでディナークーポンを見せると、奥の一角の明かりがついているところに案内されました。私一人だけ。ここ以外にLadaレストランでもいいそうですが、ここでお願いしますというとメニューを渡されました。
メニューに書かれていた価格は、メインのフィッシュとチキンがRp.180K、ポークがRp.200K、サラダバー(といっても盛るのは1回だけです)がお皿の大きさでSサイズRp.30K、LサイズRp.50K他でした。サラダとフィッシュ等から一品選べるそうなので、ポーク・チョップ料理をお願いしました(ちなみに飲み物は別料金でした)。
先にサラダバーを取りに行きます。朝のブュッフェにアンチョビなどが加わっているだけで特に豪華というわけではありません。料理の方はポーク料理にポテトの付け合わせ、味の方も悪くはないのですが、これでクーポンでなければ合計Rp.250K+税サを出すかといえば、いくらホテル内とはいえ「う~ん」でしょう。というわけで他に客はおらず一人で黙々と食べていましたが、滞在中夜のTirtaの夕飯時はいつもがらがらでした。
![]() | ![]() |
料理が意外とお腹にたまったので、腹ごなしにジムで少しトレーニングをして汗を流しました。今日は買い物で予想外に時間をとってしまったので、明日はのんびりすごそうっと。
7月27日(火)
今朝も6時起床でカメラを持ってジョギングに出かけると、今朝も水平線の雲の切れ間から太陽が昇ってきました。走っている人は少ないけれど、写真を撮っている人は大勢います。朝食の間、今日も怪しい雲がわいてきましたが、雨にはならず日が差してきました。
![]() | ![]() | ![]() |
今日はのんびりするぞ!というわけで、ホテルの建物側のいすを確保しました。こっちだと海も見えるし、建物で日陰になるし、どうして今までこちら側のいすをとらなかったのだろうと思いました。本を読んで、うとうとして、暑くなったらプールに入って…、朝たっぷりと食べたから、お昼はチョコとジュースでいいや。
![]() | ![]() | ![]() |
午後になるとだんだんと風が強くなり、気温も上昇してきました。14時過ぎにジムで軽く汗を流してシャワーを浴びました。いったん部屋に戻ってコーヒータイム、16時に小腹が空いたので、昨日散歩に行ったときに見つけたローカルエリアの屋台でアヤン(鶏肉)バクソー(Rp.10K)を食べました。そしてホテル前のビーチに戻って、ビーチのいすに座って夕暮れで色が変わっていく海を眺めながらハッピーアワーだ。
17:30、散歩しながら夕食の場所選び。パラヒャンガンの先の交差点を左に曲がって少し歩いた道路の反対側に、きれいめな店舗で、入り口にメニューと料金を出しているワルンがありました。よし、ここにしよう。まだ時間が早いので客は私一人でした。
![]() | ![]() | ![]() |
ナシ・チキン・チャプチャイ(Rp.20K)、ベジタブルサラダ(Rp.15K)を注文、お通しじゃないけれどナッツがたっぷりと出てきました。サラダの方はどうこう言う味ではないけれど、チャプチャイはGood! 店内に張ってあったポークリブ(Rp.30K)も追加で注文、これも味噌味のたれがかかっていて、肉も軟らかくて「うまい!」。合計Rp.65Kで大満足でした。
帰り道、道路を渡るときに道に落ちていたブロックの塊に気づかず、つまずいて思いっきり転んでしまいました。膝をすりむいて、足の親指がずきずき痛みます。夜道を歩くときは足下注意です。
![]() | ![]() | ![]() |
今日はホテルでレゴンダンスのディナーショーがあります。部屋のベランダからステージが少し見えるのです。18:30からとなっていますが、45分になってもまだ始まりません。19時になってやっとガムランの演奏が始まりました。
ベランダに出てガムランの生演奏を聴きながらコーヒータイム、20時になるといよいよレゴンダンスが始まったようです。ベランダからはよく見えません(あたりまえ)。庭に降りてステージの外から少しだけ見せてもらいました。ちなみにこのディナーショー、Rp.150K+税サです。
![]() | ![]() | ![]() |
7月28日(水)
昨夜は蚊が部屋に紛れ込んできて、熟睡できませんでしたが、いつもどおり6時に起床!昨日転んで痛めた足は、走るのには大丈夫そうなので、今朝もジョギングに出発!相変わらず走っている人は少ないけれど、日の出待ちの人は大勢いました。
部屋でシャワーを浴びて、朝食タイム、そういえば今回は入り口でしっかりと部屋番号をチェックしています(あたりまえか)。エッグコーナーには、焼き方のリクエストするときになんていっていいかわからない人用に絵で説明が描いてありました(かわいい!)。海に面した席で食べていると、今年もリスがおこぼれをもらいに木から下りてきました。
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() |
とりあえずプールのいすを確保、去年ほどではないけれど、いす取りが早くなってきました。膝をすりむいてしまったので、プールには入れません(涙。ひたすら読書に励もうと思いましたが、昨夜の寝不足からか、ほとんど寝て過ごしていました。風はあまり当たらないけれど、足が冷えてきます。午後はビーチに場所を移すと、風がよくあたり涼しいくらいでした。
15時のおやつを食べに、昨日の屋台にいきました。今日はローカルも少なく店は暇そうです。バクソーを今日は春雨にするか麺にするか聞かれたので、麺にしてもらいました。昨日、サンバルを入れすぎて、さすがに辛すぎたので、今日はひとすくいだけにするとちょうどいい辛さ加減でおいしくいただけました。
![]() | ![]() | ![]() |
ホテルの外をうろうろ歩きながら今日の夕飯をどこで食べるか考えていましたが、結局パラヒャンガンで食べることにしました。ホテルに戻ると、今日もBamBoo Barが賑わっていました。ビーチの夕暮れを見られるのは今日が最後なので、ゆっくりと暗くなるまでビーチチェアに腰掛けて最後の夜をぼんやりと過ごしました。
7月29日(木)
いよいよ帰国の日、でも朝から走ります。朝食も最後なので、ゆっくりと、いろいろなものを食べてみました。さすがに満腹すぎです。14時にチェックアウト、今回はツアー特典のディナー以外、ホテル内で飲食していないので支払いはなし!15時には約束通り旅行会社のスタッフが迎えに来て、いざ、クタに向けて出発です!
空港出発まで時間を過ごすパラディソホテルは一言で言うと「豪華」、一泊いくらするんだろう?
ツアーデスクに通され、ツアー特典のフットマッサージの時間だけ確認すると、後はフリーです。
○大きい荷物は出発までツアーデスクで預かってもらえます。
○ツアーデスクに置いてある水やお茶は自由に飲めます。
○お願いしたらホテル内にあったガルーダインドネシアのカウンターでチェックインをしてもらえました。
初めてなのでまずはホテル内の探検です。広い、豪華、プールが入り組んでいる…、ホテルからはビーチにはどうやっても出られなかったので、ホテルの外に出てビーチに向かうことにしました。
お店が建ち並ぶ道をビーチ方向に歩いて行くと、出られました、クタビーチ!サヌールと違ってすごい賑わいで、お店もたくさんあります。その分、ホテル前のビーチはプライベート感は全くなく、ごちゃごちゃと人がいました。
ビーチの屋台でご飯を食べようとうろうろしましたが、なんとなくパス、町中に戻ってうろうろしましたがどこもお値段が不安です。結局、安心のマクドナルドでバーガーセットを食べました(へたれです)。
そのあと、DFSに行きましたが、特に買うのものはないので、一巡りしてホテルのツアーデスクに戻りました。私には、クタの雑踏はもう無理です。
フットマッサージの時間までツアーデスクで本を読んで過ごしました。20時近くになると他のツアーの女性2人が合流し、フットマッサージに案内されました。別々の豪華な個室に通され、30分間マッサージを受けました。終了すると女性はもう先に戻っていて、私も戻るようにいわれましたが、ホテル内は迷路です。ホテル探検をしておいたから帰り道がわかりましたが、方向音痴の人はいきなり放流されても戻れないよ。
21時に空港に向けて出発、私はチェックインを済ませてあるので安心です。むしろ空港でまた待ち時間が…。思った通りチェックインカウンターはまだ開いていませんでしたが、係の人に聞いてみると「あなただけ特別(ほんまかいな)」とかいいながら列に並ばせてくれて、カウンターで荷物を預けることができました???帰りの便も1時間近く遅れ無事成田に到着しました。
後日談
帰国してまもなく梅雨明けしました。1週間ほど毎日夕立が降って、夜は涼しくなりましたが、その後、猛暑、酷暑続きで、いつも通りバリ島より暑い日本の夏でした。