
ヤマボウシ(山法師)
別名:ヤマグワ(山桑)/イヌグワ(犬桑)/ノグワ(野桑)
その他別名 | トリアシ(鳥足)/ダンゴイバラ(団子茨)/ツミ(柘・柘桑・豆美・豆弥)/ツミノキ(豆美乃木) |
科属名 | ミズキ科/ミズキ属 |
分類 | 木本/落葉高木 |
花期 | 花:5〜7月/実:9〜10月 |
花色 | 花:淡緑・白・桃/果実:赤 |
原産 | 日本(在来種)・台湾・朝鮮半島・中国 |
学名 | Cornus kousa/Benthamidia japonica |
英名 | Kousa dogwood/Japanese Dogwood/Kousa Tree/Japanese Strawberry Tree |
漢名 | 四照花・山茘枝・野茘枝 |
花言葉 | 友情 |
備考 | 開花は近縁種のハナミズキよりも1ヶ月遅い。4枚の花弁のように先の尖ったものが総苞片で長さ3〜8cmほど。これには昆虫などを花へ誘引する役割を持ち、本当の花は総苞片の中心にある淡い黄緑色の球体で30~40輪の小花からなる。この集合花を法師の頭に、総苞片を頭巾に見立て、かつて山法師と呼ばれた比叡山延歴寺の僧兵に因んで山法師と名付けられた。学名は材質が硬い事から、「Cornus(ラテン語で角の意味)」に由来。「kousa」はかつて箱根地方の方言で山法師を「クサ」と呼んでいた事から。果実は食用になり、桑の実に似ている事からヤマグワ(山桑)とも呼ばれる。因みに実がなるのはハナミズキよりも早い。上に伸びる枝と横に伸びる枝を出し、毎年それを繰り返して独特な美しい扇状の階段状樹形をつくる。 |