DDESat32 トラブル解決集 「SatPC32 + DDESat32」 をインストールする際、多くのトラブルが連続しました。 ここに備忘録としてまとめておきます。このトラブルを解決するため、JE1CVL局 に全面的に助言をいただきました。ここに感謝をいたします。なお、この実験は まだ入り口に立ったにすぎず、さらに継続して実験を続けていく必要があります。 【参照】SatPC32フォルダ内 Manual.htm および、 http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr773.htm http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/ddesat32.pdf 1. DDESat32 は、どこにインストールされるのか? DDESat32本体は、C:\Program Files\DDESat32\ GSCpath.SQF は、C:\Documents and Settings\・・・\Application Data\DDESat32 エディタで、GSCpath.SQF を "C:\wisp\gsc" と書き換える。 C:\Documents and Settings\・・・\Application Data\SatPC32\DDESat32 内にも GSCpath.SQF があるが、これは手を付けない。 2. DDESat32 を何度起動しようとしてもこのメッセージ。 DDESat32 より先に SatPC32 をインストールし、3.以降の設定を行う必要あり。 3. SatPC32 - Setup - Rotor Setup 実験なので、 Rotor interface は任意。 Settings は、Helpの上にある欄に入力。 設定後、2箇所ある Storeボタンをクリック。 4. SatPC32 - Setup - Radio Setup 5. SatPC32 - Setup - Configurations Config.1 にチェック - OK - Longi/Lati 値入力すると、 次の "ServerEasyComm1" 入力画面がポップアップする。 (疑問) 一度設定すると、この画面が再現できない? --->解決。上記 3.番で 2箇所 Storeボタンをクリックする! 6. SatPC32 - Satellites - Souce Files 選択 - Update Keps クリック 7. いよいよ、DDESat32 起動。 > The program can not be started more than > once concurrently with SatPC32 or Wisat32. > DDESat32プログラムは、SatPC32 あるいは Wisat32 と同時には実行できない。 従って、1.〜6. で設定した SatPC32 をいったん閉じる。 8. めでたく DDESat32 が立ち上がった。(事前に WiSP32 を、15.インストール済) WiSP32(GSC) が起動していなくても、DDESat32 を起動すると GSC も同時起動。 9. DDESat32 の Satellite欄に、衛星名を表記(SatPC32と連動?)する方法が不明。 (課題) DDESat32 と SatPC32 のリンク設定が不充分なのか? (下記15. 解決) 10.とりあえず、GSC を閉じる。 > The DDE link to GSC has been canceled, > Why DDESat32 quits. > GSCへのDDEリンクがキャンセルされた。 > DDESat32 を終了する。 上のメッセージは正常な状態で、特に気にする必要はない。 注意:"DDESat32" だけを閉じようとすると PC が固まってしまうので、注意。 必ず、SatPC32 あるいは GSC から閉じるようにする。(自動的に一緒に閉じる。) 11.必ず "DDESat32" は、SatPC32 あるいは GSC から閉じるようにする。 手順を間違えると、次のメッセージが現れ、次回の起動に支障を来たす。 > Error loading Cat server program, make sure that the benotigten > CatServer32 and auxiliary files in SatPC32 directory. > Catサーバプログラム読み込みエラー。 CatServer32 と SatPC32 の > ディレクトリ内の補助ファイルを、必ず確認すること。 繰り返し注意する。 必ず "DDESat32" は、SatPC32 あるいは GSC から閉じるようにする。 手順を間違えると、次のメッセージが現れ、次回の起動に支障を来たす。 12.万が一、"DDESat32" から閉じてしまって支障が出た場合は、いったん DDESat32 をアンインストールし、改めて再インストールすること。 (1) Ctrl + Alt + Delete で、DDESat32 を強制終了。 (2) スタート→コントロールパネル→プログラムの追加と削除 で、DDESat32 を削除。 (3) DDESat32 を再インストール。 13.WiSP32(GSC) から DDESat32 を起動する方法。 (1) GSC - Setup - Programs - 各設定 (2) GSC - Programs - DD等 をクリックして DDESat32 起動。 14.DDESat32 Satellite欄に衛星名や その他 衛星情報が連携表示させるため には、WiSP32(GSC) を正しく設定する必要がある。次の 15. を参照せよ。 15.WiSP32 all settings "SatPC32 + DDESat32" を動作させるために、事前に WiSP32(GSC) を正しく 設定しておく必要がある。そして衛星が可視範囲に来た瞬間に、GSC からの 指令が DDESat32 に連携して伝わり、ローテーターが制御できるようになる。 SatPC32 の作者 DK1TB局、および DDESat32 を制御するためのインターフェ ース, ST2-RS232, ST2-USB の情報を開拓し作成された JE1CVL局に感謝する。 WiSP32(GSC) に必要な設定は、次の URLに全て記載してあるが、ここに補足 として全ての設定を、28個のスクリーンショットにしてまとめてみる。現在、 GSC, MSPE, VIEW-DIR, MSGVIEW, PROCMAIL, MSGMAKER, UPDKEPS から構成さ れる WiSP を必要とする衛星は存在していないが、これらを手順どおり設定 することにより、衛星アンテナ追尾から無線機周波数制御まで完全自動制御 が実現できる。 http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/whatwisp.htm http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wispinse.htm http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wisphint.htm http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wispinfo.htm16. WiSP DDE Client 次のサイトから 「wispdde.exe (WiSP DDE Client 4.2.2)」 をインストール。 "SatPC32 + DDESat32" と全く同様の動作をする。WiSP(GSC) からローテータ を直接制御するには、"WiSP DDE Client" の方がソフト的には扱いが簡単か もしれない。このあと インターフェースをどうするかが検討の余地がある。 http://www.amsat.org/amsat/ftpsoft.html#win-wisp
(0) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) (21) (22) (23) (24) (25) (26) (27)