診療時間
健診は6-7ヶ月健診・9-10ヶ月健診・板橋区1歳6ヶ月です
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00-10:30 | 診療 | 診療 | 診療 | 診療 | 診療 | 診療 |
10:30-11:30 | 予防接種 | 予防接種 | 予防接種 | 予防接種 | 予防接種 | 診療 |
11:30-12:00 | 診療 | 診療 | 診療 | 診療 | 診療 | 診療 |
14:00-14:30 | 休 | 休 | 休 | 休 | 休 | 休 |
14:30-15:30 | 診療 | 健診 | 診療 | 休 | 健診 | 休 |
15:30-18:20 | 診療 | 診療 | 診療 | 休 | 診療 | 休 |
休診:木曜午後・土曜午後・日祝日
小児科・アレルギー科
- 子どもの病気は大人の病気とはたいぶ違います。
- 子どもだけにみられる病気がたくさんあり、治療法も大人と違います。
- 子どもの病気や心の健康の専門家として、目や耳、皮膚についても、まず任せて下さい。たいていの問題は解決できますが、耳鼻科や皮膚科などで診てもらう必要があれば紹介します。
- 子どもたちの健康を守るために予防接種や乳幼児健診もしています。
- 予防接種は大概予約なしで接種できます。
- 乳幼児健診は栄養士さんもサポートしています。
- アレルギーの舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)はお任せ下さい。
- 食物アレルギーについてのご相談も承ります。
- おねしょの相談も承ります。
- 主な紹介先病院は、日大板橋病院、豊島病院、帝京大学病院、練馬順天堂病院、都立大塚病院などです。
- 区立大谷口保育園、ひまわりキッズガーデン、ひまわりベビールーム、にじいろ保育園小茂根の園医をしています。
- 区立大谷口小学校の校医をしています。
- 病気を治すばかりでなく、子どもたちの健康・安全・生活など子どもを取り巻くすべての事柄についても考えたいものです。
乳幼児健診
予約制
- 健診中は予防接種はできません。
- 付き添いの方は1名のみ
- 栄養士による栄養相談
- 6〜7ヶ月:腹部超音波検査
- 板橋区1歳6ヶ月:視力検査と発達調査
対象
- 6-7ヶ月健診(23区ならOK)
- 9-10ヶ月健診(23区ならOK)
- 板橋区のみ1歳6ヶ月
- 上記の健診以外は自費扱いとなります。
- 入園・入学健診ではありません
日時
- 火曜:14:30〜15:30
- 金曜:14:30〜15:30
予約方法
- ネット
キャンセル
- 体調悪い場合早めにキャンセルして下さい
事前確認
- 前日までに予約確認のお電話をします
予防接種
予診票と母子手帳を持参してね
- 定期接種ワクチンの予約は基本不要。
- ロタワクチンはロタテックです
- BCG接種(月~金曜)要予約
- 接種の無料券は都内でしたら他区でもOK
- 板橋区以外の他区独自の無料券などは使えません
- 大人や定期接種以外のワクチン接種もOK
- 在庫のないワクチンは、前金が必要です。
予約が必要なワクチン
- ロタリックス
- ヒブワクチン
- A型肝炎
- B型肝炎大人用
- 髄膜炎菌ワクチン
- 3種混合ワクチン
- 帯状疱疹予防ワクチン・シングリックス
- 破傷風ワクチン
- 狂犬病ワクチン
- 不活化ポリオワクチン
時間帯
- 月~金曜日午前10:30~11:30
- それ以外の時間帯も接種OK(健診を除く)
- 10〜12月の土曜日は0歳児での複数ワクチンを接種する方はお断りしています。
接種間隔
- 生ワクチン同士の接種は27日以上あけます
- 他の不活化ワクチンとの接種間隔に制限なし
- ロタワクチンは別の生ワクチンとの間隔をあけなくてもよい
- 同じワクチン同士は、接種間隔を守ってください。
- ワクチンによって、各々の接種回数、接種間隔が異なります。
- 複数のワクチン同時接種は大丈夫です
- コロナワクチン接種とは前後2週間あけてください
- コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は可能ですが、インフルエンザワクチンは単独で接種します。
うっかりして次の接種を忘れた
- ワクチンは可能な限り、推奨された接種スケジュールで接種して下さい
- 事情により接種間隔が予定されていたスケジュールよりもあいてしまっても抗体価が減少することはありません。
- 期待される予防効果を得るためにには、決められた接種回数を接種して下さい。
- 接種間隔があいても1回目から接種しなおす必要はありません。
任意接種のワクチンは受けなくてもいいの
- 任意接種の病気も子どもの命にかかわる病気であることに変わりがありません。
- 任意接種の費用は自己負担です。金額はさまざまです。家計にはちょっと重荷ですね。
- でもワクチンをしないで、病気にかかって重症になってしまったら、通院や入院などによる経済的・精神的負担は小さくありません。
- お仕事にも支障をきたすことがあります。
- 何よりも子ども自身が一番つらい思いをするのです。
- もし後遺症が残ったり、命を落としたりしたら大変です。
- お金がかかるのは事実ですが、接種して子どもを守って下さい
インフルエンザワクチン
- 2024年10月1日から2025年1月1末日まで「板橋区在住の生後6ヶ月から高校生」は1回2000円の助成があります。2回接種の方も1回2000円の助成があります。
- 板橋区在住を示すもの、例えば板橋区の乳幼児医療証、板橋区の子ども医療証、板橋区の高校生医療証などを窓口に提示してください。それ以外の方は全額自費です。
- 接種時期が近づきましたら、板橋区の助成対象者は受け付け窓口にある区独自の予診票を配付していますので、事前に記入の上接種に来てください。
- 2024年から1回3500円となります。
RSウイルス母子免疫ワクチンが登場
- RSウイルスは世界中に広く分布しており、生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%がRSウイルスに感染します。
- 乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%がRSウイルス感染症によるとされています。症状は感冒様症状から下気道感染に至るまで様々ですが、特に生後6か月未満で感染すると重症化することが示されています
- 日本では、毎年約12万~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、約4分の1(約3万人)が入院を必要とすると推定されていますが、有効な治療薬はありません。
- 月齢別の入院発生数は、生後1~2か月時点でピークとなるため、生後早期から予防策が必要とされています3。
- RSウイルス母子免疫ワクチンは母子免疫であり、妊婦に接種することにより母体のRSウイルスに対する中和抗体価を高め、胎盤を通じて母体から胎児へ中和抗体が移行することで、乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患を予防します。
- 妊娠24~36週の妊婦に1回0.5mLを筋肉内に接種します。
- ワクチンの有効性は、重度のRSウイルス関連下気道感染症に対して、生後90日で81.8%、生後180日で69.4%でした。
- 医療機関の受診を必要とするRSウイルス関連下気道感染症に対して生後90日で57.1%、生後180日で51.3%の有効性でした。
- 反応原性の注射部位疼痛などは、ワクチン群が多かったものの、ほとんどが軽度から中等度でした。
- 値段は31000円。
子宮頸がんワクチン:女子
- 9価ワクチン(シルガード9)は2023年4月から接種可能
- 4価ワクチン(ガーダシル)と受けた方も対象になります。
- 「子宮頸がんワクチン」はヒトパピローマウイルスワクチンのことです。
- 小学校6年生から高校1年生相当の女子
(小学校6年生の4月1日から高校1年生の3月31日まで接種可能です。) - <キャッチアップ接種>
- 【期間】
- 令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
- 【対象者】
- 平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女子
- 平成18年度生まれの女子は令和5・6年度の2年間
- 平成19年度生まれの女子は令和6年度の1年間のみ
2025年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できます。
○対象者:
- キャッチアップ接種対象者のうち、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
- 2008(平成20)年度生まれの女子で、2022年4月1日~2025年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方
○期間:キャッチアップ接種期間(2025年3月31日まで)終了後、1年間2026年3月31日まで)
子宮頸がんワクチン:男子
- 板橋区では小学校6年生から高校1年生相当の男子を対象に2024年4月から助成されいます。
- 無料。
- 予約(入荷が不安定なので、事前に予約をお願いします。2025年1月から
- 任意接種です。
- 子宮頸(けい)がんの主な原因として知られるヒトパピローマウイルス(HPV)。実は他のがんも引き起こすため、感染を防ぐワクチンの接種は男女ともに効果がある。HPVワクチンは子宮頸がんのイメージが強く、男性も接種が必要なことはほとんど知られていないが、海外では男性への接種が進んでいます。
- HPV感染が原因の一つとなるのは、喉の奥にできる中咽頭がん、肛門がん、性器周辺にイボができる性感染症の尖圭(せんけい)コンジローマなどです。
- HPVはありふれたウイルスで、男女問わず性交渉で感染する。コンドームを使っても完全に予防できないため、初めての性交渉の前にワクチンを接種することが重要になる。
- 男性への接種を進めることで、男性自身がHPV感染による病気のリスクを減らすだけでなく、将来のパートナーへの感染防止になります。
- 4価ワクチンの副反応は、疼痛(82.7%)、紅斑(32%)、及び腫れ(28.3%)などの局所反応と、発熱、頭痛などの全身反応があります。
- 「ガーダシル」(4価ワクチン)を合計3回接種します。
- 2回目は、1回目接種から標準的には2か月以上(最短で1か月以上)の間隔を空けてください。
- 3回目は、1回目接種から標準的には6か月以上の間隔を空けてください。
5種混合ワクチン
- 2024年4月1日から「4種混合ワクチン」に「ヒブワクチン」の成分を加えた「5種混合ワクチン」の接種を開始します。
- 「4種混合ワクチン」または「ヒブワクチン」を一度でも接種した方は、引き続き「4種混合ワクチン」と「ヒブワクチン」を接種します。4種混合ワクチン・ヒブワクチンの接種は2025年3月末までは予約無しで接種します。それ以降は予約が必要となります。
4種混合ワクチン・ヒブワクチン
- 予約が必要です
- 予約無しで来院された場合、在庫がなければ接種できません。
予約が不要?必要?
生ワクチン
- MRワクチン
- おたふくかぜワクチン
- 水痘ワクチン
- 帯状疱疹予防生ワクチン(ビケン)
- 帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス)は不活化ワクチンで要予約
- ロタウイルスワクチン→ロタリックスは要予約
BCG→月~金要予約
不活化ワクチン
- 4種混合ワクチン→要予約
- ヒブワクチン→要予約
- 日本脳炎ワクチン
- 小児用肺炎球菌ワクチン
- 乳児B型肝炎ワクチン
- 成人用B型肝炎ワクチン→要予約
- 2種混合
- 子宮頸がんワクチン
- インフルエンザワクチン(季節もの)
- 帯状疱疹予防ワクチン(シングリックス)→要予約
4種混合ワクチン・ヒブワクチン→要予約
3種混合ワクチン→要予約
不活化ポリオワクチン→要予約
A型肝炎ワクチン→要予約
狂犬病ワクチン→要予約
髄膜炎菌ワクチン→要予約
破傷風ワクチン→要予約
帯状疱疹予防ワクチンシングリックス→要予約
RSウイルス母子免疫ワクチン→要予約
高齢者肺炎球菌ワクチン→不採用
黄熱→不採用
腸チフス→不採用
舌下免疫療法
- アレルギー疾患の原因となるアレルゲンを、低濃度・少量から投与し、徐々に増量、高濃度へ移行させ、アレルゲンに対する過敏性を減少させる治療法
- 通常の治療法が抗アレルギー剤でアレルギーの症状を抑える対症療法であるのに対し、花粉症根治のための治療法
- 皮下注射による免疫療法と比べ、注射による痛みもなく自宅で治療ができるのが特徴
- 根気よく通院できるほどのモチベーションが必要
- 8割強に何らかの効果がありますが、2年続けても15%は無効です。
- 副作用がないわけではない。
- 治療期間最低3年間(できれば5年間)
- 治療前に、症状がアレルゲンによるものかの確定診断が必要
- 治療は長期間(3~5年)かかります
- 特に舌下免疫療法は、患者さんが自宅で毎日服薬を続ける治療であるため、起こりうる副作用やその際の対応も含め、患者さんご自身の治療法に関する十分な理解が重要になります。
スギ花粉症免疫療法
- スギ花粉症の舌下減感作療法「シダキュア」
- 開始時期はスギ花粉飛散時期はできません
- 開始時期は5月連休後〜12月末までの間
ダニ舌下免疫療法
- ダニの舌下免疫療法「ミティキュアダニ舌下錠」
- 「アシテアダニ舌下錠」もあります
舌下錠
- 舌下にて1分間保持した後は飲み込む。
- その後5分間はうがいや飲食を避けます。
副反応
- ミティキュアダニ舌下錠の副反応は63.6%
- 主な副作用は、口腔浮腫(16.9%)、口腔そう痒感(14.5%)、咽喉刺激感(12.9%)
- 重大な副作用としては、ショック、アナフィラキシーなどが挙げられていますが、きわめて少ない
おねしょの相談
- 夜尿症とは、5歳以上になっても夜寝ている間に無意識のうちに排尿してしまい、布団や寝具をぬらしてしまう状態をいいます。
- おむつが取れた後、ときどき布団を濡らしてしまうお子さんでも、6歳頃までにはほとんどみられなくなります。
- しかし、夜尿症と診断されるお子さんのなかには一晩に2~3回も繰り返したり、毎日おねしょをしてしまうお子さんがいます。
- さらに、日中もおしっこを少し漏らしてしまうなどの症状を合併しているお子さんも見受けられます。
- 特に小学校以降もおねしょをしていたご両親を持つお子さんは、なかなか治りにくい特徴があります。
- はじめての方は夜尿回数や夜尿の期間、起床・睡眠などの日常生活について質問に答えていただきます。
- 診察室ではお子様の診察前に、問診票に基づいて生活上の注意点や改善点、夜尿症の頻度や分類、家庭での検査法などについて説明します。
※土曜日午前は一般診療のお子さんが多いので、この時間帯は避けて下さい
夜尿症の治療で大切なことは
- 焦らず、怒らず、起こさず
- 夜尿症の治療には半年から1年近くかかりますので焦りは禁物!
- 夜尿について怒ることはお子様のストレスを増大し、治癒を遅らせてしまいます。
- 種々の薬物治療を組み合わせて治療していきますが、夜尿症で困っているお子さんの約2~3割は生活指導で改善することもあります
- 夜中に起こしすぎると睡眠のリズムを乱し、尿の量を減らすホルモンが減るため、寝ている間の尿量が増え、夜尿がひどくなる原因にもなります。
- お母さんが怒ったり、焦ったりせず、おねしょをしなかった朝に褒めてあげることを心掛けましょう。
生活指導とは
早寝早起きをすること
夕方から寝るまでの飲水量を減らすこと
夕食の塩分を控えること
夕食から寝るまで3~4時間以上あけること
湯船にゆっくり入ってお腹を暖めること
就寝前に排尿する習慣を付けることなど
治療は夜尿症の型を知ること
- 夜尿は、尿量と膀胱の大きさのバランスが崩れることにより起こります。
膀胱の大きさに比べて夜間の尿量が多い「多尿型」
尿量が普通だけれと、膀胱が小さくあるれてしまう「膀胱型」
その両方の「混合型」
- タイプにより治療法が異なります!
- 夜尿症のタイプを知ることが治療の第一歩
治療で効果あり、治れば自信に
- 夜尿は自然に治っていくケースが多いですが。。。。
- 学童期になると、夜尿のために子どもが自信をなくし、心理面や社会面、生活面に影響を及ぼすこともあります
- こうした影響がストレスとなって、夜尿を長引かせてしまうこともあります
- 年齢や夜尿の頻度を考えながら、医療機関を受診して下さい
- 治療を継続的に行うことで、夜尿の頻度を減らせたり、治療を受けていない場合より早く夜尿から卒業することができます。
食物アレルギー
(公財)ニッポンハム食の未来財団
- アレルギーの原因になりそうな食物を、乳幼児期にできるだけ食べさせないようにする親は多い。
- 食物アレルギーになるのを防ぎたいと思う親心だが、最近、「食べる時期を遅らせても、予防効果は低い」と言われている。
離乳食として食べさせて??
- 食物アレルギーは、特定の食材を食べた後にじんましんや吐き気などの症状が現れることを指します。
- 日本人の乳幼児の5~10%にアレルギーがあり、乳幼児期にアレルギーを起こす三大食物は鶏卵、牛乳、小麦。学校給食で死亡した事例もあり、・「アレルギーにさせたくない」との親の意識は強まっている。
- 子どもがアレルギーの原因食材を早くから食べ始めると、食物アレルギーになりやすいというのは、かつては世界共通の考え方だった。厚生労働省が2007年に定めた授乳・離乳のガイドラインでも「離乳食は生後5、6カ月ごろ、アレルギーの心配の少ないおかゆから始める」と明記している。
- だが、「小さなころから食べさせるとアレルギーになりやすくなるという医学的根拠はない」と指摘。逆に最近は遅らせると、むしろ食物アレルギーが増えるとの報告が多いという。
- 例えば、英国では、子ども640人を対象にした調査で、乳幼児期からピーナツを食べ始めた子の方が、5歳までピーナツを控えていた子より、ピーナツアレルギーになりにくいとの研究結果が発表された。
- 離乳食開始が遅めになっているのに、アレルギーが増えていることなどから、「食べ始めを遅らせても、アレルギーの予防にならない」とみる。
食物アレルギーはどのように起こるのか
- 消化管ではなく、皮膚から
- 以前は、消化管から吸収された食品成分が食物アレルギーの原因になると考えられていた。が、最近は炎症により保護機能が低下した皮膚から食物成分が体内に入り込んで、アレルギーを引き起こすとの仮説が有力になっているという。
- 「食物の成分は、ほこりに交じる形で比較的多くあり、皮膚の状態が悪いほど体内に入りやすいと考えられる」と大矢さん。
- アトピー性皮膚炎の生後3カ月の子は、そうでない子に比べ、食物アレルギーの可能性を示す値が高く出る率が6倍になるとの英国の研究結果が昨年報告されている。しかも重症になるほど、その確率は高まった。乳児期に湿疹を経験した子は、食物アレルギーになる危険性が高くなることを示すという。
- 乳製品や小麦、卵のような食材は、とても一般的でいろいろな場所で使われるため、空気中にもその成分がたくさん存在しています。
- 肌が荒れていると、バリア機能が弱くなっているため、こうした成分を皮膚から取り込んでしまうのです。
- 体は皮膚から入った成分を危険なものと認識しますので、小麦等を「危険なもの」を認識していまいます。そうした状態でその食品を口から食べると、体は危険を排除しようとして激しく反応します。これがいわゆるアレルギー症状です。
- 子どものスキンケアをしっかりして、皮膚の保護機能を低下させないよう心掛けることが大切です。
肌のバリア機能を鉄壁にすることが予防になります
- 皮膚は本来、外の物質を体内に入れないためのバリアとなっています。
- 少しでもカサカサしていたり、赤くなっていたり、ひっかいて傷があったりする場合には、バリアの働きが弱まり、いろいろなものが体内に入ってしまうことになります。
- 食物アレルギーにならないためには、肌のバリア機能を鉄壁に保つことが大切です。
- 肌のカサカサといった症状を軽くみて放置するのではなく、
- 保湿剤などできちんとケアをしてください。
- 傷などがある場合は薬で治療し、治ったあとは保湿をするようにしましょう
食物負荷試験とは
- 食物アレルギーと正しく付き合うには、「本当に食べてはいけない食物」を正しく知ることから始まります。
- 血液検査が陽性であっても、お子さんの成長とともに食べられるように体が変化していることも少なくありません。
- お子さんのこれまでのアレルギー歴や血液検査等をもとに、対象食物を少しずつ経口摂取して「食べることができるようになったか(耐性獲得)」や「本当に食べてはいけない食物」であるかどうかの検査(経口負荷試験)が最終的に必要です。アレルギーの程度がごく軽いお子さんは当院でも実施します。
- アレルギーの程度が強い場合またはそれが予想される場合、このアレルギー検査を行うにあたり、お子さんにショック症状が出現しても迅速に対処ができるよう入院に準じた検査ができる医療施設を紹介します。
入園・入学時健診
- 電話予約して下さい
- 一般診療時間内
- 保育園入園前健診
- 私立学校入学前健診
- 事前に健診内容をお知らせください。
- 有料(内容によって料金が異なります)
- 大人の入社前健診はしていません
実施できる検査
- 簡易聴力検査
- 簡易視力検査
- 胸部単純レントゲン写真
- 尿一般検査
- 血液一般検査