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 七つの会議 
[ENTERTAINMENT]
2019.02:日本映画(東宝)
監督:福澤克維   原作:池井戸潤「七つの会議」
出演:野村萬斎及川光博朝倉あき香川照之片岡愛之助
橋爪功世良公則春風亭昇太勝村政信藤森慎吾岡田浩暉小泉孝太郎
北大路欣也木下ほうか鹿賀丈史役所広司
立川談春音尾琢真土屋太鳳吉田羊溝端淳平
橋本さとし緋田康人井上肇/他
2月1日はファーストデイ、映画の日です!でも平日
いろいろやりたいことがありまして、有給休暇の計画消化!
(取れとは言いつつ、取れない?でも取らないと問題ゆえ、計画的に…)
当然、映画も観に行きます
2月1日はいろいろな映画が公開されました
どれにしようか?見比べて…まあ、あっさりと決まりましたね!

【STORY】
都内、中堅メーカ・東京建電の大会議室、今朝もまた様々な声音が飛び交う営業会議
意気揚々と成果を発表する声、ノルマ未達で口ごもる声、そして何故か居眠りのいびき!
そのいびきの主・八角民夫(やすみたみお)
鉄道・航空機の部品を扱う花形・営業一課にいながら、いわゆる“ぐうたら社員”の万年係長
“居眠りハッカク”とあだ名されている男、それを全く意に介さないどころか…
怒号の主で徹底した結果主義で絞り上げる…鬼と恐れられる営業部長・北川誠も八角には何も言わず?
華の一課に相反、親会社の型落ち商品を押し付けられてばかりの二課・課長の原島万ニは首を捻るばかり
納得がいかかないのは、北川の信頼熱い営業一課課長・坂戸宣彦としても同じ
一課は35ヶ月連続ノルマ達成という輝かしい成績を出しているが…八角は最低限のノルマしか果たさない
あまつさえ大事な会議で係長としての補佐もしないどころか、いびき
大事なコンペを目前にして…休暇届の申請!怒る坂戸課長
引き千切った休暇申請を八角の頭にかける!
社員の当然の権利!「訴えてやるよ、パワハラで」!、苦笑する周囲、不気味に笑む八角
まさかの…坂戸課長に言い渡された人事部付けの人事異動!パワハラ認定!
これが認められるなら北川部長の振る舞いはパワハラ以外の何物でもない!?
しかし北川がエースの坂戸を簡単に切ったのはおかしい?
その裁定に騒ぐ社員達、後釜を命じられたのは二課の原島!
成績も振るわず結果も出していない気弱な二課課長なのに…花形・一課長に!?
坂戸との引継ぎ、紹介される何でも知ってる事務所員・浜本
(寿退職目前…本当は社内不倫に疲れて退社を選択)
連続ノルマ達成も途切れる展開、北川部長に怒鳴り続けられることに変わりなし、嘔吐!
腰掛けた椅子が壊れて転倒する醜態をさらしてしまう、嘲笑の渦
ただ八角と北川だけが笑っていなかった
その矢先、八角の独自判断で…椅子のネジの発注先を変更!
コスト高が理由で坂戸が切った会社“ねじ六”に再び?
経理課で接待の領収書を処理していた課長代理・新田雄介、不審に思って…
営業vs経理、どこでもある展開、営業を叩く材料!役員会議に…準備
退職間際の浜本優衣…最後の最後に企画した“ドーナツの無人販売”(社内の士気を高めるため)
金を支払わないドーナツ泥棒に悩まされる、八角を犯人と疑っている浜本
またかつて営業一課で活躍も…北川に切り捨てられカスタマー室長(クレーム係)・佐野も…
クレームリストから、北川&八角を会社から追い出そうと画策する
しかしその新田と佐野も坂戸同様に突然の異動
八角と関わった者達が、不自然に飛ばされていく
退職を控え、怖いもの知らずの浜本、彼女に巻き込まれた原島が…八角を調べ始める
会社帰り、担当商品でもない自社製品の椅子を見に行く、中華街…女性に封筒を渡している八角?
八角が見ていた椅子?大会議室で使われていた…原島が座って壊れた椅子
佐野のクレームリスト、経理・新田が疑念を感じていたネジの転注
浜本&原島が辿り着いた仮説、そこに現れた八角、明かされる真実
全てを明かした八角、意を決して行動に出る!それにより招集される親会社ゼノックスの“御前会議”
ゼノックス副社長・田部、常務・梨田と対峙する…
東京建電社長・宮野、副社長(ゼノックスからの出向)・村西、そして八角
絶対的権力者・徳山が登場
想像を絶する秘密と闇が八角の手によって白日のもとにさらされようとしている、が…


映画の日、恐るべし!?平日初回なのに、座席は9割方埋まってましたね!
まああ、話題作ではありますが…
ということで「七つの会議」ですが
「下町ロケット」「陸王」他で有名な池井戸潤氏の原作によるもの
なんか弱者が強者に立ち向かう、痛快無比なものを想像します
今回もまあそうだと言えばそう
激烈な営業畑に、昼行燈の万年係長!?
しかしこの男何者?見ていくうち、だんだんと興味が湧いてくる、ただ者ではないことは確か
(今時、紙ベースの休暇申請には失笑した)
しかし世の中、そうは上手くいかないのが、今回
さあ責任者は誰だ?責任取ってもらおうか!となるはずだけど…どっこいそうはいかない
嘘をついているのは誰?
弱肉強食、食物連鎖!力があるのは自分の庭だけ!
もっと強者がいる!どこまでいけばいいの?上には上がいて、その上もいる!無限…
このままでは救いがないのでは?
ハッキリとここで説明しきれないのが残念ですね
溜飲が下がるような内容ではないことは確かです…その辺は承知のうえ、ご覧ください!
そうだ…本当会議が「7つ」あったかは未確認です
どれがそれに相当しているかは不明です!
しかし…凄い「顔圧」の映画ですね!アップ、アップ、アップ!
これでもかというくらいの豪華俳優陣である
これは予想していたことであるが、HPのデータ投入は大変なことになるだろうな!
ちなみに、嘘みたいだが…
当HPの「な」で始まる邦画の初である!ありそうでなかったな!1166本も映画観ているのにね!?
残るは「ぬ(洋・邦)」と「も(邦)」と「ん(洋・邦)」である!
公開初日の第1回(10:50)、156席の映画館で9割程度の入り(TOHOシネマズ渋谷 SCREEN1)
2011.09format



 ナミビアの砂漠 
[YOUTH]
2024 キネ旬[主演女優賞]:河合優実 
2024.09:日本映画(ハピネットファントム・スタジオ)
監督:山中瑶子
リレコーディングミキサー:野村みき
出演:河合優実金子大地寛一郎
新谷ゆずみ唐田えりか澁谷麻美倉田萌衣渋谷采郁中島歩
伊島空堀部圭亮渡辺真起子/他
「9月6日」上映開始で観たい(聴きたい)映画が多過ぎる(3本)!
明日は野球観戦だし、金曜日の夜(会社終わり)から1本観ます(聴きます)!
「ナミビアの砂漠」…監督・山中瑶子×主演・河合優実!監督に逆オファーしていた河合優実の念願叶った映画とのこと!
そこにリレコーディングミキサー・野村みき!彼女から今回作品の情報を貰ったので観に(聴きに)行く!
からの内容を調べるちいう通常の逆パターン!
ストーリーは…「いじわるで、嘘つきで、暴力的。そんな彼女に誰もが夢中になる!」
「世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ。」
「優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシに乗り換えて、新しい生活を始めてみたが…
次第にカナは自分自身に追い詰められていく。」
「もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか…?」
【日本映画で決して見たことのない女性像】の宣伝文句!
映画面白いといいな!
前回味噌がついたが「骨伝導集音器」3回目のチャレンジ!
どんな音を聴かせてくれるかな!楽しみにしてます!

【STORY】
美容脱毛サロンで働く21歳のカナ…世の中&自分の人生にも退屈、やり場のない感情を抱えたまま毎日を生きている
友人のイチカから元クラスメ イトが自殺した話を聞いても、他人ごとで頭に入ってこない…
気晴らしにと彼女をホストクラブに誘うも気が変わり、イチカを置いて最近仲を深めているクリエイターのハヤシと会うことに!
ハヤシとの夜のデートを楽しんだあと、自宅に帰ると、同棲相手のホンダが優しく迎えてくれる…
飲み過ぎて吐くカナを甲斐甲斐しく世話をするホンダ!ホンダは優しい!だけどもう退屈に感じてしまっているカナは…
刺激を求めてハヤシとの仲を深めていく!ハヤシからホンダと別れて欲しいと切り出されたカナ
「分かった」と答えたものの、出張から帰ってきたホンダを見つけると思わず飛びつくカナ
どこか様子がおかしいホンダだったが、急に“出張先で断りきれず風俗に行ってしまった”と打ち明けられる
平謝りのホンダと離れるには十分な理由ができたと心を決めるカナ!
ハヤシとのデート、ハナピをするカナ、カナのデザインしたイルカのタトゥーを入れるハヤシ
その日、アパートから着替えや冷蔵庫を運び出すカナ、ハヤシとの同棲を開始
新しい生活に心躍らせるふたりだったが…少しずつお互いのペースが噛み合わなくなっていることを感じつつも見て見ぬふり
ある日、ハヤシと喧嘩したカナは玄関を飛び出して階段から転落…車椅子生活になってしまう
反省したハヤシはカナの身の回りの面倒を見るが、カナの中ではハヤシを責める気持ちが生まれていく!
回復して職場に復帰したカナの前にある日突然ホンダが現れる
帰ってきて欲しいと迫るホンダにカナは「中絶した」と嘘をつく!
もうカナは自分のもとには戻らないという事実を受け入れられず地面に突っ伏して泣きわめくホンダを見て…
カナは半笑いで「へんな人」とつぶやく
ストレスフルな出来事が続いてカナのリミッターは爆発寸前!次第にイライラをコントロールできなくなる
ハヤシに依存する一方で、ハヤシを罵り、暴力を振るい、取っ組み合いの喧嘩をしてはまた仲直り
もがき、ぶつかっていくカナは、自分の居場所を見つけることができるのだろうか…?


21歳女性の“ざわめく心”に音を付けるとこうなるか!野村みきさん、ご苦労様です!今回も攻めましたね!
最初は困惑したが、映像に合わせた混乱かつ複雑な動きなのね!
今回「骨伝導集音器」問題なく使えました!ので、音環境は楽しめました!
(単純に、無駄に光る部分を黒ビニールテープで塞ぎました)
事前に映画館の方にも光らないの確認してもらい、かつ、私が座る席を申告しておきました!
(特に問題なかったようです)
音を除く映画の感想?
山中瑶子監督作品を観て、俳優を目指したという河合優実がタッグを組んだらこういう映画となりました!
(これで河合優実さんは目的を果たしたのでしょうか?)
私のような年齢の男性が何か書くと女性から「分かった気にならないで!」と言う声が飛んできますね!ゆえに「ノーコメント」とです!
何か書けば、一文一文に反論が帰ってきそうです!
と言いつつ、全編を通して脇を走る別の側面が透けて見えてきて…
もしそれを意図してるとしたら不愉快であるが・・・それは考えすぎか?
「未来永劫、謝り続けなければいけないのか?」
「周囲を見下した自分の居場所探し?」
公開初日の第3回(19:00)、268席の映画館で3〜4割程度の入り(Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下7F)
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