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アンサンブル・アメデオ 第20回定期演奏会
パンフレットより

Ensemble Amedeo The 20th Regular Concert
〜 Happy Anniversary! 〜
2004年1月24日(土)17時30分開演
於:文京シビックホール 大ホール
 


アンサンブルアメデオ第20回定期演奏会のご案内


ついに20回というべきか、ようやく20回というべきか・・。思えばアメデオの歩みは、マンドリンでいったいなにができるのでしょうか・・ということの試行錯誤と挑戦の連続でありました。やりたいものをやってしまいましょう!ということで一気に駆け抜けてきた感があります。そして、音楽を興じる仲間がここまで集まってこれたということが、なによりかけがえのないことだと思っています。

さて、アンサンブルアメデオ第20回定期演奏会、今年のゲストには、小川典子さんをお招きします。
典子さんは第17回定期演奏会のときにガーシュインで切れ味のいい、まさにのりのりの演奏を披露してくださいました。ぼくたちも練習のときからすっかり魅了されてしまい、たくさんの音楽を分けてもらいました。今年はまだ典子さんは練習には登場されていませんが、もういまからみんなその日をわくわくと待ちわびています。いまや世界中で活躍されている、おそらくもっとも多忙なピアニストのお一人、今回は、彼女の得意ナンバーでもあるラフマニノフを共演します。じつはラフマニノフは典子さんのお母様からも打診がありました。マンドリンでラフマニノフを、というのは当初は戸惑いもありましたが、いろいろ議論を経た末に「いい曲だからやろう!」ということになったのでした。全編ロマンティシズムとリリシズムに溢れ、それでロシアの雄大な大地をも彷佛とさせるラフマニノフのときめきの世界をどうぞたっぷりとお楽しみください。われわれはロシアのバラライカの震えるようなトレモロを意識して、ひと味違ったラフマニノフをお届けしたいと思います。

ラフマニノフを挟み、冒頭にはチャイコフスキーの「イタリア奇想曲」を取り上げました。これはアメデオ初演ということになります。チャイコフスキーのイタリアは単にのどかなイタリアではないようです。イタリアの憂鬱、イタリアの情熱、もちろんイタリアの陽気、乾いた風、抜けるような青い空、マカロニウエスタン(?)そうした、いろいろな表情をとらえています。ひょっとすると技術的には今回もっともチャレンジングな曲になったのかもしれません。どこまでいけるでしょうか・・・。

終曲は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」。じつはこの曲がまっさきに決まりました。第10回定期演奏会でも演奏しましたが、もう一度弾いてみたいということと、節目にはふさわしいだろう、ということで再演が決定しました。前回は弦楽だけのバージョンでしたが、今回は管楽器も加わります。この曲はおよそ人間の喜怒哀楽というもの、あらゆる感情が詰まっているように思います。次から次へと、めくるめくまさに七変化のような曲で、連続する変わり舞台を見るようでもあります。いま全力を投入して「展覧会の絵ランド」というテーマパークを構想中であります。「展覧会の絵ランド」のシンボルは、なんといっても「キエフの大門」であります。3つの巨大な鐘がぶらさがり、夕暮れになると鐘が園内いっぱいに鳴りわたるのであります。アトラクションの全てはここではご紹介しきれないのが残念ですが、お薦めのものは「古城の船漕ぎ」。ここは霧がかなり濃いので走行にはくれぐれもご用心あれ!迷宮に迷いこんでしまい戻ってこられなくなることもありますから…。極め付けはなんといっても「ババヤーガのジェットコースター」でしょう。振り落とされないようにご用心あれ!「グノームスのお化け屋敷」っていうのもありますが、これは心臓に自信のない方はご遠慮いただきたい…… という具合になんとか定演の日までに開園できるよう準備をすすめていますが、これもなかなか取り組みがいがあります。ひとすじなわではいきません。

というわけで、演目はたった3曲されど3曲ということになりました。今年の新しい取り組みとしては、パート別に打ち合わせをしたこと、管パート標準編成として「ファゴット」が加わったことなどがあげられます。
そして、今回新しいホールになります。「文京シビックホール」というところです。その昔、マンドリンの音楽会といえば「文京公会堂」というのが定番でした。その地に蘇ったホールで演奏します。1800人も入る会場ですが、是非満席の音楽会にしたいと思います。 みなさん、どうぞ奮ってご来場ください。
アンサンブルアメデオ 一同



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