![]() |
![]() |
最近、少々でかい「お買いもの」をしました。とうとうパソコンを買ってしまったのです。この7月、引っ越しをして本・CD類の段ボールの整理ががまだ残っているというのに、どーしても欲しくなって、買いに走ってしまいました。
もうwindows98になるという世の中なのに、買い時さえ見極められないビギナーです。えーい、買ってしまえ〜、中身が変わったらまたその時にどーにかすればいいやーというノリでした。このけんまでもパソコン持ってる方が結構いらっしゃるようで、私も後に続きました。
(でも未だによくわかっていないんです)
私の勤める会社では、昨年からインターネット、社内外宛のメール送信が可能となった。
しかし私は事務職のため、仕事で通信をすることは現場の人より少ない。(パソコンを使ってのデータ入力・帳票印刷はよく行うが)そういう中で通信メニューを使用するのは少々目立つことになる。
使用可能となったとき、「これからは、非生産系でも、敬遠することなくおおいに使い、使うことで慣れてください」と上から説明があった。
(パソコンがまるっきりダメな役職のヒトも存在するのだ)
その言葉通りに、しっかり私用も済ませていた。
といってもそういうことは昼休みや残業簿をつけ終わったあとの時間外にしていたし、出来るだけ公用としても、現場への連絡など意識して増やすようにしていたが、このけんまやOB会・仕事で使用している社外の友人達とこそこそと(!?)やりとりをしていたら少々のクレームが付いたようだ。
「‘システム管理者は、アクセス状況を見ようと思えば見ることが出来る’(別にあえて見るということはプライバシー侵害になるから実はしないけれども、というイミ)と言っていたので(→これを言ったのはさらに上の階級のヒト、と言っておこう)気をつけてください」というようなことを上長に呼ばれてこそっと言われた。
(何よぉそー言う自分だって去年野茂くんの登板のときいそいそとインターネットで検索してたくせして!それにしても、ケチくさい階級者よのう!)
しかし、「会社で使えるようになった」と言うと「じゃあ、会社から今度テストで送るね〜」という友達あり、「じゃあさっそく大学OB会の連絡係をよろしく〜」というOBあり、多い時期はトータルで20人ぐらい、連日1〜2通のペースでとっかえひっかえやりとりしていた。その合間に佐野元春さんのホームページなども見ていたらさすがにそれはヒンシュクかなぁとほんのちょっとだけ反省(こらこら)。
‘現場’のほうが、対外的に送信したり、情報を得たりすることが圧倒的に多い。(編集業だと、著者の先生と連絡を取り合うから。あっ、またも業種がバレバレですね)
しかし、その現場の人間のほうが、仕事の合間に「ごはん食べにいこ」といったたぐいのメールなんかも飛ばしたり、仕事に関係ないホームページを見たりしているということも人づてに聞いた。
もうン年もいるから、上から何か言われようが気にはならないが、(ちょっとずーずーしい?)これ以上私用はできそうにないなあというのが購入の決断に至った理由だった。
でも、買ったところでちゃんと接続できるかなぁーという一抹の不安があった。会社ではもうすでに環境が確立されている。私のような技術系オンチでもすーっとなじめたのはそのおかげだ。
高校の頃は数学・化学はいつも赤点・追試の常連で、化学の時間、先生に「君って本当に文系人間だね」と笑顔で言われた過去がある。そっち方面のセンスなんてありゃしない。コンピュータを接続することに直接は関係ないのかもしれないが、技術系方面はお手上げである。
しかし、悩んでいてもしかたない。意を決して買いに行った。
パソコン購入ともなれば秋葉原で下見して、という方が多いと思うが、実は駅前の大きめのスーパーの家電売場で、だった。まさにひとっぱしり、お買いもの感覚である。秋葉原で吟味して、と言えるような知識はまったくない。
かえって‘こういうのがいいよ’と言われても、わかっていないだけにピンとこないしさらに混乱する。人混みにまみれてたくさんのパソコン見たらよけいわけがわからなくなりそうだ。
その家電売場も、買い物したときにたまたま通りかかって「パソコン値下げ大処分セール」が開催されているのを発見したから、なのであった。スーパーの家電売場らしく、10数台ぐらいしか並んでいなくて小規模であったが。まるで生活用品を買うという感覚で売り場に入った。
「あれもこれも」と言えるほど知識もないので、主に通信と文書入力に使いたいんですが...と店員さんに伝えてみた。
竹中直人氏がCMに出ていたNECのパソコンに目がいったが、店員さんには高倉健さんの出ている富士通をすすめられた。
「『一太郎』は入ってないけどサービスでつけています。エプソンのプリンターがついてこのお値段ですから...」
“買いですよ、買い”といいたいんだろーな。
「こーいうこともできるんです」といろいろ試してくれて説明してもらった店員さんにお礼を言って、無事決定!
その週末にパソコンが届けられたのでした。
パソコン本体と一緒に入っていたマニュアルはものすごく懇切丁寧で、つなぐのはわかりやすかった。たいしてつまづかなかった。
昨今は、つなぎ君というのが存在するのだという。女性誌に載っていた。
『アッシー君ミツグ君の次はつなぎ君だ!!』
つまり、「パソコンをつないでくれる男の友達をキープしておけばあなたも家でインターネットができる。予備知識なんかも教えてくれる」ということ。
確かに、わからないことはやってもらえばその時はラクチン。でも、使っていくうちに、わからないことやどーにもならないことが出てきた時、いざって時にゃーやっぱり自分で出来なきゃイミないんじゃないかなーと。
あえて一人で買いにいって、一人で選び、一人で接続した。(さすがに、通信する上でなんだこりゃ、ということは詳しい方にやり方を聞きましたが。特にOZさん、お世話になりました・この場を借りて御礼申し上げます!)値段の相場もわかったし、何事も社会勉強だ(!?)、とナットク。
ただ、インターネットの接続をしていて、唯一サポートセンターに電話したことがある。どうしても途中でメッセージが出て先に進まなくなったのだ。これはもう仕方ない、と思ってこの夏休み中、平日の時に電話した。
しかしなかなかつながらない。サポートセンターはなかなか電話がつながらない、と何かで聞いた記憶があるが、ホントにつながらない。みんなわからなくてハマって今電話しているんだな、と思ったら何故か励みに(?)なった。30分ぐらい電話し続けてやっとつながった。
「○○をクリックしてください」「はいできました...」「そうしたら次は..」
何だか以前受けたエクセルやワードの講習みたいだな。講師の先生に教わっている気分だった。結局どこも異常は見あたらないので『アクセスポイント』という設定(通信するための、地域ごとの局番といえばいいのかな)を変える必要がある、という結論になった。私がとんでもないことをやっていないことが実証されてまずはほっとした。設定を変えたら無事進んだ。
この夏休みは遠出することもなかったので、じっくり設定することができた。
文書作成と、メール送信と好きなアーティストのホームページを見るという自分にとっての‘基本’が、大まかに出来るようになったので満足している。
でも、けっこうハマるものですねー。あんまり夜な夜なはやらないのですが。インターネットは底なし沼のような気がします。
購入して、いろんなソフトが入っていたのには驚きました。ロータス123、お絵かきソフトに始まり、てきぱき家計簿,年賀状などなど。家族向け、なんですよね。今の子供達って恵まれているなぁ〜。
通信は、好きな時間に相手のメッセージを読んで、好きなときに『お返事』できるから、結構くせになります。ただ急ぎの連絡などは、相手がアクセスしないと永遠にそのままなので、電話がいいと思いますが。
パソコンって興味あるけど実際はどうなんだろ・使うことあるかなぁ・接続できるかなーと思っている方、大丈夫!!私なんかでも出来たんだから、あればあっただけのことはあるよー、と言わせてください。ただ、買い時は押さえておいたほうがいいと思う。
あと、今の自分にはさほど必要がないからキョーミない、という方。だまされたと思って、一度電気店などで触れてみませんか?‘食わず嫌い’はもったいない!
一回お試し、をおすすめします。使わなくても済むけれど、使ったら、ほんのちょっとは便利なのですから。
[20号もくじ]
[前の記事]
[次の記事]
[赤わいんさんの前回の投稿]
[赤わいんさんの次の投稿]