世界征服を企む悪の国際犯罪組織バイオネットがジュピターXのエネルギィを利用し、遺伝子操作で創り出したホモサピエンスと他動植物との融合生命体。いわゆるキメラのこと。人間の知能と他の動植物のもつ卓抜した運動能力、生命力を併せ持つ最強の戦闘員として開発が行なわれたが、戦闘能力はともかく知能面では予定を遥かに下回るものが多く、開発当初は涙ぐましいまでの改善の努力がなされた。生成法としては遺伝子を操作した後、細胞を培養する方法を採用しており、別に某ショッ○ーよろしく人間を一人一人改造しているわけではないらしい。獣人とは言うもののヒトとの合成の対象は何も哺乳類にとどまらず、魚類、爬虫類、両生類、鳥類をはじめとして、昆虫類、果ては食虫花などにも及ぶ。現在確認されているのは熊獣人、カマキリ獣人、ピラニア獣人等が確認されている。
しかし無限エネルギィであるジュピターXがヴェロケニア共和国で完全に失われたこともあり、完全な形でのハイブリッドヒューマンは生産不可能となり、現在ではこれらの技術を応用して人間に改造を加える簡易型ハイブリッドヒューマンや、フェイクGSライドを搭載したメタルサイボーグが主流となっている。