|
ねこたびさん (28歳) |
"Homo sapiens" |
ハズミさん (東京都、21歳) |
読んでる時はとても楽しかった。 |
白石武史さん |
「有限と微小のパン」読了致しました。「すべてはF」から始まり、とうとうシリーズが完結してしまいました。今回の作品はページ数も多かったですが、最後の作品ということで、なるべくゆっくり読むようにしていました。読み終わっての感想ですが、このシリーズは本当は犀川&萌絵シリーズではなく、犀川&真賀田シリーズではなかったか、と気づいてしまいました。 |
小林 悠士さん (船橋市、25歳) |
それは決して最良とは呼べない出会いだった。 |
佐良土淳一さん (東京都、30歳) |
真賀田四季は犀川先生にメロメロですね。二人にとっては恋愛の解釈が普通とだいぶ違いますけど。 たとえば物理的に拘束する事にはまったく意味がないとか、「あっ、今おなじ事考えてた」なんて シンパシーは感じないとかですね。はたまた、恋だと思ってないかな。でも、きっと彼女は自分の作った問題に誰よりも速く反応する犀川先生に ときめいちゃってるんでしょう。萌絵の場合、手品のタネを見抜かれると怒ってしまいますが、彼女の場合は誰もついてこれないという孤独があるし。 きっと妃真加島を出るまでは、ということは犀川先生に出会うまでは無かった感情だと思います。 自分よりも速度の遅い人間を認めるのって、睦子叔母様と●●●●●に似てますね。 |
かゑでさん (刈谷市、18歳) |
初めまして。メールを送ろうか迷っていた時、募集とあったのでせっかくだから出させていただきました。 |
りえさん (埼玉県、17歳) |
この頃よくいろいろなことを考えます。森先生の本を読んでさらに考えることが増えました。「有限と微小のパン」を読み終えてすごくドキドキしました。森先生の本を読むと、何故かとても緊張します。一週間後くらいに思い出してみると、とても好きになります。 |
識さん (日本、約19歳) |
A「森先生の本で、一番好きなのは何?僕は『笑わない数学者』かな」 |
川合亜依さん (静岡県、25歳) |
全体的なイメージは「拡散していく」様な感じでした。集結へ向かっているのではなく、 |
遠野春日さん (福岡市、3?歳) |
これぞ本格ミステリー、の帯に惹かれて「F」を読んでから最終作まで、本当に楽しませていただきました。もうこれで発売月が待ち遠しくてたまらなかった日々にひと区切りついてしまったのかと思えば、いつかは終わりがくることとはいえ、残念な限りです。 |
合力洋子さん (福岡市、28歳) |
森先生の作品を読むと何が楽しいかって? ミステリィだもの、謎解きがあるのは当然ですよね? 犀川・萌絵の一連のシリーズでは、探偵=犀川、助手(?)=萌絵という図式があって、その助手がしょっちゅう事件を引っ張ってくるのですが、その事件の謎と謎の解かれ方(?)が、とても「切れて」います。いつも「こんなことだったんか?」と目から鱗が落ちまくるほどの衝撃を味わわせてくれる、そんな斬新な「切れ」を私にもたらしてくれる森ミステリィが私は好きです。 |
野霧伽月さん (横浜市、24歳) |
小説を読むとき、登場人物の顔を頭の中にイメージする事ってよくありますよね。僕の中での犀川創平は、どういう訳か作家の折原一氏のイメージになってしまうのです。たぶん、犀川&西之園シリーズを読み始める前、何かの本で折原氏の写真を見てしまったからだと思いますが、以来、ずぅーっとそのイメージが定着したままであります。眼鏡の印象が強いんでしょうか? 何度も変えよう、変えようと思っても、最終的には折原氏が浮かび上がってきます(笑) タバコを吸っているシーン、推理しているシーン、真賀田博士との会話のシーンetc... ま、別に悪い気はしていませんが・・・ |
町出智也さん (東京都、19歳) |
今まで、悩んだり迷ったりと暗く落ち込んでいたんですが、最近それが解消されました。森先生の作品がなければもっと後になっていたと思います。 |
TOMTOMさん (埼玉県、22歳) |
犀川&萌絵シリーズが10作を持ってひとまずの区切りがついた(ひとまずであってほしいという願いも込めて)ということで、僭越ながらメッセージを送らせていただきます。個人的なことですが、萌絵と私は学年にして一つ違いでありまた、萌絵は一年留年しているので、設定上私とは大学で同学年でした。このためか物語上の時間軸とユニゾンしているような感覚で物語世界に入ることができ、これまでに読んだミステリー小説の中でも最も思い入れの深いものとなりました。また、トリックもさることながら、キャラクタの何気ない仕種や言葉、時間軸を意識したキャラクタの微妙な変化が細かな配慮をもって描かれている点も、読んでいていいなと思わせるところです。推理小説が話にあがる時はどうしてもトリックがどうのという話になりがちだと思うのですが、私としてはミステリでもまずは小説であり物語であってほしいと思っています。その点犀川&萌絵シリーズには非常に楽しませていただきました。 |
ひさのみきさん (神奈川県、28歳) |
シリーズ完結おめでとうございます。 |
ひろこさん (大阪、24歳) |
ミステリィを買ってまで読んだことがなかった。ましてやゆっくり読んでさらに読み返すことなんてしたことなかった。それなのに「すべてがFになる」はすぐに買って読んだ。内部人格が葛藤する犀川先生と複数の人格を持つ四季博士に惹かれた。そして、なぜか萌絵が気になった。気になって仕方がなくて何度も読んだし、つづきを心待ちにして読んだ。 |
柴田信之介さん (東広島市、22歳) |
森先生の作品に出会って約一年、「すべてがFになる」から「有限と微小のパン」までシリーズを読み進むにつれて細胞が死んでは再生されていくように、思考の新陳代謝が起こっていたような気がします。まさに小さな死が繰り返されていた感じです。森先生の作品を読んでいる間、生と死・内側と外側・現実と虚構・自分と他人、あらゆるものの概念の境界が曖昧になっていく感覚に襲われました。これは今までに経験したことがなかった感覚です。 |