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竹田寿之さん (京都市、29歳) |
すべてをFにして物語は始まり、すべてを微小にして物語は終わった。 |
みけさん (東京、永遠の24歳) |
「F」から始まったこのシリーズ、作品自体が巨大な
テーマパークだったみたいです。「有限微小」のパビリ
オンはクライマックスに相応しく、壮大な仕掛けで、
読みながらVRの空間に居るようでした。RPGをしな
がら、トリックだのn次元だの、2組(萌絵くん、ごめ
ん)の青春カップルだの、味付けも豪華で、国枝さんの
突飛な行動をスパイスに、トリップさせてもらいました。 |
TAKUさん (神奈川、2?才) |
「7は、孤独」「君が決めるんだ」「モノには、名前がある」、など森先生の手がける犀川&萌絵シリーズ
では、僕の思考にとって様々な影響を与えた作品でした。いつもいつも読了後のは2時間くらい森先生の思考
の後を追っているような気がします。 |
おーかわさん(東京都、23歳) |
私は寝付きも寝起きも非常に悪いです。 |
税所義寿さん (鹿児島県、16歳) |
犀川先生は正義のヒーローである。 |
野球ディスコさん (札幌市、19歳) |
博士の作品は、去年の12月頃から読み始めましたが、そのときに手にとって本当に良かったと思います。これでこのシリーズは一応の結末がついたことになってしまいましたが、これからも読み返していくことになります。特に好きな作品は、「すべてがFになる」と「笑わない数学者」「封印再度」「まどろみ消去-キシマ先生の静かな生活」「幻惑の死と使途」「数奇にして模型」「有限と微小のパン」です。 |
海風さん (埼玉県、21歳) |
犀川&萌絵シリーズ全十巻(?)発行、おめでとうございます! そして、森先生。楽しい作品をどうもありがとうございました。 |
和希さん (東京都、21歳) |
僕はシリーズ十作品の(それぞれの、又存在するならそれらで一つの)テーマがわかったことがありません。登場人物たちがとった行動の意味も、理由も、そしてそれを描くことで森先生が伝えようとしたことも。僕はただ、なぞるだけです。僕には、森先生はわかりません。ですが小説は正解を得る為に無理に努力することを期待されるものではないはずです。
言葉は情報を伝達する為つくられたのに、理解できないというのは、最適域をオーバーしているのでしょうか。そんな事を考えて僕は自分を納得させています。僕は、多分残念ながら、馬鹿です。シリーズを読み、それまで想像したこともない様な思考、そして才能に出会いました。それらはとても強くて、透明で、硬くて、高くて。僕は登場人物に、又は森先生に、のように、なりたいと思いました。けれどそんな理想のあるべき形を設定して専一にそれを目指すのは、甘えか怠惰かも知れない。同じシリーズで、そうも教えられました。僕は成長したのかもしれません。あるいは救われたのかも、しれません。これがつまり、僕がシリーズに触れられた幸せです。S・Mのテン・ストーリーズに感謝。
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つなみ亮さん (東京都、20歳) |
今日和、初めまして。この度、シリーズ完結と聞きまして、本来でしたら嬉しく且つお目出度いことですが、犀川先生と
萌ちゃんの大ファンである自分としては、非常に悲しく、嬉しさよりも悲哀十分な気持ちで綴っております。 |
細川慎主さん (名古屋市、26歳) |
この一連の「犀川&萌絵」シリーズに私がシリーズタイトルをつけさせてもらえるなら「PERFECT JUDGE」(完璧な判定)でしょうか。何年たっても価値観が変わっても永遠に支持される正しい判定。そんなコトが可能ならばの話しになってしまいますが。今の私が考えている思考の基盤となっているのは、この数十年のうちに固められた世間一般的な名前のついた常識なので、新しい情報が来ても最初のジャッジはその中のCPUで解析されてしまいます。 |
濱野@武蔵大学大学院D2さん (伊豆、27歳) |
子供の頃からいわゆる創作が好きで、いろいろと手を出してきたのですが、何度挑戦してもものにならないのが小説でした。はて、どうしてだろう?と常々考えていたのですが、最新刊を読みながら、ふと考えた点を一つ。 |
縄弘之さん (東京、24歳) |
他の皆様の晴らしい感想が色々と届いていることと思いますので,私は,一番気にいっている場面と次作品への期待を書くにとどめます. |
yu-koさん (八王子市、24歳) |
私は基本的にミステリにはミステリを、私小説には私小説を、恋愛小説には恋愛小説を、という求め方をする人間なのですが、森先生の作品はそれだけではありませんよね、最近そうでないミステリ作家の方も増えてきていますが、数にするとそうでもない。 |
しろさん (富山、25歳) |
森先生の作品の緻密な構成や言い回しにとても惹かれて、今まで夢中で読んできました。 |
和田英人さん (横浜市、35歳) |
犀川はたばこについての体に及ぼす害も知っているし、お酒の功罪も分かっているようです。それとも「認識されている」と書いた方が犀川らしいのでしょうか。私はタバコもお酒もギャンブルも、あるきっかけからいっさいやりませんが、『すべF』を読んだ時から、この犀川というキャラクタはどこか自分に似ていると感じていました。 |
白昼ドリーマーさん (北海道東部、14歳) |
萌絵ちゃんはあんまり好きじゃないので、より思い入れの強い創平さんを。 |
浅田浩二さん (浜松市、33歳) |
97年6月4日、森さんの日記で初めて英題を見た時に「四季博士にまた会える!」と確信してから早や16か月待って手にいれた本。しかし帯、裏表紙、登場人物表を見るにつれ、逆に「本当は出ないんじゃないか」という疑心暗鬼と格闘しながら読み進め、先程読み終えました。 |