プールの選び方

プールの選び方
まずは、誰が何をしにプールへ行くのか? ということを考えてみましょう。

利用者タイプ別プール適性


来場者
公園の水遊び場
公園の水遊び場プール
レジャープール
レジャープール
ホテルプール
ホテルプール
市営屋外プール
市営屋外プール
市営25mプール
市営25mプール
市営50mプール
市営50mプール
ジムのプール
フィットネスクラブのプール
泳げない子供を連れた家族 × × × ×
泳げないカップル × × ×
スイマーカップル × × × ×
JOを目指す子連れ × × × ×
練習に来たスイマー × × ×
リハビリで水中歩行 × ×
おしゃべり × × ×
雨風をしのげて暖かく過ごせる × × × × × ×

目的に合わないプールで失敗したこと

プールのライフガードとして仕事をしていた時に、出会ったお客様とのエピソードやお客様から聞いた話、実体験をご紹介します。 細かくは書けないので、概要だけザックリとですが・・・

泳げない子供を連れた家族

市営25mプールに連れて行ったら水深が深くて子供が怖がり、ガン泣き。楽しい時間がストレスが溜まる時間に。 市営プールには泳げない子供が喜ぶような設備やおもちゃはなく、すぐに退出した。近くの公園で十分だった。

50mプールにデートで来た泳げないバカップル

周りが真剣に練習しているスイマーばかりで、場違い感がハンパない。いちゃいちゃできる場所もなく、ただ険悪な時間になるだけ。どちらがデートプランを考えたのか…。

ホテルのリゾートプールでJOを目指す子連れ家族

周囲の客がドン引き。プールなのにリゾートプールでは泳いではいけない空気感。※実際に泳ぐのが禁止されているプールもあります。

リハビリで水中歩行に来た人

水中にいるときは体が軽くなって、思いっきり運動を楽しむことができて満足。 だけど、水から上がった時の疲労感と重力が戻った感覚が膝関節と背骨の痛みを誘発し、救急車で運ばれて行きました。

リハビリ目的の場合は介助者を連れてきて!ライフガードは介助者として代用できません。

常連とのおしゃべりを目的に来た人

フィットネスクラブのプールで延々と話していたら、スタッフに「泳いでください」と注意され、恥ずかしい思いをした。

市営25mプールで友人とおしゃべりに夢中になり、他の利用者から「コース塞いでますよ」と言われて険悪な空気に。

運動ついでの会話目的なら公園or自宅で

雨風をしのげて暖かく過ごせるから来た人

市営プールで泳がずに休憩ばかりしていたら、周囲から「何しに来たの?」という視線を浴びて居心地が悪くなり、恥ずかしい気持ちに。

25m完泳コースで泳げない人が立ち止まりながら練習

ほかの利用者やスタッフに注意され、不快感しかない。

立ち止まってもいい練習コースやフリー遊泳コースで泳ぎましょう

泳力別おすすめコース一覧

泳力 幼児プール フリー遊泳コース 立ち止まれる練習コース 25m完泳コース 50m完泳コース
泳げない × × ×
5mけのび × ×
12.5mまで頑張れる × ×
25m必死 × ×
25m余裕で何回でも × ×
25mは余裕だけど50mは無理 × ×
頑張れば50m以上 × ×
50m余裕 ×

アタオカ行動パターン

泳げなくても中級や上級コースへ入ってきます。
泳げないのを隠すためか、見栄っ張りなのか、自分の実力より2ランク以上も上のコースを利用しようとします。余計に目立つのですが…。
「25m泳げないから、25mを完全に泳ぐのを目指す完泳コースで泳いでいる」という言い訳をします。完泳コースって、そういう意味じゃねーよ

無理やり泳いでも、泳げるようにはならない

練習メニューの作り方
練習メニューの作り方
泳げない人が手軽で楽に泳げるようになる練習方法、心肺機能を向上させるメニュー、疲れにくいカラダに仕上げる練習内容などを、泳力別に作成しました。