水泳練習中のメニュー
準備運動
運動前は動きまくりストレッチ
動的ストレッチって聞いたことありませんか?
筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで、運動となります。準備運動は筋肉を伸ばしたり縮めたりすることを意識して行ってください。
ただ、ひたすら時間をかけて柔軟体操をしていても、時間の無駄な上にカラダを痛めてしまいます。
おすすめ動的ストレッチ : ラジオ体操
大きく筋肉を伸縮させる運動といえば、ラジオ体操。体幹を意識してバランスが崩れないようにしながら筋肉の収縮を促し、全身の柔軟性とバランスを育てるのに最適。
筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで、運動となります。準備運動は筋肉を伸ばしたり縮めたりすることを意識して行ってください。
ただ、ひたすら時間をかけて柔軟体操をしていても、時間の無駄な上にカラダを痛めてしまいます。
ランジウォーク
足は膝蹴りをした後に、足の甲でサッカーボールをキックするように前へ伸ばして、踵を着地させたら膝を直角に曲げて深く沈み込む。臀部、腹筋、背筋、太もも、ふくらはぎ、足首など下半身の期になる場所もフル活用します。ダイエットトレーニングにも効果的です。
肩甲骨はがし
目的は筋トレではなく、肩甲骨周りの可動域を広げて動きやすくするのが狙いです。
ついでに肩こりも解消できます。
基礎練習
蹴伸び
背浮き
プランクキック
腹圧を上げることで、進行方向に向けた両手を指先から足の先まで一直線になるストリームラインを作り出すための超基礎トレーニングになる伏し浮きに、腹筋強化メニューをプラス。 細かくバタ足して進んでみてください。
バタフライのキックや平泳ぎのキックが力強くなります。クロールで足が沈む原因を克服できます。
持久力の向上
心拍数を一定にする
制限タイムより速く泳げたとしても心拍数が乱れては意味がありません。
「指定された泳ぎ方で、指定した長さを指定されたタイムで泳ぎ、指定された休憩時間」を1本として、 何本泳いでも、何時間泳いでも、同じタイム、同じストローク数、同じキック数、同じ心拍数になるように泳ぐトレーニングです。
指定タイムで泳げるようになると、どれだけチカラを入れれば速く進むのか、遅くなるのか、カラダがブレるのかなど、いろんなことを理解できるようになります。
心拍数を自分で把握
腕に何かを装着して泳いでいる人をプールサイドから見ていると、必ずと言っていいほどフォームが崩れて、泳げなくなっています。 理由は、腕に装着したモノの重さと水の抵抗に耐えられなくなっているから。心拍数を測るために下手になっていたのでは本末転倒。
ここで紹介しているメニューの step.4以降は泳ぐタイムが同じで休憩時間が短くなっている点に注意。休憩時間が短くなっただけで、その前の段階でクリアできていたことができなくなるくらい難易度が上がります。
step.1 その1
ベスト記録が出なくなるまで繰り返したあと、全てのタイムを合計して、本数で割り、平均タイムを算出します。
step.1 その2
以下の2つを時間がある限り繰り返すだけ
平均タイム x 3 で 泳ぐ
心拍数を測りながら休憩 20秒
心拍数の平均をチェック
心拍数が運動前x2以内で泳げるようになったら次のステップへ
step.2
以下の2つを時間がある限り繰り返すだけ
平均タイム x 2 で 泳ぐ
心拍数を測りながら休憩 20秒
心拍数の平均をチェック
心拍数が運動前x2以内で泳げるようになったら次のステップへ
step.3
以下の2つを時間がある限り繰り返すだけ
平均タイム x 1.5 で 泳ぐ
心拍数を測りながら休憩 20秒
心拍数の平均をチェック
心拍数が運動前x2以内で泳げるようになったら次のステップへ
step.4
以下の2つを時間がある限り繰り返すだけ
平均タイム x 1.5 で 泳ぐ
心拍数を測りながら休憩 15秒
心拍数の平均をチェック
心拍数が運動前x2以内で泳げるようになったら次のステップへ
step.5
以下の2つを時間とチカラがある限り繰り返すだけ
平均タイム x 1.5 で 泳ぐ
心拍数を測りながら休憩 10秒
心拍数の平均をチェック
心拍数が運動前x2以内で泳げるようになったら次のステップへ
心肺機能の向上
持久力向上編の step.3 をクリアしていることが条件
また、持久力編では段階クリアだったのに対し、心肺編では1か月ごとになっています。
時間があれば、練習の前半は持久力編、後半は心肺編と組み合わせてみると楽しいです。
Month.1
Month.2
Month.3
Month.4
Month.5
Month.6
必ず実行する練習
余裕でクリアできる練習を 1個 入れる
ボビング、けのび、伏し浮きなど、基本トレーニングで十分。
「意識を集中させなくても余裕でできる」「無意識のうちにできる」できることを増やすのが練習。成功&達成する喜びを感じられる瞬間を少しでも取り入れてモチベーションをアップ&維持させます。 ただし、だらだら緩い内容ではありません。
臨機応変に対応
計画通りにならないこともある
公共施設のプールの場合、泳げる人も、泳げない人も、いろんな人がいます。施設ルールやその場の空気感を感じない、読まない人も多くいます。
専用コースなら部外者はつまみ出せばいいのですが、共用している場合は泳ぎの上手い人が調整してあげましょう。 下手な人や自称うまい人はスピードをコントロールしたり、メニューをカスタマイズしたり、周囲の空気を読む能力はありません。
「他人に譲りたくない!」と主張する人は、基本的に自分をコントロールできないだけ。「譲りたくない」のではなく「譲るスキルがない」だけです。
LifeguardPerspective
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