水着の選び方

イアンソープ選手などが着用していて話題になったレーザーレーサーと呼ばれる全身を覆うような水着やロングタイツを着用して水泳大会に出場する選手が増えたのが2000年~2004年あたり。 その後、ルールが改正され、ゴムで水着を覆ったり、全身をカバーするような水着、サポーターを含めた二重に着込む行為が禁止された。水着の長さも、膝より上まで。
現在の大会でロングタイツや全身水着で出場すると失格になる。
アニメ「Free!」のキャラクターたちがロングタイツで出場してはいるが・・・まぁ・・・アニメ、2次元の話なので・・・。

目的で選ぶ水着の特徴

では、売り場やネットで水着を購入する時の基準をチェックしていきましょう。

素材と印で見分ける

価格で買ってしまうと、公開するかもしれない。形状と素材で購入する水着を選びましょう。
スクール指定の水着がないからと言って、水泳練習にレジャー水着を着させる保護者もいるが、頭がおかしいとしか言いようがない。
試しにポケットやフリルにフードが付いたレジャー水着で泳いでみてください。体が動かせなくなるから。下手になるか、関節を痛めるだけ。

練習用水着

耐塩素仕様の水着には、腰に虹色のカラーバーがプリントされている。コスパよく練習したい場合は、タフスーツを選ぶ。
タフスーツもいくつか種類があり、凹凸の多い生地を選んでしまうと、泳力のない人は溺れてしまうかもしれない。 表面の凹凸が水の抵抗を強くし、タオルみたいな生地が水を吸ってさらに重くなる超高強度トレーニング水着。

普段の下着の2サイズ下の大きさを買えばOK。普段の下着と同じサイズを買うと、水を吸ったときに重く引きずるような感覚で泳ぐことになる。最悪…脱げる。
レース水着に近い感覚の練習用水着もある。レース用と同様に、タイトフィットでレース用そのまんまの感覚で泳げる。レース用との違いは承認マークであるQRコードがあるかどうか。


試合用水着

腰にQRコードがついており、水着の製品情報が登録されている。QRコードが無かったり、偽物だった場合は、大会で泳いでも失格になる。
承認マークのQRコードには、FINAとWAと2パターンあるが、どちらも同じ。FINAが新しい名称になり、WAと改名された。 どちらのQRコードでも試合に出場できるので、旧称だからと言って、買いなおす必要はない。 普段の下着の2サイズ下の大きさを買えばOK
特殊加工された軽量生地で、超音波接着による縫い目の平滑化、ホールド機能で体を締め付けて高速泳法をサポート。長時間の練習には不向きで、息が止まりそうなほど超タイトな設計。 選手用水着を着るときに指の爪を立てただけで破けてしまうこともある。
オリンピックに出るレベルの選手の水着と同額のものが、こちら

水泳大会ではサポーターの着用禁止

「水着を二重に着ている」「サポーターを着用している」「バンドエイドやシップを貼っている」「テーピングをしている」といった行為は全て失格になる。 「水着 サポーター 着用」でGoogle検索すると、水着の下に必ず着用することを勧めるAI回答が表示されることもあるが、間違いです。


水遊び用水着

ポリエステルやナイロン+ポリウレタンのニット素材が中心で伸縮性があり着脱しやすい。成長期の子どもが頻繁に買い替えることを想定し、低価格になっています。
「泳ぐのがうまくなる」という視点では作られていないので、泳げる選手が着用した場合であっても泳ぎのフォームは崩れ、タイムも落ちる。

長袖やフード、フリルやベルト、ポケットなど、凹凸が多ければ、水の抵抗を受けやすく泳ぐにはかなりの体力を消耗する。 また、体にラインにフィットしない水着は体の自由を奪い、泳ぐのが難しくなる。ラッシュガードを着て水泳の授業を・・・ってアタマおかしいんじゃないのかな。

透ける&割れる
おしゃれ水着
おしゃれ水着 プライスレス

競泳プールに現れたパリピは、蛍光カラーのフリル付きレジャー水着でドヤ顔。
「映え確定!」と飛び込むと、フリルがぷかぷか広がりクラゲのよう。本人は満足げだが、周囲のスイマーは真剣な眼差しでヒンシュクの嵐。 「ここは撮影会じゃない」と冷ややかな空気が漂う中、彼だけは大満足。
ギャグみたいだけど、どのプールにも1人は来るパリピさん。