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韓国ソウル訪問記 2007.8.26-28

No.9 3日目午後〜まとめ

ソウル最後の時間

今回の旅行はツアー参加であり、集合場所は空港ではなくホテルである。集合時間は14時だったが、踏十里のホテルに戻ったのが13時45分。最後に昼食に炒醤麺とか冷麺とかを食べたかったが、昼食を食べる暇は無さそうである。

集合場所のホテルで、同じツアーで日本に戻る数組の観光客とガイドさんとで待ち合わせ。空港に戻るバスの中で、地下鉄駅で買っておいた総菜パンを食べて腹を満たすことにした。

14時から20分ほど遅れて迎えのバスが到着。来た時と同様、ソウル市内に点在するホテルを巡るためあちこち引き廻される。それは嫌ではないのだが、今回は道路が混雑しており、なかなか車が進まない。予定では16時頃にソウル市内の土産物屋に寄る予定であったが、まだ漢江の南を走るオリンピック大通り(ソウル市内と空港とを結ぶ)にも辿り着いていなかった。ソウルは東京に比べて道路は良く整備されており、ガソリン代も高いため日本よりも道路は渋滞しなさそうなイメージがあるが、それにしても渋滞が激しい。

10年前も通ったオリンピック大通りを経て、空港に向かう。

今回の旅行の土産は、帰りに寄る土産物屋をあてにしていたのだが、渋滞で時間を使ってしまったため空港に直行。ガイド氏より「おみやげは空港構内の免税店で買えるが、途中空港近くの店に寄ることもできるからどうしても寄りたい人は声をかけてほしい」と案内される。しかし、誰も声はかけない。

 

日本に帰る

17時過ぎに近代的な仁川空港に到着。仁川空港では、ガイド氏が航空会社別に順番に案内するから順番が来るまでカウンター前で待っていてほしいと案内される。すると旅行会社の別の人が来て「待っていて困っているのなら私が案内する」と言い出した。あれ?と思ったが、着けていた名札は確かに旅行会社のものだったので、「いいのかなぁ」と思いながら帰りの飛行機のチェックインを済ませてしまった。昨今、何かにつけ杓子定規の傾向のある日本人だが、こういうところの臨機応変さは見習ってもよいと思う。

時間が遅いので、外国人用出国カウンターもガラガラ。搭乗口を確認した後、おみやげを買いに免税店に向かう。おみやげには「記憶に残るものがいい」と思い、参鶏湯の真空パック、唐辛子入りのチョコレート(勤務先で配ったら賛否両論だった)等を選んだ。最後に余ったウォンを精算(約20万ウォン=2万4000円)して帰りの飛行機に乗り込む。

帰りの飛行機はボーイング767と呼ばれる中型機だが、機内はガラガラだった。機内食ではうなぎごはんが出たが、量は少ないのですぐに食べてしまった。成田からは自動車で帰宅するため、帰りのビールは自重し、ゆずジュースを飲みながら時間を潰す。

成田着陸時は風が強く飛行機もなかなか安定しない。左右に揺れながら最後はドスンと着陸した。

 

まとめ

今回の旅行は10年ぶりに2泊3日でソウルに行き、留学生の先輩と会って、電車とバスに乗りに行ったようなものである。しかし、10年ぶりにソウルの街を見て、またソウルの人と話をして、思いがけずもいろんな事を知り、そして考える機会に恵まれた。

 

昨今「内向き」ということが議論になる(話題にすらならない?)日本。居心地の良いその中での暮らしに慣れてしまっているが、異国の地で普段とは別の視点からモノを見て考えるという行動は、大変良い刺激になったし、これからも良い刺激になるように思われる。

といった具合に、無理矢理今回の旅行の意義を正当化して、まとめとしたい。

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更新日 2008.2.10
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