トップページ旅行記おみやげコラム綴
現在の位置:
トップページ - 旅行記綴 - ニューヨークへのひとりたび(2)

No.2 段取りのハナシ

ここでは、日程・航空券・宿泊先の決定など「旅行の段取り」について、実際に旅行に行こうとする人の参考となるよう、具体的に書いてみたい。

  1. 出発日と帰国日
  2. ツアーかバラ売りか?
  3. 手配起動!!
  4. 早速行程の変更。

2-1 出発日と帰国日

まず決めなければいけないのが旅行の出発日。

自分の場合、夏休みの連休がもらえる7月〜9月の中から、旅行の需要が集中する旧盆・学生の夏休みシーズンである9月を避けて、7月中旬に出発するのがいいな、と考えた。

6月1日頃、自分の仕事の年間スケジュールが決まったが、ちょうどその7月中旬が比較的ヒマだったので「7月17日出発」の方針を決めることができた。

次に決めるのは「いつ日本に帰ってくるか」。

あんまり派手に休暇を続けて取っても、仕事のことが気になって思いっきり楽しめないような気がしたので、この手の旅行としては異例に短いが、旅行の期間は夏季休暇の3日間プラス土・日の5日間の短期とし、7/21(日)帰国という計画を考えた。

しかしこれでは「現地3泊」。後に述べるように飛行機の時間との兼ね合いもあり、一旦予約をした後、旅行期間を1日延ばし、7/22(月)帰国に変更した。

 

2-2 ツアーかバラ売りか?

今回の旅行にあたっては、旅行代金がテロの影響で格安になっている(「抽選で一人2万円」とか「先着20名限定5万9800円」とか)といった先入観を持っていたのだが、6月頃に旅行会社に出向いて実際にパンフレットを見てみると全然安くなっていなかった。ガッカリ。

しかしガッカリしてばかりいても、何も決まらないしどこへも行けない。ようやく本気になって手配の作業を進めた。

6月14日金曜日。大手旅行会社のH.I.Sのホームページから、該当するツアー(ニューヨーク5日間、終日フリー、宿は普通レベル)を探し出し、同時に航空券とホテルの状況も調べる。本当なら、他の会社のツアーも含めてあれこれ比較して、一番いいところを選ぶのがベストだが、そこまでやるといろいろ目移りして決断がつかなくなりそうだったので、その辺は割り切った。

ちなみに多数ある旅行会社の中から、なぜ「定番」とも言えるH.I.Sを選んだか?という理由だが、「何となく格安航空券とか格安ツアーとか言った言葉から連想できる会社だったから」というだけの理由でしかない。

それでツアーと自由旅行とをいろいろ調べた結果・・・、

ツアー

自由旅行(航空券+ホテル予約)

値段
(7/17出発、ニューヨークフリー5日間)

¥139,000
(2人以上なら¥104,000/人)

¥136,000〜146,000

空港からホテルへの送迎サービス

あり

なし

航空会社

直行便

全日空ないしはコンチネンタル航空

ホテル

エコノミークラス(ペンシルバニアホテルと同級)

エコノミークラス(ペンシルバニアホテルと同級)

おみやげ

地下鉄1日乗車券・シナモンロール

なし

評価

費用・サービスを比較した結果、ツアーはやめて自力で航空券と宿泊先を手配することにした。ツアーと比べると若干面倒臭いが、逆にその面倒臭ささから「旅慣れたプロ」気分を味わえるようで、自分はこっちの方が好きだったりする。

2-3 手配起動!!

まず押さえるべきは航空券

6月15日土曜日、出発の約1ヶ月前になった。安く航空券を入手するタイムリミットである。

どの航空券を買うかは、前の晩にツアーとあれこれ比較検討して、候補を絞った。

全日空

コンチネンタル航空

ノースウェスト航空

比較検討の対象にした理由

日系航空会社代表
個人的な好み

旅行会社キャンペーン中

米系代表

価格

¥83,000

¥84,000

¥104,000

日本出発時間(行き)

早い

遅い

早い

NY出発時間(帰り)

遅い

早い

遅い

機内サービス

航空券種類

早割航空券

格安航空券

早割航空券

評価

×

もうあとは行動あるのみ、旅行会社の開店時間を待って電話を入れた。第一希望の「全日空の早割はもう満席」とのことだったので、第2希望のコンチネンタル航空の状況を聞く。「コンチネンタルはあと5席」とのことであり、即決で航空券を予約し、すぐに費用も振り込んだ

その後、帰国を1日先延ばしし、それに伴い帰りの便の変更を行ったが、追加料金を取られることもなく変更してくれた。

忘れるべからずのホテル

「やばいじゃん。」航空券の予約を無事済ませたドキドキが収まった頃、再びガイドブックを見てみると、「ニューヨークはホテルが慢性的に不足しており、時期によっては、航空券よりも先に予約した方が良い」といったことが書いてある。「これは、高いか安いかの問題ではなく、泊まれるか泊まれないかの問題だな」と思った。

日本で予約出来る宿泊施設は、あまり安く泊まれる宿は存在せず、安宿については現地で予約した方が概してよく見つかる。ただし、今回の旅行の場合は日本で予約することにした(いろんな人に心配をかけるのは嫌だと思ったので、日本から直ぐに連絡のつく態勢を整えておきたかったため)。

6月22日土曜日、直接旅行会社に出向いてホテルの話をする。旅行会社で作った「アメリカのホテル一覧表」みたいな冊子から、いくつか条件に見合ったホテルの部屋が示され、そのなかから選んだのは「Quality Hotel on Broadway」。1泊15,900円(高。)を3泊分予約する。セントラルパークのすぐ近くであり中心市街地から少し離れている(地下鉄で20分)。

その時希望した条件

  • 一部屋100ドル程度
  • 地下鉄駅に近ければ近いほど可
  • 地下鉄が使える範囲なら中心市街地から多少離れても可
    (もっと言うと、適度に離れていたほうが地下鉄利用の機会が増えるので、鉄道ファンの自分としては嬉しい)
  • 電話線はあった方がいい(彼の地でもインターネットで情報を入手したい)
  • あんまり治安の悪い場所は嫌

その後、もう1日帰国を延ばしたため追加で宿を予約する必要があったが、この宿は「地球の歩き方」に載っていたエコノミーホテル(Hotel Stanford)をネットで予約した。

 

 

←↑(ページの最初)↑↑(indexページ)→


現在の位置:トップページ - 旅行記綴 - ニューヨークへのひとりたび(2)

更新日 2003/04/10
無断転載および無断引用はご遠慮ください/Link Free/・・・
Copyright(C) 2003 WATANABE Tsuyoshi(244@asahi.email.ne.jp). All rights reserved.