ゆうゆう診療所の公式ホームページです

「通院・在宅精神療法」とは

「カウンセリング」は元々相談や助言という意味ですが、精神科医師が行うカウンセリングを「精神療法」といいます。

医師が行う「通院・在宅精神療法」では、患者さんの精神症状や行動を評価して診断を行い、治療計画を立て、それに基づいて精神医療の視点から支持・助言・指導などの働きかけを継続的に行います。

対象

精神科対象の疾患を持つ、あるいは症状があり疾患の疑いがある方が対象です。
疾患としては、神経症・うつ病・躁鬱病・統合失調症・認知症などですが、それらの疾患に伴うことがある睡眠障害や認知症周辺症状などを含みます。

目標

ご本人のつらい症状を緩和し、日常生活や社会生活に支障を生じないようにすることを目標とします。

方法

初診では患者さんご自身の言葉や様子から困りごとや症状を把握して診断し、治療計画を立てます。

このため、少し長いお時間をいただいてお話を伺うことになります。

ご本人がお話を充分できない場合にはご家族などからご本人の様子を伺うこともあります。

再診では、近況、気持ちの様子、体調などを伺い、変化を把握し治療の効果やお薬が合っているかを確認し、治療計画の変更の必要の有無等を検討します。

ご家族が対象になる時

治療には、ご家族等身近の方の理解と協力が必要な場合が多くあります。ご家族にも来院いただいて、ご家族を対象とした精神療法を行うことがあります。

特に、未成年の患者さんの場合には保護者への助言や指導も必要となります。

　精神科に戻る

---