記録  Digital remaster version FUWV写真館
- 1980年度 -
春合宿 三国-赤坂 4月04日-06日
新錬を経験できなかった2年生が
全体合宿の雰囲気を経験すべく、
新入生を迎える直前に2,3年合宿。
赤坂峠付近 三国山山頂
新人歓迎ワンデリング 冠岳 4月19日-20日
恒例の新人歓迎ワンデリング。昨年と同じ冠岳で実施。
一年生 二年生 三年生
1980年の新人勧誘パンフレット
準合宿調査PW 冠-浄法寺 4月26日-27日
準合宿のコース事前確認として、2,3年生で短期速攻PW。
このコースは浄法寺山からの帰還ルートが工事中であったため、
準合宿としては使用に適さないことが判明。
浄法寺山山頂(1,053m)
準合宿調査PW 冠山 4月29日
冠山-浄法寺山ルートが取れないことが分かったので、昨年のBパーティーとまったく同じルートで、
冠山単独コースを設定し、人数を絞って再調査。
特に問題なし。

このコースは決して嫌いではないのだが、ドタ靴で13kmのロードをするのは、やはりキツイ。
体力的には問題はないが、豆と靴ズレで足が大変なことになる。
越美国境 冠山峠
準合宿 冠山 5月03日-05日
3年生の一人が合宿に参加できず、3年生1名、2年生3名、1年生4名で実施。
天候にも恵まれ、時にキツイ合宿ではなかったが、やはり一年生には、
最終日の13kmロードは厳しいものであった様子。
ロードを軽登山靴等に履き替えたら、なかなかに心地よいハイキングコース。
一日目のサイト地の田代にて 出発前の一年生 出発前の二年生
白山グリセードPW 白山(2,702m) 5月10日-11日
昨年と同様に、恒例の白山スキー&グリセードPW
この時期の白山は、さほど寒くもなく、雪はふんだんに残っているが適度に締まっていて、
天候が良ければ実に快適な雪上山行が楽しめる。
白山は加越国境、越美国境をはじめ、北アルプスなども展望できる眺めの良い独立峰だ。
   
(白山2,702m)御前峰山頂(二年生) スキーGr.と室堂付近 雪上のサイト地
この年の5月白山山行は後年から振り返っても、恵まれたものだったと思う。
天気も良く、バテる者も怪我をする者もなく、快適な登山。
ここには写真を掲載しないが、別山の眺めも最高だった。
御前峰山頂(一年生) 御前峰山頂(ほぼ全員)
新人練成合宿 経ヶ岳-法恩寺 5月22日-25日
昨年は中断となってしまった新人練成合宿。
元より、しごき的な要素はなかったが、昨年の事故を教訓に、
特に一年生に掛かる心身負荷は最小限のものにとどめ、
素早いテント設営や野外炊事など技能的な訓練にウエイトが置かれる。
しかし野外活動は気象要因などで身体機能が生死に影響する緊急事態が
発生する可能性もあるので、すべてがソフトであって良いものでもない。
過去の新練は、部員のふるい落とし的な要素もあったと思われるが、
安全の確保と時代性は、必ずしも折り合いがつくものでもない。
六呂師付近の総メンバーロード サイト地で鍋サライ披露
Aパーティー Bパーティー Cパーティー Dパーティー
夏合宿強化PW北I 荒島岳(山頂は踏まず) 7月05日-06日
計画する長丁場の山行では荷物が重たくなるので、重量に対する歩荷力を鍛えるために荒島岳で石ボッカトレーニング。
後から思うと、ストイックというよりはマゾに近い。 計量40kg以上の荷を担いで荒島岳の急登にチャレンジしたために、予定の時間では山頂まで行きつけず。
若干名にザック麻痺(荷が肩に食い込み、腕への血行が悪くなって麻痺が現れる症状)が発生。写真もなし。
夏合宿強化PW北II 荒島岳(1,523m) 7月12日-13日
荒島岳を正しく楽しむために、翌週の北IIパーティーの荒島岳強化PWに潜入。
実のところ、北IIIパーティーの強化と、どちらにするか迷ったのだが、食事メニューで北IIをチョイス。
今回はきちんと、荒島岳の山頂まで到達。
荒島岳 北IIメンバー+1
夏合宿強化PW北I 白山 7月20日-22日
北Iパーティーは、それでも雄々しく強化するということで、
第二回目の強化PWは、白山山系をぐるりと回る長距離戦。
初日は鳩が湯から山腰屋敷で宿泊。
2日目は三ノ峰から主稜線に上がり、別山を乗り越して南竜ヶ馬場まで一気に歩いて9時間行動。
最終日は御前峰に挨拶をしてから午前中に別当出合という、強化合宿にふさわしい強行軍。
初日は雨が降ったが、2日目からは天気の良い、快適な山行。

室堂からの下りで、喧嘩をしながら登る親子とすれ違った後、中学時代の友人と会う。
世の中は広いようで狭い。
サイト地で全メンバー
夏合宿 北Iパーティー 北アルプス 7月28日-8月07日
本年の夏合宿は分散型だが北アルプスには3パーティーが向かう。
中でも男気溢れ、剣岳から三俣・槍を経て穂高に至る最長行程パーティーが北I。
だったが、、、
夏合宿 北Iの特集ページ
南ア 鳳凰・白根三山 南アルプス 8月08日-14日
北アルプスを踏んだら、南アルプスも恋しいということで、連続して鳳凰三山+白根三山PW
1000mを何度も上下するという、タフな山歩き。
二年合宿 願教寺沢 10月01日-05日
次期リーダーの自覚を高め、己を知るため?という意義で、
二年生が小パーティーを組んで、自分の力量で
ちょっと背伸びをした山行を実施。
沢を登りきったところでメンバーの一人が頭痛に罹り、
山中で日中沈殿。
夜に回復し、避難小屋までカモシカ(夜行)登山。
願教寺山山頂(1,691m) 願教寺山山頂
西表島強化PW 赤兎山(1,629m) 11月22日-23日
来春の西表島PWの強化と親睦を兼ね、
赤兎山に一泊登山。
登山口の廃村が印象深い。
廃村ではなく、夏だけの山作業拠点?
登山口の廃村 赤兎山山頂
冬山入門PW連荘1 法恩寺山(1,357m) 12月06日-07日
恒例の冬山登山講座。
登山口では予兆はなかったが、翌年の56豪雪の走りなのか、山に入ると前年よりも雪が多かった。
気温はさほど低くはなく、山頂では雪の中へ互いを叩き込み合戦。
学生ならではの、浮世を離れたひと時だったかもしれない。
雲は低いが展望はまずまず。
   
登山口の白山神社 法恩寺山山頂 法恩寺山山頂
法恩寺山の夕景 サイト地から眺める落日 下山途中
C保トレBクリコン 12月13日
保トレブロックのブロックコンパ。
季節柄、クリスマスコンパとなる。
ワンゲルのコンパは、大体は騒がしい大宴会になるが、この時はクリコンっぽくオシャレで洗練された雰囲気。
西表島強化PWカモシカ 芦原街道 12月26日-27日
西表島を目指す者の恒例の、大学から芦原街道のカモシカ歩行。
今回はザイル使用の計画はないので東尋坊近くで天幕して、翌日に京福三国線で帰福。

この他に、北潟湖や大学プールでのボートトレーニングなども実施するが、
1980年末頃から例年にない積雪量で、年が明けた後はボートに乗れず。
左の写真は海岸近くなので積雪はないが、普通なら年内は無積雪の芦原街道も、
あちこちに雪ダマリがあり、年末の風景としては異常だった。
西表島PW 西表島 3月11日-28日
沖縄よりは台湾に近い八重山列島の最果て。
学生の探検心を満たすには、うってつけの条件がそろっている。
男女混成パーティーということで、体力や登攀の技能勝負ではなく、
この島の特性を活かして、縦横無尽に駆け巡る作戦を策定。
外周部の商店に食料デポを行ない、
潮の干満を計算に入れ、合理的にボートを駆使して海洋部。
それでもパイミ崎や南海岸は体力勝負となる。
西表島PW1981の特集ページ
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