学校教育に地域のさまざまな人材を活用し、その質を高めるとともに、経費削減を推進します。
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ピアノ・バイオリンなどの地域の音楽教室との連携が可能です。連携の形も一年を通じて行う場合もありえますし、一定の内容を期間限定で行うこともあります。学習活動の場所や時間は地域の実情に応じて決めます。
また、地域にある楽団や合唱団との連携もありえます。学校施設の開放と併せて実施することもありえます。
一人の教師がカバーできる分野や能力には限界があります。地域の人材を活用し、教員の負担軽減や教育財政の削減にもつながります。
考え方は上の音楽の場合と同じですが、この分野では地元の産業などとの連携も考えられます。また、コミュニテーセンターなどの活動との連携もありえます。高校段階では逆に高校側から地域に働きかけるケースもありえます。行政などと連携し、町の美化(デコレーション)活動を夏休みに行い、それも学習活動として認めることもありえます。
中国語・ハングル・ポルトガル語など英語以外の言語の学習も求められています。しかし、学校側ではそのような人材を準備することは財政的に無理です。
また、民間サイドからみても十分な需要が確保できないため、そのような語学教室がビジネスとして成立することは難しい状況にあります。この分野での連携には相乗効果が十分期待できます。
指導者、施設など大きな制約のあるこの分野は、地域と連携することにより学校教育の内容や質を飛躍的に充実させることができます。
地域の実情によっては、学校食堂を経営し、その営業に地域や保護者が参加したり、中学や高校では生徒の食育や職業体験とリンクした取り組みも考えられます。
夜間の学校開放・学童保育などが拡充されれば、夕食の販売は必要不可欠に成ります。
地域の産業を活用し、職業教育を拡充します。
海浜・山間地・都市・農村など地域によって様々な取り組みが可能です。地場産業の振興、後継者の養成など学外からも要望が多い分野だと考えられます。
独力で子供を1日預かっている現在の学校では、子供を学校外に連れ出すことには、大変なエネルギーが必要です。
保護者や地域の協力があれば、地域の自然環境を利用した教育活動を拡充することができます。
人々が孤立しやすくなっています。家族が抱える問題も複雑化・内向化・孤立化の傾向をますます強めています。多様な立場や年齢の人との接触の機会を作ることは、急務ですらあります。
高齢者・障害者・学童保育・幼児など様々な人との接触が可能になる環境を学校の周辺で構築できないでしょうか。社会教育との連携も追求されるべき課題です。