バンコク2
 
4/23
 朝日で目が覚める外は壮大な田園風景。どこまでも続いている。川沼でえび漁をしているようだ。こんな大きな耕地が必要な のだろうか?きっと文明以前は森 だったに違いない。それにしても暑い。水を買っておくのを忘れた。のどが渇く。7:30ごろやっと水売りの少年が来る。水とコーラを買う。車内で朝食。そ れにしてもゆうに2時間は遅れている。
 都市にはいると、車窓はスラム街に。バンコクに着き、バッグを預かり所に預け(いかにもおかまという感じの背の高い女性?が普通に働いている)、構内を うろうろ。バタワースまでのチケットを買った。日曜日のチケットが取れず、バンコクに5日間もいなければならない。
 またもや駅前の旅行代理店につかまり、5日間1200バーツのホテルを600バーツにまけるという・・・暑さのせいかOKしてしまった。さらに暇つぶし にトラディショナルダンスのショウと水上マーケットのツアーを予約した。ホテルはデパートなどの近く。ここはタイなのかと思うほど近代的でもある一方、小 さな路地を入ると、手作りのような家が延々と続いていた。
 夜はトラディショナルダンスのショーを見に行く。スカイレールに乗ってみる。全自動だ。ダンスはまさに観光客向けの見せ物といった物で対したことはな かった

バンコク名物の渋滞

4/24

 疲れがた まったのか昼までごろごろ。とにかくバンコクは暑い・・・プラトゥナーム市場へ行ってみる。所狭しと衣料品が並んでいる。Tシャ ツを購入。伊勢丹の中に紀伊国屋が入っている。日本語の本を立ち読み。アジアブックスで少数民族に関する本を買った。夕食にトムヤンクン。シンハーよりも チャンビールの方が私は好きだ。
 伊勢丹の近く人通りの多い場所で、まだ3歳ぐらいではないかと思われる小さな女の子が地面に顔を付け、両腕を伸ばしコーラの紙コップを差し出している。 どうして良いか分からず涙が出てきた。
                                                                       
4/25
 
6:00AM起床。水上マーケットに行くはずだったが、迎えに来ない。ホテルのフロントにTELしてもらうと、もう出てしまったとか言っ てる・・・結局明日に回してもらった。しょうがないのでナショナルミュージアムへ行ってみることにした。
 着いてみると、今日はブッダの休日で休みだという。「私はアーミーだ」と自称する男が40mの仏像だとか、ブラックブッダだとか、仕立屋「ヴィーナス」 だとかいろいろおしえてくれた。しかもトゥクトゥクまで「これは白いナンバーだからガバメントの許可を得ているからぼられることはない」と止めて、60 バーツを50バーツに値切ってくれた。仕方がないので彼の言うとおりに廻ってみた。今思えば「ヴィーナス」の呼び込みだったのかもしれない・・・
40mのブッダ(ただでかいだけ。なんと陳 腐なつくりだ・・・)→
4/26
 
今日はちゃんと迎えに来て、ミニバスで水上マーケットに行った。
 途中ココナッツシュガー工場に寄る。ほとんどは土産物屋で、シュガー作りの実演をしているといった感じ。闘魚などで賭け事を楽しむのだろうか、ビンの中 に1匹ずつ闘魚が入れられていた。イヌが付いてくるので買ったクッキーをやると、そのあともずーっと付いてくる。特にイヌは好きではないのだが向こうには 好かれることが多い。
 ジェットボートに乗り換え水路をゆくと水上マーケットに着いた。腹が減ったのでラーメンのような麺とココナッツジュースを買った。
 帰り際にスネークショウと土産物屋に寄る。スネークショウはなかなかどうして引き込まれた。土産物屋はやはり作るところを実演している。樹根をそのまま の形のまま森のような彫刻にしている物があり、森から切り出したものに、森の彫刻を施す。これはなかなかおもしろかった。工場の脇には巨大な樹根がいくつ も転がっていた。
 帰って夕食にちょっと贅沢にアカハタのニンニク焼きなるものを食べた。これはうまい。300バーツ。

ココナッツシュガー工場。甘いにおいが立ちこめる。


水上マーケット


土産物屋(工場)。左は樹根の彫刻。
4/27
 ワットプラケオに行く。先日のアー ミーが「長ズボンに襟付きシャツじゃないと入れてくれないよ・・・」とか言っていたのでその通りにして 行ってみると、なんてことはない、他の観光客は半ズボンに肩出しタンクトップ・・・国の威信をかけて作られているといった大きさ、ぎらぎらの装飾。隅々ま できれいにされている。本堂にはエメラルド仏という小さな仏像がまつられている。山のような台座の上にちょこんと座った子供といった感じ。
 見学のあと、雨が降ってきた。雨具など用意してなかったので、近くの店で折り畳みの傘を買った。開いてみるとそこにはピカチュウまがいの絵が描いてあり 傘を差しているのがちょっと恥ずかしかった。
 タマサート大学のとなりのナショナルミュージアムに寄る。建物は老巧化しているのか、雨漏りしているところがあり、一部は修理していた。たくさんの仏像 があり勉強になった。スコータイスタイル、アユタヤスタイル、ジャワ島のもの、日本の仏像が鎌倉スタイルとして紹介されていた。金ぴかで新しいものだが、 なかなか良くできている。

特徴的な3っつの塔


 雨も上がり川沿いで夕日でも見ようかと思ったが、川沿いはレストラン や大きな家で埋め尽くされており一分の隙もない。ジェットボート乗り場があり、乗らないかと誘われる。ちょうど1時間ぐらいだというので乗ることにした。 900バーツ「ちょっと高いな・・・」。周りの人と一緒にボートに乗り込もうとすると、「おまえはこっちだ」他のジェットボートに1人で乗せられ る・・・・
「やられた・・・」。というわけで1人でチャオプラヤー川を遊覧。川沿いの生活がよく見える。小さい手こぎボートで荒波の中ビールを売りに来るおばちゃ ん。大きな魚を飼っていて、パンをやるとピラニアのように群がる。そのパンを観光客に売って小銭を稼ぐ家。
水上からのワットアルンはきれいだった。
 夕日の見える市場の中の安レストランで夕食を取り帰った。

ワットアルン


4/28
南へ出発!
 
なんかうだうだとバンコクにいてしまった。お金も使ってしまった・・・いよいよ今日は南へ出発!
 朝から移動の支度。ホテルをチェックアウトしタクシー でホアランポーン駅へ。駅の郵便局でおみやげなどを日本へ送る。1700バーツ。ちゃんとその場でパッケージしてくれる。1,5ヶ月で付く予定。カード電 話は休日のせいか使えなかった。親戚にも絵はがきを送った。
 列車に20分前に乗車。エアコン付きで快適・・・と思ったが効き過ぎて寒い。一枚はおる。
 都市を抜けると車窓は相変わらずの田園風景にヤシの木。田んぼには鶴、牛、魚を捕る人。夕食にトムヤムクン、フライドライス、コーヒー。ビールとライス を追加。トムヤムクンの赤唐辛子を食べてしまった。舌がしびれる。しばし悶絶・・・
 7:30頃ベッド作りにはいる。上段なので窓はない。ガイドブックを開き計画を練る。スマトラ島はかなりおもしろそうだ。若い旅行者の携帯マナーがなっ ていない。10:00以降もうるさかったら注意しようと思っていたが、さすがに夜は静かになった。何回かトイレに起きる。エアコンが効きすぎ・・・チェン マイで買ったウールの布を上掛けした。

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