ペナン島
 
4/29
インドネシア・スマトラ島に渡る為、バンコクから一気に列車でバタワー スへ南下。
 
6:10AMウエイターに「朝食だ起きろ、5分で顔を洗ってこい・・・」と起こされる。トイレと洗顔をすませ戻ってくると朝食の席ができ ていた。下で寝ていた女の子も迷惑だっただろう。隣の友人のベッドに潜り込んでいた。厚い雲が空を覆い、雲間から朝日が線光を走らせている。

赤道が近くなるにつれ、コントラストが強くなってきたような気がする。
 マレーシア入国。イミグ レーションカードを記入し、出国、入国とス ムーズ。4300バーツ両替379RM。車窓の森がタイよりも深い。植林された整然とした林が続く。起上に富んでいる土地、山が近い。緑が濃い気がする。 太陽は9:30AMほとんど真上。
 広い田園地帯が開けたかと思うと急に岩山がそそり立ち、雲は低く遠くの山の頂にかかっている。マレーシアの各駅では物売りが来ない。寂しい気がする。腹 が減った・・・
 バタワース着。ペナン島行きのフェリーに乗ろうとすると、男に声をか けられる。「日本人か?私の娘が来月東京工業大学に入学するんだ、うちに来ていろいろ教えてくれないか?」
とりあえずフェリーを降り、メダン行きのフェリーチケットを買い、その男とレストランで食事をすることになった。食事をしながらいろいろ日本について教え てあげた。すると、ものすごいスコールが・・・ほんとものすごい雨量だ。道が一気に川になってしまった。「家に兄がいるから来いよ・・・娘にもいろいろ教 えてくれ・・・」食事代を男は払ってくれ、タクシーを停めた。彼の家は日本の都営住宅のような集合住宅の2階だった。家に入ると、「兄」と名乗るやせこけ た男と、「従妹」だという女性が迎えてくれた。「兄」は「デンパサールにホテルを2つもっていてカジノを経営している。賭のいかさまの方法を教えてやるか ら、組んで一儲けしないか・・・今日もブルネイの金持ちと賭をするんだ一緒にやらないか・・・」といかさまの方法を実演する・・・「娘はいないのか?」 「今母を病院にお見舞いに行っている」・・・・これはやばい・・・・「いい加減にしろ!賭をしに来たんじゃない!」机を蹴って外へ飛び出した。2人の男に 取り押さえられたら、振り切れないかもしれない・・・一気にスコールの中を駆けだした。弟が追いかけてくる。「この嘘つきめ!付いてくるな!」雨の降りし きる中、コムタを目印に街の中心街へ、雨具は着ていたが、冷えたのか腹が痛くなり、スーパーに駆け込み用を足した。ガイドブックに載っていたスイスホテル (ゲストハウス)をみつけ、泊まることにする。部屋はタイル張りでシャワーは水。冷たく暗い部屋だった。
4/30

 見所といえばペナンヒルぐらいしか無いらしいので行く ことにした。バス停で日本人と会う。関西で交通工学を学んでいるのだそうだ。今は休学してバンコクで暮らしているが、ペナンへはビザを取得する為来たそう だ。ペナンヒルまで同行することになった。
 ケーブルカーで頂へ。途中、野生の猿が出迎えてくれる。高級別荘地といった感じで、静かで涼しい。ジョージタウン、本土との海峡を一望。対岸は低い雲に 覆われ、雲の中。南側の展望台からは谷間に大きなマンションが建ち並んでいるのが見える。

5/1
 6:00AM起床。船着き場へベモ で行く。フェリーへの通路で両替、出国審査。問題なくクリアー。フェリーに乗り込むとクーラーが効きすぎて寒い。かなりのスピードで荒波を進んでいるの か、揺れが大きく船酔いしそうになる。映画など上映されていたが、結構時間が長く感じられた。
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