お手軽度★★☆
 ●ねんど ●水彩 ●カッター(彫刻刀)●紙やすり
   お子様の夏休み等の工作にも最適です。
 本格的な篆刻(てんこく)は別の機会に譲って、遊び感覚の作成方法をご紹介。
 ねこの形のデザインですので”はんこねこ”としてみました。
 ”ハンコペンギン”とか”はんこなすび”(オタンコナスみたい)など
 お好みの形をつくって、底に模様などを彫ってみましょう。
  粘土は
材料のページでも紹介していますが、オーブン等で焼かない
 手軽なタイプのものを使って作成しました。このほか茶色の素焼き風に仕上がる粘土も
 あるようで、カラーねんども楽しそうです。
 お好みのねんどでオリジナルハンコに挑戦してみてください。
     ○まずはねんどで形造り。
         20ミリ*30ミリ
        
 
 
  最初はだいたいの形を創って、爪やつまようじで細部を仕上げます。
  招きねこの形にしてみましたが、猫にみえますか?
  もちろんシンプルな四角や丸の棒状に作成してもかまいません。
  これを乾かしますが、急に乾かすとひび割れすることがあります。
  紙などに包んで気長に(2〜3日)待ちましょう。
    ○ねこはんこに色をつけてみましょう。
           見本:1
         

  ねんどが十分乾いてからアクリル顔料で着色してみました。
  ピンクの招きねこの出来上がりです。左手に小判のデザインです。
  「ねこに小判」といいますが、付きもんですよね?
   ○はんこの底(印面)を整えて模様を描きます。
           見本:2
         

  底をまず300番の粗いサンドペーパーでけずり、1000番のペーパーで平らに
  仕上げます。 そして鉛筆でこんな模様を描きました。模様ですので文字のように
  左右を逆に書き込まないといけないとか、あまり気を使うこともありません。
  四角にしないでわざと変形にしてもおもしろい効果が出ます。
  失敗しても鉛筆なら消しゴムで消せるので、何度でもトライしましょう。
     ○カッターナイフで削ります。
           見本:3
         

  鉛筆で描いたところと不用な部分ををカッターナイフで切り取りました。
  はんこ作りで一番気をつかうところです。慎重に切り取りましょう。
     
 
 
  カッターナイフで切り取った部分の断面のイメージ図です。
  赤いところに印泥(インク)がつきます。
  出来上がったらいよいよスタンプや印泥をつけておしてみましょう。
      ○おしてみましょう。
 
 
   
  
  かわいいはんこの出来上がり。
  左の緑は一度おしです。右の2つは色と角度を変えて連おししました。
  ここでは全部水性スタンプでおしています。
  いかがでしたか?以外に簡単?
  あなただけのハンコが作成できたら、こんどは
印鑑ARTで遊んでみましょう。