2000年夏。スコットランドの旅

第3日目

Scotland

第3日目
Pitlochry-(B8019)→Queen's view
※( )内の数字は、ルートNo.です。

 明け方、寒くて目が覚めてしまったが、7時ごろ、起きたときには、しっかり晴れていて気候もばっちり! イングランドでも感じることだが、この季節は、朝・晩と昼の温度差がかなりあるように思うので、たとえ、昼間は、上着なしでOKな気温でも、ジャケットは持ち歩くようにしたほうがようようである。
 この日は、まず、軽く朝食前の散歩をしてから、チェックアウト後、また、Pitlochryにある川とダムを見に行った。川の近くで野ウサギをみかけたが、本当に彼らは素早い。写真をとろうと抜き足差し足で近づいたのだが、ほんのちょっとの物音を聞きつけたのか、ウサギたちは、あっという間に姿を消してしまった。


上段左:B&B近くからの風景;上段右&下段左:Pitlochryにある川;下段右:川の近くにあるダム


 私たちが、Pitlochryを訪れることにしたのは、旅行の計画を立てている最中に見た、ガイドブックやイギリス観光庁でもらった資料にある写真がとても美しかったからだった。いちばんのビューポイントは、Pitlochryから、少し車を走らせたところにあるQueen's viewであるとのこと。この名の由来は、ヴィクトリア女王がここを訪れ、その景色のあまりの素晴らしさをこよなく愛したからだという。実際、Queen's Viewに立ち、そこから景色を眺めてみれば、その逸話が本当であることがうなづけるだろう。 

Queen's view−(B8879)→ブレア城
 Queen's Viewから少し道を戻って、私たちが次に目指したのは、ブレア城である。私の英会話の先生であるジョン.P.も、子供のころ、家族とこの城を訪れた、楽しい思い出があるそうだ。
 ブレア城は、前の日に行ったBramar Castleaとは比べものにならないくらいの規模の巨大な白亜の城である。最初の城は1269年に建てられた。イギリスで唯一、私兵をもつことを許されているDuke of Athollが所有していて、32の部屋が一般に公開されている。敷地内では、独特のツノをもつウシ(右)が飼われていた。

ブレア城(A9、A889)→Catlodge近くのポタリー−(A86、A82)→フォートウイリアム
 そして、私たちは、フォートウイリアム、グレンコーへと車を走らせた。
 フォートウイリアムに到着したのは4時15分ごろ。ここを見物してからグレンコーを目指すのは、時間的に無理そうだったので、この日は、フォートウイリアム泊まりにすることにした。
 tourist information centreで紹介してもらったB&Bのおくさんは、とてもきさくで陽気な人だった。部屋は清潔そのもので、ベッドのシーツはほのかにせっけんの香りがして、私たちはふたりとも、ぐっすりと、心地よい眠りにつくことができた。

tourist information centreからB&Bに行く途中、お父さんとつりをしている少年をみかけた。気づかれないようにシャッターを切ったら、こんな感じになっちゃいましたー。


 フォートウイリアムは小さな都会といった感じの街。私たちはこの夜、B&Bのおくさんのお薦めのレストランで、ローストチキンを食べながら、かわいい女の子の踊るダンスを鑑賞した。























レストランは、たくさんの外国人旅行者(かくいう私たちも!)で一杯だった。わきあいあいとしたムードのなか、ダンスが始まり、その後、カントリー・ソングのショーが催された。
B&Bのおくさんの言う、"roast breast of chicken"をローストビーフと聞き間違えてしまった私。いざ、レストランでメニューを見て、ローストビーフがないことに気づき、口がすっかりローストビーフ・モードになっていた私はがっかり。でも、ローストチキンも、とてもおいしゅうございました。



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English

(2001.9.29、2003.3.19修正)

2000年スコットランドの旅 イントロダクション


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