2000年夏。スコットランドの旅

第1〜2日目

Scotland


第1日目
 予定どおりにアバディーン空港に到着。
 ハーツで、日本で予約していたレンタカーをピックアップして、アバディーン市内に着いたのは、夜の8時ごろだったと思う。夏だから、まだ明るいとはいえ、もう夜だったから、tourist information centreはすでに閉まっていた。けれど、なかなか予約したホテルがみつからない。ステーション・ホテルというから、駅の近くにあるはずなのだけれど、肝心の鉄道の駅がみつからない。結局、車を降りて探すことになった。何人かの人に聞き、やっとたどり着いたのは9時過ぎ。成田からロンドン、そして、アバディーン。とても長い1日だった。



第2日目
アバディーン(左)−
(A93)→Banchory(中央)−(A93)→Ballater(右)-(A93)→(Balmoral Castle)-(A93)→Bramar Castle
※( )内の数字は、ルートNo.です。

 翌日はまず、郵便局に行き、日本宛てに3枚の葉書を投函。10:30ごろ、アバディーンを発ち、「地球の歩き方」で、エレガント、と紹介されているBanchoryへと車を走らせた。
 着いてみると、エレガントというコメントには、ちょっと「??」の感あり。ちょっとだけぶらぶらして、次の町を目指した。Aboyneという町もあっという間に通過。ランチを食べられるような所がはたしてあるのかなぁ、と、先行きが少し不安になった私たちであった。
 Ballaterという町に着いてみると、なかなか賑やかな雰囲気。ノーチェックで立ち寄るつもりではなかったが、ここで、サンドイッチとスープの昼食をとることにした。
 次に、期待のBalmoral Castleをめざしたが、なんとこのお城の公開は、4月中旬から7月とのことで、結局、中には入れず仕舞い。王族が泊まるということで、美しい城らしく、かなり楽しみにしていて、ここまでの道々、いくつか小さなお城はあったものの、時間がなくなっては、と飛ばしてきただけに、本当に残念
 気を取り直して、私たちは、次の目的地、Braemar Castleに向かった。


Balmoral Castleの前を流れている川。右手側にお城の門がある。
この城にたどり着いたとき、ちょっと陽がかげってきた。
内心、さっきから、私たちが降りると、それまで車の中では晴れていた陽が、急にかげってくるなぁ・・と思っていたら、敦っちゃんがぼそっと一言。
「なんかさぁ、私たちが降りると、いつも曇ってこない?」。まさにそのとおーり!


Braemar Castle(下)−(A93, B950)→Kirkmichael-(A924)→Pitlochry


 Braemar Castle(上の3枚)は、お城というより、古い家という感じの、とても小さな、かわいらしいお城だった。小部屋のある部屋がいくつかあり、なかなか面白い造り。ちょっとメルヘンチックな気分になって、また、次の目的地へ向かうべく、車に乗り込んだ。
 お城から少しいったところにある山(下の左)には、木が1本もはえていない。後で人から聞いた話によると、その昔、産業革命時代、根こそぎ木を伐採して、燃やし、燃料にしたのだという。木が育たない土地なのかと思うほど、見事に木が生えていなかっただけに、そういう人工的な理由があったのか、と、かなり意外な感じがした。 

 5時ちょっと前に、この日の目的地であるPitlochryに到着。
 まず、tourist information centreに行き、リクエストに沿ったB&Bを紹介してもらい、ちょっとだけ町をぶらつく。アバディーンから始まって、いちばん活気ある町のようだった。
 フィッシャー・ホテルというホテルを発見(下段、中央と右)。庭がきちんと手入れされていて、とてもかわいらしい感じのホテル。それほど、宿泊料も高くはなさそうで、また今度訪れる機会があったら、こんな所に泊まってみたいなー、と、また1つ野望を抱いた私である。
 さぁ、明日はPitlochryを散策してから、Queen's Viewをめざすとしますか・・。

上段、下段左:Pitlochryの町並み。花が多く、飾られ、とてもかわいい雰囲気のある町である。
下段、中央&右:フィッシャー・ホテル。また訪れる機会があったら、ぜひ、こんな所に泊まってみたい。

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English
(2001.9.29、2003.3.9修正)

2000年スコットランドの旅 イントロダクション


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