第178回 : 身辺雑記〜拙HPのことなど(2004年1月13日)

新年に入って10日以上経過しました。土・日・月の三連休は風邪の初期症状がみられ、薬を飲んで家で休んでいましたが、たまに(← 強調!!)こうした休養を取ると、なんとも心地よく感じてしまいました。さて、今回は拙HPについて少々書かせていただきます。

拙HPは、昨年の6月から5年めに突入しています。早いものです。ときどきEメールをいただくこともあり、励みにさせていただいています。いまは「戦時中の音楽雑誌を読む」というコンテンツを中心に据えて、ゆっくりとすすめています。もっと加速できればと思うこともありますが、なかなかそうもいきません。理由のひとつは、昨年あたりから以前よりもより睡眠時間が欲しくなって、HPに充てる時間が少々ですが短くなったことです。もうひとつの理由は、『音楽之友』の要約は時間をかけてゆっくりやっていく価値のあるものだと思うからです。焦っていいかげんなものにしたくない、という気持ちが働くのですね。このコンテンツは、きっといまのペースですすめていくことになるでしょう。

次は音楽雑誌の記事一覧のコンテンツに関するお知らせと心積もりについてです。
以前『文献探索 2001』という書誌専門の刊行物に拙HPにアップしている『音楽之友』の記事一覧を載せていただいたことがありました。昨年の暮に『文献探索 2003』が出版され、今回は『音楽公論』記事一覧を載せていただくことができました。書誌に深い造詣をもつ深井人詩さんが編集人で、今回は「82人集」と銘打たれています。文献目録はもとより、書誌づくりや文献探索に関するエッセイが、82人それぞれの関心にそって提供されています(というわけですから、分野はそれこそ様々なのです)。前回『文献探索 2001』が出たときに述べたことですが、私が拙HPを続けられない事情が生じた場合や死んでしまったあと、こうして紙の出版物に記録が残っていれば、必要とする皆さんに利用していただけるというものです。来年かさ来年の『文献探索』には『音楽文化』記事一覧を寄稿したいと思っています(な〜んて、今年の初めからこんなこと書いちゃって、鬼が大笑いしているかも)。で、そうなると、拙HPにも記事一覧を増やさなきゃと思うのですね。そこで、今年のうちに『音楽知識』記事一覧を拙HPに追加する予定です(これなら今年の予定ですから、鬼も黙って見守っていてくれるに違いありません)。ちなみに『音楽文化』と『音楽知識』は戦時下の1943年、音楽雑誌の第二次統合で生まれた雑誌です。

ちなみに『文献探索 2003』の発売所については次のとおりです。
発売所・金沢文圃閣・田川浩之
〒920-0867 金沢市長土堀2-16-30
電話 076-261-8884
FAX 076-233-3111
Eメール kabumpo@beach.ocn.ne.jp


実は『音楽知識』の記事一覧については、一度おととしの早い時期に下準備をしかけたことがあったのですが、別の作業が入って一時中座しました。その後、さらに別の作業が入って、中座が連続したわけですが、その頃の私は、なんと下準備が完了したと錯覚していたのです。それがとんでもない間違いだと気付いたのは昨年夏のことでした(我ながら身体から力が抜けてしまいましたね)。それで下準備をまた始めたというしだいです。幸いというべきか、第二次統合でできた雑誌ですから発行されている期間も短いですし、1号あたりのページ数も少ないのです。これを完成させてサイトアップすることは今年の公約としましょう。本当は、これら四誌以外にも当時出版されていた音楽雑誌の記事一覧や要約の作成もしたいのですが、なにせ資料が少なくて・・・。

「図書館の蔵書を調べる」についても、発表当時から何年もたっていますから画面が一新されたものなどがあるようです。また、以前から気にかけていながら採り上げていないものもあります。こちらもマイペースになりますが、メンテナンスの意味も含めて、見直していきたいと考えています。

あとのコンテンツは、その都度ということになりますね。せいぜい楽しみながらやりますので、今年もよろしくお願いします m(__)m


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