第156回 : 「北方の鼓動」のサポーター・システム(2002年10月7日)
このほど、生まれて初めて「賛助会員」なるものになりました。ことのいきさつを述べることにしましょう。
釧路に北方音楽展委員会という団体があります。日本人の手になる音楽作品を楽しもうというコンセプトで、年一回「北方の鼓動」というレクチャーコンサートを開いています。今年は3回めのコンサートになるのですが、日時は10月12日(土)に迫っています(もちろん釧路でですよ)。一昨年おこなわれた第1回のコサートで配布されたプログラムと解説書は、以前このコーナーでご紹介したこともありました(→ こちら です)。昨年おこなわれた第2回では、プログラムと解説書が1冊にまとめられて見やすく、また使いやすくなりました。演奏を記録してCD-Rに残す(これは、たぶん第1回からなさっていたのでしょう)ということもなさっているようです。このように書くと、私が現地に飛んでコンサートを聴いているように思われるかもしれませんが、残念ながら、東京と釧路の距離はいかんともしがたく、伺ったことはありません。
ただ、HP「音楽の世界」の中に置かれたコンテンツ「北方の鼓動」を見るとかなりのことがわかります。また送っていただく資料を見たり聴いたりさせていただきました。プログラム・ビルディングに個性がありますし、丁寧な手作りのコンサートをなさっていることが伝わってきますので、興味は尽きませんでした。私は内心、CD-Rが希望者の手元に行き渡るようになればいいなと思っていました。
その北方音楽展委員会からさいきん、賛助会員募集のお知らせがきました。この委員会、今年の春には『北方の鼓動通信』を創刊し、ますます活動が軌道に乗っているようにお見受けしていたところでしたから、活動全体を前へ進めていくための具体的な策を提示してきたのだとすぐにわかりました。
入会は随時受け付け、会員の有効期間は申込日から1年間となります。年会費は2000円で、特典は「北方の鼓動レクチャーコンサート」特別限定CD(非売品)がゲットでき、「北方の鼓動」各種催しの物の優先案内が受けられるという内容です。
上のような内容でサポーターになってみる(私は10月1日付で申し込みました)と、ネーミングこそ賛助会員ですが、いわゆる大口拠出をするスポンサー感覚とは無縁のものです(もともと私には似合ってませんけれど・・・笑)。釧路に伺ってナマを聴くのが難しい私にしてみれば、特典のCD-Rの魅力がとても大きいのです。そうですね、一株株主にでもしていただいたような、そんな感覚があります。詳しくは、HP「音楽の世界」をお読みいただくと良いと思います。
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