第140回 : Windows XPの復旧作業(2002年3月24日)

私がWindows XPをデスクトップ機にインストールしたのは2月9日のこと。そして、やや不可解な現象を伴いながら(シャットダウンするときに、直接電源スイッチを押してオフするなどいう離れ業を行なうこととなりました!)、まずまず無難に動いてくれていました。ところが3月4日になって突然、Windowsの初期画面が立ち上がらなくなったのでした。このあたりの事情は、すでに書いたとおりです(  こちらへどうぞ)。その折には、あまりのんびりしないで復旧したいと考えていたのですが、考えを改めました。

なにしろ起動用ディスクだけでも6枚もあるのです。くわえて、古いWindowsのOS(Windows 95、98、Me、2000、NT、いずれもOKだったと思います)のCDーROMも用意しておく必要があります。そこから先には、3月上旬の段階では確認できていまでしたから、やってみなければわかりません(汗)。けっこう時間が要る、というか、ゆっくりと気持ちの余裕をもって復旧に当たった方が良いだろうと思うようになり、3月の私自身の予定と睨めっこしてみると、あまり早い時期に復旧をしようと思っても無理があると判断したのです。

ゆっくりやろう、という発想は適切だったと実感しています。そう、私が予定したのは3月21日の春分の日でした。古いOSといっても、各メーカーのPCのバックアップ用のシステムディスクに格納されている場合もあり、こうしたものはうまく読み込んでくれません。結局、かなり古めのOSのCD-ROMを用意し、なんとかハードルをクリアしました。次は、XPをインストールするか、修復にするかなどを聞いてきます。修復を選ぶと期待通りに動いてくれず、けっきょくインストールのし直しを選択・・・。首尾よくインストールが終わったときにはホッとしました。

でも、本番はむしろこれからです。基本ソフトであるWindows XPは元に戻りましたが、周辺機器の類や各種アプリケーション・ソフトもインストールし直しなのです。けっこう、気分的にはダメージを受けるわけですが、これらがインストールされなければ使い物になりません。ただ、この1ヵ月ほどの経験から、XPと相性の悪いソフトをある程度知りえましたから、それらは今回インストールしませんでした。いまの私にとっては慌てなくてもいいソフトだったのは、幸いでした。

Office XP(ワード、エクセル、アクセスなど)をインストールする時に困ったことが起きました。このソフトは、インストール時かその後かは別として、ユーザー登録と認証というプロセスがあるのです。登録は既に済ませてありますが、インストールをし直したとなると、改めて認証を受ける必要があります。方法はインターネット上か電話かのどちらかです。もちろんインターネットを選択して作業を始めたとたん、以前、手続きをとった記録が残っているよ〜ん、と言ってきて先に進めないのです。電話が通じる平日に改めてマイクロソフト社に電話し、最終的には事なきを得ましたが、この時はチョット焦りましたね。

かくして復旧作業は一通り終わりました。救いだったのは、3月3日までに自分で作った各種ファイルが生きていたこと(あ、全部を確かめたわけではないので、ダメなものが無いとは言い切れませんが)。でも、この記事は、まだノート型PCを使って書いています。残るのは、ホームページのこの間のサイトアップ分をバックアップして、再びデスクトップ機に戻してやること。光が見えてきました・・・(かな?)。


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