原文
The fat pony jogged over the bridge in Lynde's Hollow and along the
Green Gables lane. Marilla's face was rather grim. It was ten miles from
East Grafton and Davy Keith seemed to be possessed with a passion for
perpetual motion. It was beyond Marilla's power to make him sit still
and she had been in an agony the whole way lest he fall over the back
of the wagon and break his neck, or tumble over the dashboard under the
pony's heels. In despair she finally threatened to whip him soundly when
she got him home. Whereupon Davy climbed into her lap, regardless of
the reins, flung his chubby arms about her neck and gave her a bear-like
hug.
語彙など
- pony:ポニー,小馬
- jog:ゆっくり走る
- rather:幾分,やや
- grim:険しい
- possessed:とりつかれた,所有して
- passion for:〜への情熱
- perpetual motion:永久運動
- agony:苦痛
- lest:〜しないように
- wagon:四輪車
- tumble over:転ぶ
- dashboard:(馬車・馬そりなどの前部の)はねよけ,ダッシュボード
- heel:かかと
- in despair:絶望して
- whip:〜を鞭で打つ
- soundly:激しく
- whereupon:〜するとすぐ
- lap:膝
- regardless of:〜にかかわらず
- rein:抑制力
- fling:投げつける
- chubby:丸ぽちゃの
- hug:抱擁
太ったポニーがリンド家のくぼ地にかかった橋を渡りグリーンゲーブルの小道をゆっくりと走る。イースト・グラフトンから10マイルの道のりをデビー・キースは取りつかれたような勢いで動き回っているようだ。マリラの力ではデビーをじっとしてさせることはできず、馬車の後ろに落ちて首を折らないか、はね除けから転がってポニー足元に落ちないかとずっと心配し通しだった。どうしようもなくなったマリラは、家に連れ帰ったらこっぴどく鞭で打つよと脅かすはめになった。デビーはマリラの膝の上に乗ると、手綱などおかまいなしに丸ぽちゃの腕でマリラの首に飛びつくと熊みたいに抱き付いた。
太ったポニーがリンド家のくぼ地にかかった橋を渡りグリーンゲーブルの小道をゆっくりと走る。イースト・グラフトンから10マイルの道のりをデビー・キースは取りつかれたような勢いで動き回っているようだ。マリラの力ではデビーをじっとしてさせることはできず、馬車の後ろに落ちて首を折らないか、はね除けから転がってポニー足元に落ちないかとずっと心配し通しだった。どうしようもなくなったマリラは、家に連れ帰ったらこっぴどく鞭で打つよと脅かすはめになった。デビーはマリラの膝の上に乗ると、手綱などおかまいなしに丸ぽちゃの腕でマリラの首に飛びつくと熊みたいに抱き付いた。