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日付内容
2022年3月15日  そして気がつけば3月(汗
 結局、昨年9月に走ってから練習に行けたのは1日と、お手伝いに伺った際の数本だけ・・・。  例年通りのなんら進歩の無いシーズンオフでしたが、地区戦の開幕戦からエントリーを考えられる余裕があること自体、数年ぶりのこと。
 まずは開幕戦にエントリーできることを素直に喜んでいます。

 でもって、今シーズンのエントリークラスですが、2022年度から関東地区戦のクラス区分や、タイヤ規定が大きく変わったため、少し悩みました。

 ポイントは2つ。
 一つ目は、TW280クラスが排気量で2クラスに分かれること。
 もう一つは、いわゆるPNクラスのタイヤに規制が入ることです。
 前者のタイヤはNDの場合現状YOKOHAMA FLEVA一択。
 後者は、YOKOHAMAでいえば、A08Bが使えず、A052ならOKという規定。

 自分の腕前はさておき(汗)、TW280クラスはタイヤ的、車両的にハンディを感じており、ほぼイコールとなるPNクラスに気持ちがかなり傾いたのですが、もう少しTW280クラスのND使いの皆様に挑みたい、という思いがあり、引き続きTW280クラスにエントリーすることを決めました。
 とは言え、凄腕ND乗りの皆様のタイヤチョイスに動きが出た場合は、早めの冬眠シーズンオフに入らざるを得ませんので、皆様もう少しおつきあい頂きたいなと思っているところです。
2022年3月22日  そして開幕戦。
 今回は前日からエントリーができました。
 この五ヶ月で1回+数本しか走れなかった割に、前日練習は好調で、周りも自分もびっくり。
 部活動がたまたまバッティングしなかったので、土曜の練習から付き合ってくれたコカントクも、なんか意外と良かったんじゃないの〜みたいな感じで、予想外だったようです。
 ま、勢いだけで走ってもタイムが出るようなレイアウトだっただけのことと思いますが、気分は悪くないです。


 晩にはカントクも合流してくれて、いざ本番。
 前日のように勢いだけでは走れないレイアウトになっている時点で苦戦が予想されましたが、それでも第一ヒートはトップから0.9秒遅れの6位と、昨年までの自分と比べれば大善戦。
 第二ヒートは路面の影響か軒並みタイムダウンとなりましたが、ランサー時代に戦ったY君がしっかりタイムアップして入賞圏内に食い込んできたことで、私は7位に落とされてしまいました。
 さすがに全く練習していないので悔しがるのも失礼な話ですが、ちょっとだけ悔しかったです。
 でも、箸棒ってわけではなさそうなので、とりあえずしばらくはこのクラスに戦いを挑んでみようと思っています。
 練習してないので当たり前なんですが、ターンセクションでの遅れが目立つので、平塚青果市場からやりなおしかなぁ、なんて考えているところです。
2022年5月6日 平塚青果市場練習会  開幕戦にて、昔から変わらない自身の弱点が露呈されたので、このままではさるくらでは勝負にならないと判断し、その分の時間と費用を練習会に割くことに。
 これも巡り合わせでしょうかね、開幕戦の直前にとある会場で、エボ6時代以来振りと思える懐かしい方に声をかけられ、平塚青果市場の練習会に誘われたのを思い出しました。
 調べてみると、ちょうど良いタイミングであるじゃないですか、青果市場の練習会が。
 ということで、何年振りでしょう、エボ10では走ったことが無いので、少なくとも10年以上振りに青果市場での練習会にエントリーしました。
 確か、エボ3をジムカーナ仕様に改造して初めてサイドを引くためにここに来たなぁ、と、会場に到着してしみじみ思い返してしまいました。
 肝心の走行ですが、雨予報ではなかったのですが、練習会開始時点はウェット、その後次第に乾き、午後は完全ドライとなりました。
 久しぶりの青果市場は、狭さよりも路面のグリップの低さに戸惑いました。ウェットだからかなぁ、と最初は思ったのですが、ドライでもさほど変わりませんでしたね。
 これで練習になるのか、という疑問も多少はありますが、アンダーオーバーが出やすい路面なので、短い区間で丁寧な操作が要求されますので、私にとっては良い訓練になりました。
 今回は、ドライビングで気になっていたあるポイントを確認、矯正したいという思いもあり、その検証用のアイテムも試験運用。まぁ、気休め程度の自己満足レベルではありますが、通常の練習ではなかなか見えなかった部分が少し明らかになり、貴重なデータが取れた気がしているところです。
 最大の問題は、次にエントリーを予定している高速カートコースの本庄対策になるのかどうかというところですかね。超高額車両を持ち込んだYさんも次は本庄とのことで、二人で苦笑いをして会場を後にしました。
2022年5月8日 地区戦rd3@本庄  第二戦は今の自分では戦える気がしないのでスキップして第三戦本庄ラウンドへ。
 あ、いえ、本庄なら戦えるのかと言えば、そんなわけは無いのですが、実はJAF CUP最上位は本庄だったり、地区戦で勝ったことがある会場なので、嫌いじゃないってだけです、本庄。
 とは言え、最後に本庄で戦ったのはエボ10時代のJAF CUPか全日本かはたまた地区戦か、もう記憶に無いくらい昔のこと。
 この会場も平塚ほどではありませんが懐かしさがよみがえってきますね。
 連休中ということもあり、カントク、コカントクも同行してくれて、今回も土曜日から参加。

 自身の体制的には非常に良い状態ではあるのですが、一つ懸念事項が勃発していることを知らされました。
 それはTW280タイヤの進化ですね。
 今更タイヤをあれこれ悩んでチョイスしていく気力や時間も無いので、タイヤを変えるつもりは無いのですが、なんとなく穏やかではない様子。
 それでも同じタイヤを履くライバルがいれば言い訳せずに頑張れるところですが、そのあたりも大分雲行きが怪しくなっていることが判明。もちろんこれが競技における正常進化ですので、グダグダ言っている自分がイレギュラーな部類なのですが、今回の最大の懸念材料はタイヤチョイスになりそうです。

 土曜日は、トップからは大きく2秒ほど離され、後ろから数えて4番手というタイムで終了。
 いろいろ試して、今の自分なりにそれなりに納得感のある走りはできたつもりでしたので、この差はいかんともしがたい感じです。

 そして当日。午後から雨模様との天気予報のもと、第一ヒートはとても大事。雰囲気は土曜日と似ている感じなので、テンションは上がりませんが、ポイントをいくつか整理して第一ヒートにトライ。
 ちょっとちぐはぐな感じがありつつも、上位陣のパイロンタッチも多くて4番手で折り返し。
 雨乞いするほどの成績ではないので、何とか第二ヒートも勝負できることを願いつつ、時折振り降りる雨粒を気にしないようにしながら第二ヒートにトライ。ワイパーを動かすか迷う程度の小雨でしたが、守っても得るものは無いので、自分なりにできることに精一杯取り組み、タイムアップには成功。ただ、後半ゼッケンは明らかに雨の影響を受けていたようで、その合間を縫って、4位でフィニッシュとなりました。

 コカントクの物心が付いてから、かつ、ロードスターでははじめての入賞のような気がするので、4位という結果には一定の達成感があるのは事実ですが、一方で何か虚無感のような感覚があるのも否めないというのが正直な気持ちです。
 自分なりには結構頑張ったし、今できることの9割くらいは出せた実感はありますが、どこか違和感を感じています。
 今一度取り組み方を見直すべきときに来ていると考えている次第です。
2022年5月12日 取り組み方針  地区戦第三戦本庄ラウンドの結果を受けて、今後の取り組みについて、ゴールデンウィーク中もんもんと悩みました。
 選択肢は4つかな。
  (1)このまま耐える
  (2)タイヤを変える
  (3)クラスを変える
  (4)早めのシーズンオフ突入
 まず(1)のADVAN FlevaでJG14参戦継続ですが、モチベーションを保ち続ける自信がないかな、と思いつつあります。これまでも何度もアドバン冬の時代を迎えて耐えてきましたが、心の支えを失いつつある今、このまま行くと心折れそうです。言い訳してしまう姿はコカントクの教育にも悪そうです。
 続いて(2)のJG14は変えず、進化したTW280タイヤに変えるパターンですが、実は第三戦会場でも、クラスを超えて結構多くの方にこの点を聞かれました。その都度、納得感のある返答ができない自分がいることを痛感させられました。そうですね、普通に考えたらこれ一択のはず。冷静に考えてみろって、自分に言い聞かせてます。ただ、車のセットはこのままでいいのか、など不安はありますね。
 そして(3)ですが、これはクラスをJG8に変えるとともに、タイヤもADVAN A052に変えるパターン。振り返ればシーズン当初も参戦クラスをJG14とJG8とで迷ったことがこの記事にも残っていますので、これが素直かもしれませんが、シーズン途中からクラスを変えたことは経験が無い他、タイヤを中心とした道具の整備にも時間を要しそうですし、TW280に微妙に合わせてきたセッティングやドライビングが変えられるのかなど、不安要素を挙げればキリがありません。
 となると(4)かもしれませんが、今年は近年になく時間を作れているので、さすがにもう少し走りたいと思っています。

 実は第三戦の会場に始まり、連休明けにかけていろいろな方に悩みを打ち明けて相談させていただいておりましが、一人で考えているとこの4つの選択肢がぐるぐると循環して止まらない状態が続いておりました。

 と言いながら時間ばかりが過ぎ、第四戦のエントリー締め切りもあっという間に迫ってきましたので、皆様のコメントも踏まえつつ、家族とも相談し、今後の方針を決めました。

 相談に乗っていただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様の暖かいアドバイス心に沁みております。理解いただいた家族にも感謝です。

 ということで、現時点で何か新たな道具が手元に届いたわけではありませんし、急いで車両に手をつけるつもりもありませんが、皆様の助けも借りながら、第四戦へのエントリーを済ませました。
 いきなり変えた道具を使いこなせるとは思っていませんので、長い目で来年度あたりには戦えるようになるためにも、貴重な本番走行のデータを積んでいきたいと思います。
2022年5月23日 ようやく  だいぶ遅くなっちゃいましたけど、ロードスターに乗り換えて地区戦で優勝することができましたよ。
 ときたま思うことpart45の2020/6/1の記事でも書いたのですが、「一つだけどうしても思うことがあってそのためには必ずどこかで再始動しないといけない」と言うのが、ロードスターで優勝すること、でした。
 他界した大先輩との約束だったんです。
 こんなに時間かかっちゃって、不器用ですみません。
 ようやく報告できて良かったです。
 どこかで見ていてくれたらうれしいですね。
2022年5月28日 地区戦rd4@浅間台  改めまして、本人も回りもびっくり、恐らく誰も予想していなかったことと思いますが、何年振りでしょうか、関東地区戦第4戦JG8クラスで優勝しちゃいました。
 ようやくウィークデーが終わり、ウキウキと解析したところ、浮かれた気分は一瞬で吹き飛ぶ内容の悪さ。改めて、皆さんのミスに大きく助けられたリザルトであることを認識しました。
 ま、いろんなことをひっくるめての結果であることは受け入れますが、とても喜べる内容ではないことを痛感しています。
 とは言え、貴重なデータが取れたことは確かです。前々報でも記したように、現状でJG8の皆様と戦える状態にあるとは思っていません。幸い、自身の感覚と遅れているセクションとが合致していますので、このあたりを少しずつ詰めて修正し、来年度に向けてしっかりデータを蓄積したいと思います。

 と言うことで少し振り返り。
 先日も書きましたが、今後の取り組み方に悩んだ挙句、今回よりタイヤを替えてJG8へのクラス変更をエントリの直前に決めました。
 最大の問題はタイヤのメーカー在庫が無いことだったのですが、これも古くからの友人が、なんとかするからエントリーしちゃっていいよ、と後押ししてくれたことが決め手になりました。平塚方面に足を向けて寝られないくらい感謝しています、Uちゃん。
 レースウイークまでにタイヤを手に入れられる目処が立ったものの、使えるタイヤは1セット。ロードスター初年度にA052を履いていたものの、3年が経過しているのでほぼ記憶にありません。前日練習だけでどのように本番に合わせるか、タイヤマネジメントをどうするか、悩み満載のまま会場入りすることになりました。
 決勝当日は若干天候が危ぶまれるものの、そんなことを考える余裕はなし。前日練習の4本で、タイヤへの順応、セッティング、皮むき、などやることは山ほどありますが、あまり無駄にタイヤを使いたくないジレンマもあり・・・。
 悩んだ末、セッティングは後回しにし(おいおい)、皮むきを2本、アタック1本で様子見をしながらタイヤの特性を理解して、どうしてもセットが気に入らなかったら4本目突入、というプランをぼんやりと考えて前日練習へ。
 最初の2本はタイヤに負荷をかけずにポイントポイントの動きだけを確認する形をとり、それなりのアタックをしてみた3本目は、皆さんの練習タイヤでの走りには絡める程度のタイムが出ていたようなので、散々悩んでカントクにも相談の上、土曜日は3本で終了することを決断。決勝当日の微妙な天候を鑑みると、4本目を走るより、今の自分にはその1本を温存するメリットが大と判断しました。
 伝説のアナウンサーM浦様が、その判断に対してなにか嬉しそうに声をかけてくださりましたが、正直、言うほどの余裕は全くありません(汗
 

 で、決勝当日、朝からウェットでしたが雨は上がり、慣熟歩行が終わるころにはほぼドライ、2本勝負が期待できそうでしたが、ブリーフィング最中から再び無情の雨。ま、イコールコンディションではありますし、2本目一発勝負ということは、私にとってもう一本練習走行ができると考えれば悪くありません。
 その第一ヒート、貴重なテストの一つなので、ちょい限界超え気味をイメージして、と思ったら、いきなり奥でスピン&エンスト。とは言え、感触は悪くありませんでした。
 そして雨も上がり完全ドライ1発勝負となった第二ヒート。とりあえずタイヤの限界がまだ良く分からないので、この辺かな、というあたりのちょっと手前くらいのマージンを持ってアタック開始。言い方を変えればヌルい走りだったようにも思いますが、案の定、いきなりスタートでストールしたのに始まり、止め過ぎたり曲げすぎたり待ちすぎたりを繰り返しながら、集中だけは切らさないようにコーナーをクリアして、最後のターンもあまり寄せすぎないようにしてゴール。タイムは1分10秒48!!!と大原君が絶叫していましたが、何せファーストゼッケンの私は良いのか悪いのか分からずパドックへ。
 その後コンマ差で届かない〜というアナウンスが続きつつ終盤ゼッケンへ。さすがに1軍の皆様にはさくっとやられるだろうなと思っていましたが、結局抜かれることなく、ファーストゼッケン逃げ切り優勝が決まりました。

 あまり気持ちを高ぶらせることも無いまま結果だけが付いてきたのでなんだか不思議な感じです。
 カントク、コカントにその姿をお見せできなかったのが悔やまれます。
 思うことはたくさんありますが、限られた条件の中で結果を残せたことは少し自信になりました。
 一方で、道具的に今回が私のピークであることや、タイヤを全く使えていないことも明らかとなりました。この先、道具のコンディション低下を上回る自身の順応力が問われる形になりますが、課題もいろいろ見えてきましたので、しぶとく取り組んでいきたいと思いますので、みなさまよろしくお願いします。
2022年6月29日 地区戦rd5@SPN  ちょっと気を抜くと、あっという間に時間が経過しますね。
 今シーズンもフル参戦のつもりは無く、第二戦もお休みしていましたし、この第五戦、第七戦、第八戦はお休みのつもりでしたが、第四戦浅間台ラウンドで予想外の結果が出てしまったことから、少しだけ欲が出まして、きゅうきょ第五戦新潟SPNラウンドに参戦を決めた次第です。
 伝説のアナウンサーM浦様がアナウンスをされていた頃からのTASK主催イベントの大ファンではあるのですが、地区戦ではあまり良い成績を収めた記憶は無く、今回もちょっと煮え切らない5位でフィニッシュとなりました。
 昨年は、土曜日に走ることができずに本番を迎えて、ひどい結果だったのを思い出しますが、そういう意味では今年は、トップのS谷様の一人旅に目を瞑れば、まぁ、団子の中に居られたことがせめてもの救いでしょうか。
 残念ながら練習用のA052が手配できていませんので、前日はFLEVAで走らざるを得ず、A052向けのセッティングもできずに臨んだ本番ですので、悩みはあるもののここはぐっとこらえどころと思っています。
 あくまでも今年はデータ取りであることを踏まえれば、少し考えていたことが薄ぼんやりと見えてはいるので、データノートにしっかりと記録して来年度の糧にしたいと思っています。
 
 若干話は変わって、JG8と言うクラスに第四戦からクラス替えして2戦目になりますが、若手とベテランが混ざったいい雰囲気のクラスだなぁ、と感じています。
 いつの間にか自分もベテラン側に見られているような気がしますが(この年なら当たり前か)、若いドライバーのイキのいい走りは素直に応援したくなりますね。
 少しでも若手ドライバーに遊んでもらえるよう精進したい今日この頃です。
 
 結果は微妙でしたが、地元の一般の観客を巻き込んだ運営はすばらしく、この会場で一度は勝ってみたいなぁ、という思いを強くして会場を後にし、のんびり帰宅し、自宅に着いたのは24時を回っていました。
 みなさま、お疲れ様でした。
2022年7月25日 地区戦rd6@つくばジムカーナ場  今回は、さすがに取り組み方を強く反省する1戦となりました。
 クラス変更をした直後に優勝なんぞしてしまったので、ちょっと自分の立ち位置を見失いつつあったのですが、あくまでも今年は来年へのデータ取りというつもりで、自分なりの取り組みを敢行していたわけです、はい。
 加えて、今年は何かと物入りで、クラス変更した途端に輪をかけるような状態になってしまい、ぐっと我慢をしていたのですが、つくばの路面はそれを許してくれませんでした。
 もともと夏のつくばの路面は苦手な部類なんですが、第一ヒートの最中にそれを思い出しました。
 FLEVAですとそれほど気にならなかったことが、高温路面のA052だと色々自由が効かなくて、アナタサイドヒクノハジメテデスカ、というひどい状態。
 第一ヒート最中には全く修正できませんでした。
 暑くてふらふらなんですが、とにかく第一ヒートで何が起きたのかを振り返りつつ、サイドが効かないわけではなくて、荷重のかけ方とサイドの当て方に問題があると結論付けて(あたりまえの事言ってるだけですが)、セッティングは変えずに運転を修正する方向で第二ヒートへ。
 結果、ある程度まともには走れましたが、攻める領域には程遠く、6位でフィニッシュとなりました。
 JG8にクラス変更して3戦、前日にA052を使った浅間台と、前日にFLEVAを使った新潟とつくばでは明らかに結果に違いが見えているので悩ましいです。
2022年8月16日 地区戦rd7@茨城中央サーキット  夏真っ只中、7月31日に、JAF関東ジムカーナ選手権第7戦が茨城中央サーキットにて開催されました。
 諸事情により、第7戦のエントリーは見送ることも考えていたのですが、2つの観点でエントリーすることをぎりぎりに決めました。
 一つ目は、今年は来年度に向けたデータ取りと位置づけているため、一通りの会場を走っておくことが重要であること。
 もう一つは、大量ポイントゲットもあったことから、実はちょっとだけ欲が出てきていて、シリーズ入賞の可能性が見えていることに気づいたこと。

 土曜日の都合が付かないため当日入りでのエントリーという制約はあるものの、土曜日から入っても今の戦力では大差なかろうと、割り切ることにしました。今の自分が当日エントリでどこまで走れるかと言う点も評価対象です。
 本番当日が近づくにつれ一番の心配事は暑さでした。予想最高気温は36℃前後と、テレワーク中心の日々を送る自分にはちょっと心配になるほどの予報です。
 また、ここICCは路面の特殊性から、タイヤの依存度がかなり高いと言われています。実際、上位ドライバーはフレッシュタイヤもしくは1戦使用のみのタイヤを投入している模様。一方の私は・・・。ま、それは想定の範囲内なので、マイペースで取り組んできました。

 結果は4位。優勝のS谷さまは一人旅でしたが、3位まで0.03秒、2位まで0.07秒と、自身の想定よりは戦えた印象でした。
 一方で、第一ヒートからタイムを出せない点は反省点ですが、第一ヒートと第二ヒートで、少し走り方を変えた結果なので、このあたりのデータが蓄積できればもう少しまともに戦えるかなと思っています。ま、裏を返せばそのデータが無いのが現状の弱みでもあるので、そこはぐっと我慢の今年度と言ったところでしょうか。
 敢えて走り方を変えた事で、この路面に対するドライビングの方向性は少しわかったような気がします。

 ロードスターで初のICCイベントでしたが、路面のフィーリングは舗装路面とは思えないものでしたが、それでも操作なりの反応が得られて、ランサーに比べると分かりやすいなと感じました。
2022年8月30日 残り2戦  早いもので今シーズンも残すところ2戦のみとなりました。
 今年は例年になく時間も作れ、戦えそうな雰囲気でシーズン中盤を過ごしたような気がしていますが、冷静に振り返ると入賞回数はわずか2回、そのうち1回はJG14での入賞なので、実はJG8に移ってからの入賞はわずか1回のみということに気づかされます。
 突然スキルが上がるわけでもありませんし、まぁ、そんなもんだろうとも思いますが、来年はまたどうなることか分かりませんし、今年もう一回くらい入賞したいな、というのがせめてもの願いです。
 と言うわけで、残り2戦のうちどちらかでは勝負したいと妄想しているのですが、次戦のさるくらは、あまり良い成績を収めたことが無い会場。もう何年も走っていないですし。一方最終戦のつくるまは、はっきりいって未知数。北関東方面の方々は相応に走っているみたいなので、そのあたりを踏まえると戦える気がしない。
 2つの選択肢を考えると、まだ新しい会場であるつくるまなら一縷の望みがあるかもしれないと考えて、一度走りに行って来ましたが、虎の子A052を使っても同じJG8の方に2秒殺され、八方塞がり状態のようです。
 今シーズンの成果と言う観点で、何ができるか、何をすべきか、を良く考えて、残り2戦の取り組みを考えているところです。
2022年9月11日 JAF関東ジムカーナ選手権第8戦  9月4日、JAF関東ジムカーナ選手権第8戦が、長野県はさるくらモータースポーツランドにて開催されました。
 今年度の地区戦も残すところ2戦。自分で決めた環境の中で最大限の結果を残すべく、考えながらの土日でしたが、結果は5位に終わりました。
 あまり良い記憶のないさるくらですが、土曜日の二本目までで見ると上位陣には食らい付いている模様。本番タイヤ=練習タイヤの私にはこれ以上のネタが無いのがきついところですが、走らせ方次第では上位に絡める可能性を心に秘めながら、タイヤコンディションを重視して、3本目、4本目はパス。
 そして決勝当日ですが、少し気負いがあったのか、集中し切れなかったのか、第一ヒートはいきなり1コーナーを行き過ぎるミスから慌ててしまい、前半の遅れが大きく平凡なタイム。勝負の第二ヒートも今度は1コーナーの入り口を手前に見誤るミスに加え、第一ヒートでうまくいったセクションをぼろぼろと落とす始末で、タイムアップはしたものの、順位変わらず、トップから0.8秒遅れの5位となりました。第一ヒートと第二ヒートのいいとこどりをすれば十分上位に絡めたはずであることから、道具云々の前に、運転の精度の問題であることを突きつけられた1戦になりました。
 A052と言うタイヤはとてもコントローラブルなタイヤなので、慣れて無くても、ちょっと引き気味で走ればそこそこのタイムが出るのですが、やはりぎりぎりのところの挙動がもう一つわかっていなくて、本番で狙いに行くとボロが出ますね。
 もう少し、A052で練習したいなぁ・・・。
2022年9月21日 最終戦を前に  今シーズンも残すところ最終戦のみとなりました。
 中盤戦からの想定通り、いまひとつ戦えないまま第8戦までが終了。
 第7戦ICCラウンドを前にした残り3戦を迎えたところで、3戦のうちどこかで勝負したいな、と取り組み方を整理し、勝負をかけるなら最終戦かな、と考えていました。
 その思いは第7戦会場にてM浦様にはこっそりお伝えしたつもり。
 決してカートコースが得意とかそういうわけではなく、一番未知数で波乱があるかもしれない、という程度の淡い期待に加えて、いくつかの条件を踏まえて算出したパレート解からセレクトした戦略になります。
 
 ですので、第7戦、第8戦と戦えなかったのは想定どおり。いや、もうちょっと戦えてたらとは期待していましたが、決して言い訳ではありません(汗。
 事前につくるまサーキットに練習に行って虎の子タイヤを使ったのも、その仮説を基にしたデータ取りでした。
 その練習会では、いかんともしがたいタイム差をつけられてしまい、何か技術的に活路を見出せたわけではありませんし、何も波乱は起きそうにありませんが、最終戦は言い訳せずに上位陣に勝負を挑みたいと思います。

 想定外は不安定な天候ですが、吉と出るか凶と出るかはお楽しみ。全身全霊を尽くして最終戦楽しんできます。
2022年9月25日 JAF関東ジムカーナ選手権第9戦  自分なりに勝負どころと設定して臨んだ2022JAF関東地方選手権最終戦。結果は玉砕。
 久しぶりに落ち込みました。
 これが実力だと言うことで、謙虚に受け止めたいと思うまでに、大分時間を要しました(汗。
 一応自分なりの誤算を挙げておきます。
 ・走行経験の少ないコースでしたが、前日練習からちゃんとA052を履くことで(これ自体が今季初)それなりに合わせられるだろうと踏んで参加した土曜日。なんてことでしょう。前が見えないほどの大雨&深い水溜り。A052を前日に使った意味が・・・。
 ・9月の最終戦ということで、気温が下がることは、アメダスの履歴を統計的に調べても明白、でしたが、土曜日と打って変わって日曜日はピーカンの夏場のような路面温度。虎の子A052のアドバンテージが・・・。
 ・これは自分のせいですが、(寄せられないので)滅多にしないパイロンタッチを大事な2本目にやらかしてしまいました。それほど頑張らなくても良かったところで、つい寄り過ぎてしまい、頑張って避けたのですが、コンマ数秒捨てた上に、パイロンの角を踏んでしまった模様・・・。
 結局、慣れないコースに当日ぶっつけ本番となった中で、大事な2本目でタイムを残せず、7位で終了。
 パイロンタッチしたセクションを普通に通過していれば、5位相当、ヨコハマ勢では2番手タイムでしたので、狙いそのものは悪くなかったと思うのですが、ま、そんなもんです。
 これで2022年シーズンは終了。クラスを変えていきなりJG8で優勝できたのは嬉しい誤算でしたが、その後はパッとしませんでした。
 限られた戦力の中で貴重なデータは取れたと思いますので、うまく来年に生かしたいです。
 シリーズは6位に入れたので、これは久しぶりに嬉しいかな。
 JG8のメンバーと(半ば強制的に?)仲良くなれたのが一番嬉しいことかも。
 皆さん1年間お疲れ様でした。
 ありがとうございました。
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last modified 4/Feb/23
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