休日の山歩き 38 | 槍ヶ岳 Yarigatake |
[北アルプス] 槍ヶ岳(3180m) 〜燕岳(2763m)、表銀座縦走コースを経て東鎌尾根から 2011年8月10日(水)〜8月12日(金) |
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槍ヶ岳山荘から槍沢を望む 東鎌尾根の上にヒュッテ大槍、 下に殺生ヒュッテ 奧に西岳、さらに常念岳 |
【表銀座から槍ヶ岳へ】
日本アルプスの山に初めて登ってから今年は4年目、北アルプスは去年の奧穂高岳が初めてだったが、いよいよ今年の夏は槍ヶ岳を目指すことにした。結果は、今回は天気に恵まれ、槍ヶ岳の鋭鋒の遠望もあり、縦走路は快適な稜線散歩と険しい昇降の両方があり、槍ヶ岳山頂からの360度の展望は最高だった。高山植物もたくさんの花が見られた。
行程は、中房温泉から燕岳に立ち寄り、表銀座縦走コースを経て、東鎌尾根から槍ヶ岳に至り、槍沢から上高地に下山する。コース途中でテント泊できる山小屋は燕山荘、大天荘、ヒュッテ西岳などがあるが、夜行バスを利用して登山口の中房温泉を早朝に出発し、1日目は大天荘まで足を伸ばすことにし、2日目午後にも槍ヶ岳を極め、殺生ヒュッテに泊まり、3日目は状況により南岳と天狗池に立ち寄った後、上高地に下山する。ただ、天気の変化にも対応できるよう、予備日を設けておく。このような計画を随分早くから温めていた。
今年の夏は早い梅雨明けの後、南の高気圧の発達が弱く、北の寒気が下りてきて、新潟福島豪雨や各地で急な雷雨など不順な天気が続いたが、8月に入り1週間になる頃、ようやく夏らしい天気が望めるようになってきた。夜行バスの予約が3日前になってしまったが、難なくさわやか信州号の穂高・白馬行きの予約ができた。
【夜行で登山口の中房温泉へ】
猛暑の東京から夜行バスに乗り、信州安曇野・穂高のバス停に、まだ暗い午前4時過ぎに下車した。同じバスを降りた他の数人はタクシーで常念岳に向かい、1人だけになったが、大阪発のバスを降りてきた若い男性2人がいて、タクシー運転手が、3人でバス運賃(1人1700円)と同じで良いと言うので、5時05分発の季節運行バスを待たず、タクシー相乗りで登山口の中房温泉に向かう。前方に富士山のような形をした有明山を見ながら快走し、5時10分過ぎに中房温泉下(1450m)に着いた。ここは燕岳登山の入口で、マイカーの駐車場もある。登山者カードを書いたりしていると、夜行直通バスが到着したのか、周りに急に登山者が多くなってきた。早朝にもかかわらず、多くの人と前後しながら、6時ちょうどに登山口を出発した。
【合戦尾根を登る】
中房温泉からの合戦尾根は、樹林帯の中の急登が続いた。登り始めから30分の第1ベンチこそ元気に通過したものの(ここには水場があるので、休むべきだった)、次の第2ベンチからは、およそ30分ごとに現れるベンチごとに、ザックを下ろして息を整えた。天気は良く、木漏れ日が差し、汗拭きタオルは早くもぐっしょりになる。合戦小屋で冷えたスイカを食べた。やがて左右の見晴らしも良くなり、左手の稜線の奧に大天井岳や早くも槍ヶ岳の穂先がのぞき、次いで右手には燕山荘や燕岳方面が見えてくる。登りも緩やかになり、気持ちの良い尾根歩きだ。10時40分、燕山荘(2704m)に着くと、前面に一気に北アルプスの山並みの展望が開け、気持ち良いことこの上ない。視野の左端に槍ヶ岳が際立ち、Y字形の雪渓を控えている。槍ヶ岳山頂部には雲がかかったり晴れたりしている。
【燕岳山頂】
ここから、サブザックを担いで右手の燕岳(2763m)を目指す。白くザレた道に花崗岩の奇岩が配置され、可憐なコマクサの群落もあり、心地良い歩きで燕岳山頂に至る。30分余りの緩い登りだが、実はバテた。中房温泉で朝食として食べた助六寿司などがやや軽すぎ、急登でエネルギーを使い果たしたのだ。燕山荘に戻り、早速テーブルで湯を湧かしハンバーグ入りラーメンを作って食べた。同じテーブルにいた人の話では、昨日はガスで何も見えなかったそうだ。
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中房温泉の登山口 | 合戦小屋 | 槍ヶ岳と大天井岳が見え始めた |
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燕山荘から北アルプスの山並みの展望 | イルカ岩 左右に大天井岳と槍ヶ岳 |
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燕山荘 | 燕山荘から燕岳を望む |
【燕山荘から表銀座縦走し大天井岳へ】
12時50分、燕山荘を発ち、表銀座縦走コースの緩やかな稜線を歩く。燕山荘までの賑わいと別れ、出会う人は少な目になる。右側の北アルプスの山並みは相変わらずすばらしいが、午前に比べ山頂を覆う雲が多くなり、槍ヶ岳は分からなくなった。縦走路は主に稜線の右側(飛騨側、といってもここはまだ県境ではないが)に付いており、這い松帯に風が吹き付けてくるが、時折稜線の左側(信州・安曇野側)に移ると、木立もあり、お花畑が美しく、風がなく蒸し暑い。飛騨側の乾いたザレ地にコマクサの群落もあった。大下りの頭から20分ほど下り、多少のアップダウンを含め40分ほどで元の高さに戻る。平坦な歩きは余りに快適で、今朝ほどの睡眠不足から歩きながら眠ってしまいそうになるほどだった(いかんいかん、転倒してしまう)。前方に大天井岳が大きくなり、切通し岩の梯子を上り下りし、その先の分岐を左に取ると、山頂を巻いて斜面を急登する。分岐から30分で、午後4時過ぎに大天荘(約2875m)に着くと、槍沢の側の展望が新たに開けた。
この小屋は大天井岳から常念岳へと緩やかに続く稜線上にあり、広いテント場がある。広いとは言っても両側が切れ落ちており、風は、常念岳に向かって右側(槍沢側)から左側(安曇野側)に強く吹き抜けるので、風を避ける向きにテントを張り、張り綱を大きめの石で固定した。テント場には縦走路の両側に20張り程度のテントがゆったりと張られている。
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表銀座縦走路 前方に大天井岳、右の槍ヶ岳は雲に隠れる | 大天井岳が大きくなる |
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大天井岳から大天荘を見下ろす 奧右に常念岳 | 大天井岳山頂 背後は槍ヶ岳のY字形の雪渓 |
【大天荘でテント泊】
まずは1日目の行程を予定どおりこなし安心して、大天井岳(2921m)山頂へは、小屋の背後の岩がゴロゴロした道を10分ほどで登る。岩屑の山頂には人影もなく、小さめの標識と祠があり、360度の展望が開けるものの、傾きかけた日差しと増え出した雲で山々に陰影ができていた。
テント場では風が強く火をおこせないので、山小屋の脇の風下のテーブルでスパゲッティやもつ煮込みなどを食べ、ビールを飲んだ。テントに入った後、雨が降ったが、小1時間で止み、やがて星空と月明かりになった。しかし強い風は一晩中吹き荒れ、テントは左右に大きく揺すぶられた。布1枚隔てて自然に身を委ねているのを感じた。
【2日目、喜作新道へ】
翌朝、相変わらずの強風で、朝食はテントの中で鱒寿司を食べ、安曇野側の雲間にご来光を見て、午前6時前に大天荘を出発した。稜線から下りると風も弱くなり、前方に朝日を浴び始めた山稜が広がるが、槍ヶ岳は雲で見えない。急坂を下り静かなたたずまいの大天井ヒュッテに着いた。ヒュッテの手前に雷鳥の親子がいたが、子鳥は1羽だけのようだ。ここからは槍ヶ岳を目指す稜線の縦走路(喜作新道)に移る。まずは牛首展望台を巻く緑の多い道で、様々な花が咲いている。ビックリ平に登り着くと稜線上の道になり、右側に展望が開ける。縦走路は昨日と同じように、這い松の飛騨側と花の安曇野側を交互に通り、赤岩岳を過ぎ、9時過ぎにヒュッテ西岳(約2680m)に至る。15分程で西岳(2758m)山頂を往復した後、ヒュッテ裏の展望の良いテーブルで休憩した。今日も朝食が軽かったためか、早いうちに空腹になり、先ほど1時間前に水を注いでおいたアルファ米の赤飯2食分の半分と、ヒュッテで求めたトマトなどを食べた。
【西岳から水俣乗越を経て東鎌尾根へ】
ヒュッテ西岳を10時20分に出発すると、急な下りになる。梯子や鎖もあり、悪路と言いたい位に激しく下り、少し登り、水俣乗越(約2480m)に下り着いた。ここでちょうど、若い単独男性が荒い息で槍沢から登り着き、ここから地図にない道をたどり北鎌尾根から槍ヶ岳を目指すと言う。互いの無事を祈ってこの人と別れ、東鎌尾根に向かう。前方にいくつも険しい峰が立ちふさがり、上り下りを繰り返す。垂直に近い長い梯子を下りると、両側が切れ落ちた細い尾根だ。やがて、ヒュッテ大槍まで40分という案内が現れ、アップダウンが緩めになり、ほっとする。
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大天荘から大天井ヒュッテに向かう 槍ヶ岳に雲がかかる | 西岳からヒュッテ西岳を見下ろす |
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槍沢(大曲より下部) 東鎌尾根から望む | 槍沢(大曲より上部)と東鎌尾根 西岳から望む |
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東鎌尾根の右側の雪渓は、昨日から槍ヶ岳のたもと にY字形に見えていたものだ。ヒュッテ西岳から |
水俣乗越 |
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東鎌尾根 いくつも峰を越えていく | 長い下りの梯子と細い尾根 | 越えてきた峰を振り返る 背後は西岳 |
【ヒュッテ大槍に立ち寄り、殺生ヒュッテにテント泊】
午後1時半前、ヒュッテ大槍(約2870m)に着く頃、ガスが出てきて、小雨模様になった。小屋の中に入ると、疲労感が一気に募り、思わず昼時限定メニューの「天ぷらうどん」を注文して食べた(900円也〜今回の登山で唯一最高の贅沢になった)。後から考えると、今日の目的地の殺生ヒュッテまであと10分余りなので、行ってしまっても良かったのだが、もっと遠いと思っていたのだ(登山地図で、表の全体図ではこの区間を双方向15分としているのに、裏の詳細図には時間が書いてない!)。
こうして、ヒュッテ大槍からガスの中わずかの水平歩行で殺生ヒュッテ(約2860m)に着いたのが午後2時。石ころの斜面に平らな部分を見つけてテントを張った。斜面の上から吹き下ろす風が強く、張り綱を石でしっかり固定した。時間はあるものの、今日の槍ヶ岳登頂は止めにし、ゆっくりと過ごす。次第にガスが晴れて、槍沢方面の展望が開け、一方、斜面の上に槍ヶ岳や槍ヶ岳山荘が姿を現すと、その意外な大きさと近さにはっとした。そう言えば槍ヶ岳は、昨日燕山荘で見て以来、丸1日以上雲に隠れて見えてなかったのだ。夕食は西岳で作った赤飯の残り半分を湯で暖め直し、生姜焼きやキムチなどと食べ、ビールを飲んだ。風が弱まり、穏やかな月夜になった。
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ヒュッテ大槍を発ち、ガスの中を歩くと | 殺生ヒュッテに着く | 殺生ヒュッテテント場から槍ヶ岳を望む 8/12早朝 |
【3日目早朝、槍ヶ岳に登頂】
翌朝、風が再びやや強くなった。テント場ではまだ暗いうちからご来光登山に向かう人の動きが始まるが、しばらく待って、5時になりヘッドランプも要らなくなったので行動開始することにし、槍沢の道から槍ヶ岳山荘を目指す。天気は良い。東の空が明るくなり、富士山と南アルプスのシルエットが浮かぶ。左手の峰がモルゲンロートに染まり、右手の槍ヶ岳に連なる東鎌尾根からご来光を見る。朝日を浴び始めた槍ヶ岳山荘(肩の小屋、約3070m)に登り着くと、既に登頂を果たした人などで大変賑わっており、大学の山岳部の記念撮影を手伝ったりした後、私も山頂への道を進む。すぐに前方に渋滞があり、後から来た、今回で9回目の槍ヶ岳登山という男性と話しながら登る。空はくっきり澄んでおり、9回目の人も、これほど見晴らしが良いのは珍しいと言う。
最後の垂直の梯子を登り、午前6時23分、ついに槍ヶ岳(3180m)山頂に立つ。狭い山頂も混み合っており、時計回りで進み、祠で記念撮影をして下りの梯子にたどり着くようになっている。山頂からの展望はまさに360度で、特に南側の穂高岳方面の稜線が際立つ。西の笠ヶ岳方面には槍ヶ岳の影が伸びる。西鎌尾根が延びる先には、鷲羽岳、水晶岳など多くの北アルプスの山が連なり、さらに9回目の人によると、立山や白馬岳方面も見えているという。東は逆光の中だが、常念岳の優美なシルエットの手前に昨日歩いた西岳の黒い影や東鎌尾根の荒い山肌が迫る(北鎌尾根が祠の後ろ下にあることに後で気付いた)。そして定番の富士山と南アルプスだ。
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槍ヶ岳山頂を目指す | 槍ヶ岳山頂から東鎌尾根と槍沢を望む | 槍ヶ岳山頂 |
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穂高連峰への縦走路 | 笠ヶ岳方面に槍ヶ岳の影が延びる |
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西鎌尾根 その先に双六岳方面 | 北鎌尾根(左)と東鎌尾根(右) 奧中央に大天井岳 |
【槍沢から上高地に下山】
登頂を果たし、肩の小屋から東鎌尾根を経て殺生ヒュッテに下りた。テントを撤収し、小屋の前のテーブルでナンとキーマカレーを食べ、午前9時過ぎ、槍沢から上高地に向け下山にかかる。天狗原分岐を過ぎる頃、前方に西岳とその右の赤沢山が壁のように立ちはだかるのを見、大曲で水俣乗越への道を分けると、昨日の険しい稜線歩きの苦労が随分前のことのように思い起こされる。ひたすら槍沢左岸の道を下り、槍沢ロッヂを過ぎ、午後1時、1年ぶりの横尾山荘(1620m)に着き、ラーメンを作って食べる。ここで上高地からのバス時刻を見て、4時から5時台のバスに乗る見当を付け、1時40分に横尾を出発する。新村橋を過ぎ、茂みで子熊を見たという男性と徳沢まで話しながら歩く。
今回は天気に恵まれた。単独登山ながら何人もの親切な人々と話をした。山小屋のスタッフは皆丁寧だった。山の強い日差しで顔や腕が焼け、首の後はひりひりする。なぜか手がむくんでいる。足にマメもできたが、何とか持ちそうだ。全てのことに感謝しながら、梓川沿いの平坦な道を休まず歩き通し、4時少し前に上高地バスセンター(1505m)に着いた。バスと電車を乗り継ぎ、松本から特急に乗り、夜10時、自宅に着いた。
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槍沢から槍ヶ岳を望む | 槍沢から西岳(中央)と赤沢山(右)を望む | 槍沢(大曲)から東鎌尾根を見上げる |
【多くの花々】
燕岳や稜線の縦走路の這い松帯に、コマクサの群落があった。一方、稜線の縦走路の安曇野側には木立とお花畑が広がり、多数の花が見られた。合戦尾根や槍沢左岸の道にも、花が多かった。
→ 燕 岳 で |
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→ 表 銀 座 縦 走 路 で |
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コマクサ | クルマユリ | コバイケイソウ | ウサギギク | ヤマハハコ |
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→ 喜 作 新 道 で |
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タカネナデシコ | ニッコウキスゲ | ミヤマキンポウゲ | ハクサンフウロ | ウメバチソウ |
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→ 西 岳 下 で |
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ハンゴンソウ | ミヤマシオガマ | エゾシオガマ | ヒメシャジン |
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→ 東 鎌 尾 根 で |
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→ 槍 沢 で |
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トリカブト | チングルマ(花期後) | チシマギキョウ | チングルマ | センジュガンビ |
【行程】
8/9火
自宅20時台発⇒新宿22:30発夜行バス⇒穂高4:10着
8/10水 晴
穂高4:35発タクシー相乗り⇒中房温泉5:12着
中房温泉6:00→6:31第1ベンチ→6:55第2ベンチ7:05→7:37第3ベンチ7:44→8:19富士見ベンチ8:28→8:57合戦小屋9:26→9:46合戦沢ノ頭→10:40燕山荘[10:52→11:26燕岳山頂11:35→12:01]12:50→13:47大下りの頭→15:26切り通し→15:33槍ヶ岳・大天井岳分岐→16:04大天荘[16:53→17:02大天井岳山頂17:13→17:22](テント泊)
8/11木 晴
大天荘5:52→6:25大天井ヒュッテ6:39→7:11ビックリ平→8:00赤岩岳8:09→9:09ヒュッテ西岳[9:19→9:29西岳山頂9:32→9:41]10:20→11:17水俣乗越11:28→12:27ヒュッテ大槍へ40分12:38→13:25ヒュッテ大槍13:52→14:04殺生ヒュッテ(テント泊)
8/12金 晴
殺生ヒュッテ5:00→5:29槍ヶ岳山荘5:34→6:23槍ヶ岳山頂6:48→7:13槍ヶ岳山荘→東鎌尾根→7:44殺生ヒュッテ9:07→9:32坊主岩屋下→9:39水場9:46→10:15天狗原分岐→10:50大曲→11:12ババ平テント場→11:37槍沢ロッヂ11:49→13:01横尾山荘13:40→14:15新村橋→14:29徳沢→15:09明神→15:51上高地バスセンター
上高地16:45発⇒18:33松本駅着=19:21発特急あずさ⇒21:50立川着⇒22時過ぎ自宅着
【標高差】
中房温泉1450m→槍ヶ岳山頂3180m→上高地1505m=+1730m−1675m
【歩行時間】 [ ]内はコースタイム
1日目 中房温泉→燕山荘 [4:10] 4:40(合戦小屋0:29含む) +燕岳登頂[0:55]・燕山荘で休憩 2:10
燕山荘→大天荘 [3:00] 3:14 +テント設営・大天井岳登頂[0:20] 1:18
計 [8:25] 11:22
2日目 大天荘→ヒュッテ西岳 [3:20] 3:17 +西岳登頂[0:15]・ヒュッテで休憩 1:11
ヒュッテ西岳→殺生ヒュッテ [3:25] 3:44(ヒュッテ大槍0:27含む) +テント設営
計 [7:00] 8:12
3日目 殺生ヒュッテ←→槍ヶ岳登頂 [2:00] 2:44
(うち槍ヶ岳山荘←→槍ヶ岳登頂 [1:00] 1:39) +テント撤収・ヒュッテで休憩 1:23
殺生ヒュッテ→上高地 [7:40] 6:44 (横尾で休憩 0:39 含む)
計 [9:40] 10:51
【参考資料】
山と高原地図「槍ヶ岳・穂高岳」(2010年版)、日本百名山を登る・下(昭文社2003年)
2011/9/4整理 9/13修正