両神山・薄川七滝沢養老の滝


1991.1.27 永瀬、高野、佐々木、森廣、武生、平塚


 10年前の1981年2月に七滝沢に入ったことがあるが、登り残した養老の滝を登りに行くことになった。
 1月27日(曇り) 前夜、高野氏のワゴン車には全員乗れないので、犠牲になって1人西武秩父駅で待ち合わせることになった。日向大谷の道ばたにテントを張り、軽く一杯ひっかけて寝る。

養老の滝 清滝小屋は一昨年全焼したが、素晴らしいログハウスに生まれ変わっていた。オープンは今春(1991年春)からのようだ。両神山頂往復の3人と別れ、七滝沢への雪道を下りる。鎖場があって結構いやらしい。養老の滝の一部が見える。

 出合から小滝を二つ登っていくと二俣状で、両方に20mほどの氷瀑がかかる。右が養老の滝下段の滝である。落ち口はぐっと絞られていて、その上は見えないので30mくらいあるかも知れない。

 武生君をおだててトップで取り付かせる。10mほど登ると氷の状態が悪いらしく、一旦降りかけたが、永瀬氏の「もう一度挑戦してみたら?」の一言で、気を取り直して登り切った。セカンドで2本のアイスハーケンを回収しながら登るが、やはり相当悪く感じた。なにしろアックスをふるっても氷が割れてなかなか決まってくれないのだ。後続もかなりヒーヒー言って登ってきた。

 ふたつ目の氷瀑は10mくらい。武生君が右から登ったあとの残置を利用して、リードさせてもらう。セカンドの永瀬氏がツルベで次の20mくらいの傾斜の緩い滝を登る。頭上を横切る登山道の橋に上がり、往路を戻って下山した。

 【コースタイム】 (1/27)日向大谷6:50 清滝小屋8:15〜40 養老の滝下10:20〜40 終了(登山道)15:20〜50 日向大谷17:15


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