狼殺しの蒼い赤
落ちぶれた画家の娘・鈴華が父に頼まれて訪れたのは毒草園だった。
怪しげな毒草園の雰囲気に嫌悪する鈴華だったが、七生の言葉に憎悪する父から解放される手段をみつけてしまう。
鈴華の決断。その後に訪れた運命とは。毒草園シリーズの読み切り短編
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伽羅売りの娘
香木を商う旧家、支倉には代々の当主のみが知る秘術が存在していた。
しかし当主であった真夜の父親は、何者かによって殺害されてしまう。唐突すぎる父親の死により、
一度は途絶えたと思われた支倉の秘術。真夜はそれを受け継ぐことができるのか。毒草園シリーズの読み切り短編
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蝶を求めて
「あなたの蝶が欲しい」と宗也を呼び止めたのは、まだ幼い少女だった。季節は冬。蝶の姿などどこにもない。
不可解な少女の要求を振り切って逃げ出した宗也だが、再び少女は現れた。オカルト風味の現代ファンタジー (読み切り)
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