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ガープス=ルナル・リプレイ小説

 GURPS-LUNALはSteve Jackson Games社から刊行されたGURPSの日本版サプリメントであり、富士見書房、グループSNEに著作権があるそうです。
 無論GURPSはSteve Jackson Games社が著作権を持っています。
 ついでに言うとこの小説は私個人に著作権が生じます。

 この小説は、GURPS-LUNALリプレイから書き起こされた小説です。
 原作については『私立経済学院』管理人及川四郎氏による『スミカの事件簿』に当たります。
 プレイヤーとマスターという視点の差があるので、同じキャラにも関わらずかなり違うのが伺えるかと。
 なお『スミカの憂鬱』と呼ばれる、この作品と対になる小説が描かれています。


 Tabletalk Role Plaing Gameとは、テーブルトーク(卓を囲んで話す、程度の意味)ロールプレイ(演劇ぐらいの意味)によるストーリーを展開するゲームです。
 慣れるまでには結構慣れが必要になりますが、慣れてしまえば結構面白いモノです。
 ごっこ遊びにルールがあるもの、と言われますが、熟練プレイヤーとマスターにはルールすら不必要です。
 共通認識という『ルール』さえ有れば、どこでも誰とでも簡単にできてしまうのがTRPG。
 『企業戦士タンバリン』の作者及川氏も、TRPGでできて現実にできないことは少ないと豪語している。
 TRPGは人生を渡る為の最良のツールである!
 もしこの小説を読んで興味を持たれた方は、カードゲームなどの電源不要系ゲームを扱う店で探してみてください。
 TRPGファンが一人でも多く増えてくれる事を、私は望んでいます。

 原作 及川四郎、脚色・演出 丹石緑葉、監修カゲヒサ

  蔭尚の暴走。

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キャラクター
アマツ=カゲヒサ(天津蔭尚)
CV:児玉さとみ
 師匠がカルシファード出身であったため、こんな名前を与えられた。
 外見年齢は10歳で可愛らしいのだが、辛辣な言葉遣いとサディストな性格のイヤな奴。
 「大義名分」と称した自分の気分で拷問の際の手段を考える。
 いつもジト目でスミカをいぢめるのが趣味。
 得意技は拷問、得意呪文は『恐怖』。前「ポワティエの戦役」において帝国の軍師をその知力でうち負かし、『白の軍師』の称号を戴く。

スミカ
CV:長瀬えみる
 ガヤン神官にして投極術のトップエリート。手にしたソードブレイカーより素手が強い変な奴。
 天然入った少女で、パーティのトラブルメーカー。
 本人は真剣に考えているんだからはっきり言って手に負えない。
 カゲヒサのおもちゃと化している。

セリス=リッテンハイム
CV:難波圭一
 リッテンハイム一族らしく美的外観とそのへらへらした軽さを発揮するシャストアの神官。
 最凶の幻覚使いにして、女たらし。その情報の99%は信用できるが、入手ルートは暗黙の了承(1sec)。
 また大した努力もなくあらゆる技術を運だけで乗りこなすところも、一族故か。


アマツ=ナオ(天津菜緒)
CV:鳩野雛
 カルシファード出身の謎の魔術師。カゲヒサが外見上の年の時にピールに連れ浚って育てた経歴の持ち主。
 だが彼女も20代前半の美貌のまま、既に(少なくともカゲヒサが言うには)100年近く生きている魔女。
 『エグの魔女』『エグのアイドルオタク』『弟子たらし』等様々な黒い噂が飛び交うが、実は(ウィザードの癖に)子持ちらしい。
 ただし、夫と子供は彼女から地の果てまで逃げてしまったとか、いないとか(年齢からしてもう生きていないだろう)。
 エグでちょっと名の知れた魔化屋『Heaven and Hell』を営む。ピール出身らしい。

ファットマン
 無意味にさわやかな野郎。ポワティエの戦役で金持ちになり、今回冒険をやめる。夢は1ぺど=500ムーナ(?)

アリューゼ
 尻軽で性格も軽くて存在感まで軽かった盗賊。今回上納金滞納により処分された。

アングリー陛下(本名:せばすちゃん)
 オータネスの王だが、以前は冒険者。いびつに歪んだ頭蓋と、その暴走気味の性格は冒険者の頃と変わらない。
 パーティ『人外魔境』にて唯一の人間にして、尤も人間らしくなかった冒険者。
 他のキャラの方が、まだ亜人ながら人間らしさがあったのに。

フェラーリのみなさま
 ちょっと説明すると危険な面々なので、ご想像に任せます。
 頼むよ、丹石緑葉氏……(^^ゞ


第0話オープニング。別れ。
第1話プロローグおしごと?
第2話依頼内容おまつり?
第3話仕事?依頼主。