よっしーの部屋

スキューバダイビング
コレクション
車について
メール
 
 
 
メインページ
仕事部屋・HOME
よっしーの部屋・HOME
kado1自動車kado2
 
愛車だった… 〜TOYOTA CALDINA〜
私は車が好きで幼い頃からミニカー集めなどに没頭したものでした。でもケガをして手も足も不自由になり車のことなんて頭になかったのですが、ある訓練施設で「免許取れるよ」と言われ、初めて手だけで運転できる車を知りました。・・・教習所には障害者用の教習車などまずありません。あっても両下肢が不自由な方が乗るタイプがまれに1台ぐらいあるのが普通です。握力がない私の場合も先に車を購入してそれを自分で運転できるように改造し、さらに教習車用に改造して教習所に持込で習いました。先行投資をしてしまった以上やめるわけにはいきません。・・・無事に免許を取得したのですが、車と車椅子のトランスファー【乗り移り】をするときにお尻をどうしても擦ってしまい褥瘡(じょくそう=床ずれ)になってしまうということがわかりました。いろいろ工夫したのですが厳しい状態でとうとう車に乗ることができなくなってしまいました。
 
カルディナ
CALDINA TZ-G 【ST195G】
タイヤ GRID II 【215/40-ZR17】
ホイール ベルサス・セスト・ツーリズモ
サス RS-R
ショック KYB 【減衰力調整式】
SUPER SPECIAL FOR STREET
車と車椅子のトランスファー【乗り移り】をするときは座席と車椅子の隙間にボード【画像中央茶色の板】を置き横にずりながら移動します。この動作が私の天敵でした。

※クリックすると大きくなります。
トランスファーボード
 
希望と未来…
ずっと車に乗ることができず淋しい思いをしていたのですが、少し明るい兆しが見えてきました。知人A氏が日常使っている車椅子のまま車に乗り込んで運転できる車を日本に上陸させたからです。A氏の車の前にジョイバン【ジョイプロジェクト】という電動車椅子で乗り込みジョイスティックで運転できる車はニュースになりました。日常使っている車椅子のまま運転できたらこんなに嬉しいことはありません。乗り移りでできてしまう褥瘡もできず、雨の日だって以前のように濡れなくなるでしょうし、もっともっと車の運転ができる障害者が増えることでしょう。大手自動車メーカーも介護型だけだった福祉車両を自立型も視野に入れて開発しているそうです。ですが海外に比べるとまだまだ規制が厳しく改造がうまくできないのが現状です。考え方も海外は日常的に使用する車椅子を運転席にする。というのに対して日本は運転席を車椅子にするという発想がまったく逆なのです。
 
A氏の車 〜CHRYSLER VOYAGER〜
手持ちのリモコン操作で右側スライドドアが自動で開き、中からスロープが出てきます。同時にスロープの傾斜を和らげるため車が少し傾きます。

※クリックすると大きくなります。
ボイジャー1
ボイジャー2 低床・フラットに改造してあるため専用の車椅子で容易に乗り込むことができます。

※クリックすると大きくなります。
車椅子には固定装置(画像中央の車椅子についている黒い鉄棒。矢印部分)がついており、この部分と車の固定装置ドッキングさせます。

※クリックすると大きくなります。
固定装置
ボイジャー3 乗り込むと目線はシートに座っているのと同じ高さです。助手席もはずれるようにできており、車椅子で収まることも可能です。ですがこの車は特殊なため普通の人では簡単に運転できません。

※クリックすると大きくなります。
 

 
Copyright(C)2001 WebSTAR. All Rights Reserved.