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● 大手自動車メーカー【TOYOTA】の参考出展車 |
このエスティマは2000年の国際福祉機器展に障害者の自立型の車として参考出展されたものです。その後モーターショーに、最終的に池袋のアムラックスに展示されました。
※画像は説明者の許可を得てアムラックスで撮影したものです。 |
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● エスティマ【自立型福祉車両】※参考出展車 |
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◆エスティマのフレンドマチック車をベースにしたもので、運転席が電動車椅子になる画期的なものです。(介護型から自立型へ)右のアームレストの先に車椅子のコントローラーがあり、シート下に車椅子のタイヤが格納されています。
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◆下降が完了し、リフトからシートを外せば電動車椅子になります。※ただ電動車椅子としてはまだまだ改良の余地がありそうです。例:ステップ(足を乗せる所)の位置が高い為、シートから膝が上がり過ぎてしまい、バランスが悪い。等
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● 規制緩和を早急に望む |
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業者側も頑張っているのですが、やはり1番のネックは日本の法律(陸運局の安全基準)です。「車内シート(特に運転席)の取付強度の値が高すぎる」ということが自立型の車の開発を遅れさせている原因だと思います。アメリカで改造をして安全基準をクリアしたものは輸入車としてナンバーがもらえ、同じ改造を日本車(日本)で施した場合はナンバーが取得できない。同じ改造車だというのに…。早くこの矛盾を解決できれば産業界にも少なからず良い影響が出てくると思います。さらには日本経済も…。(大きなことを言いましたが…)コスト面で作りたくても作れない人達(私も含め)はたくさん居ると思います。早く日本車でしかも日本で改造許可が出てくれることを切に願うばかりです。そうすれば欲しい方はたくさんいると思うのですが。各メーカーで助手席や後部座席が外へ降りてくるものがあります。あれは確かに便利だと思いますが、車椅子の人の場合はその席に移動するのが一番やっかいなのです。噂によると開発は健常の方達がある意味想像(こんなのがあったら便利だろうな)で作っているようです。アイディア豊富!?な私達障害者の意見もたくさん取り入れて欲しいものです。 |
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