駅間重複区間


(1)一般の駅間重複区間

事業者名 線名 区間 営業キロ 備考
北海道旅客鉄道 室蘭本 苫小牧〜苫小牧貨物 3.4 苫小牧貨物駅は2011/03/12、苫小牧駅から改称し、旅客駅と分離。日高線に苫小牧貨物駅は設けられていないが、室蘭本線からは同線をまたいで駅に乗り入れる配線になっており、事実上、両線で重複していると判断することにした
日高本
東日本旅客鉄道   総武本 新小岩信号場〜小岩  2.3 新小岩信号場駅は信号場ではなく、「新小岩信号場」という名称の駅(車扱貨物の臨時取扱駅)。枝線は小岩〜越中島貨物と小岩〜金町で、いずれも定期旅客列車の運転なし
総武本(枝線)
総武本(枝線) 
西日本旅客鉄道 片町 鴫野〜放出 1.6 片町線は第1種鉄道事業区間、おおさか東線は第2種鉄道事業(第3種の大阪外環状鉄道のキロ程は1.7km)
おおさか東
西日本旅客鉄道 大阪環状 今宮〜新今宮 1.2
関西本
西日本旅客鉄道 山陽本 広島貨物ターミナル〜広島 1.6 広島貨物ターミナル駅はJR貨物所属の貨物駅
芸備
阪急電鉄 神戸本 梅田〜十三 2.4 三複線区間だが、第1種鉄道事業の許可区間としては神戸本線(複線)と宝塚本線(複々線)の二重戸籍。京都本線の同区間は宝塚線の複々線扱いで、京都線は十三〜河原町の45.3km。ただし同社サイトでは京都線を「梅田〜河原町47.7km」として計上している
宝塚本
阪神電気鉄道 尼崎〜大物 0.9  
西大阪
九州旅客鉄道 鹿児島本 小倉〜西小倉 0.8  
日豊本

(注1)北海道旅客鉄道・函館本線と千歳線の白石〜札幌貨物ターミナル(貨物駅)は、平和駅を千歳線のみが経由するため、駅間重複区間とはみなさない
(注2)東海旅客鉄道・東海道本線と中央本線の金山〜名古屋間は、尾頭橋駅を東海道本線のみが経由し、山王信号場を中央本線のみが経由するので、駅間重複区間とはみなさない。ただし、JR各社の旅客営業規則上は「同一の線路」と規定されている(旅規68条4項注意書き)
(注3)西日本旅客鉄道・東海道本線と同(枝線、吹田貨物ターミナル〜梅田(信)〜福島)の吹田貨物ターミナル〜新大阪は、東淀川駅を前者のみが経由するため、駅間重複区間とはみなさない
(注4)東急電鉄の田園調布〜多摩川は、運転系統の変更に伴い、東横線の複々線区間として扱われるようになったため、上表から除外した
(注5))『鉄道要覧』では、京成電鉄の本線と成田空港線の接続点〜空港第2ビル〜成田空港(1.5km)を重複区間としているが、成田空港線の同区間は営業キロ合計に含まれないので、成田空港線は「京成高砂〜接続点」として扱い、上表には含めなかった(民鉄の営業キロについてを参照)
(注6)異なる事業者における第2種鉄道事業の重複区間は重複種別区間を参照

(2)地下鉄線の駅間重複区間

事業者名 線名 区間 営業キロ 備考
札幌市 南北 さっぽろ〜大通 0.6 駅の位置、使用車両が異なる
東豊
東京地下鉄 3号(銀座) 表参道〜渋谷 1.2 渋谷駅の位置(銀座線は地上、半蔵門線は地下)、軌間(銀座線1435mm、半蔵門線1067mm)、使用車両が異なる。2020/01/03の銀座線渋谷駅の移転で両線の営業キロが異なることになったが、運賃計算キロは1.3kmのまま
11号(半蔵門) 1.3
東京地下鉄 4号(丸ノ内) 霞ケ関〜国会議事堂前 0.7 運賃計算キロは0.7km。駅の位置、軌間(丸ノ内線1435mm、千代田線1067mm)、使用車両が異なる
9号(千代田) 0.8
東京地下鉄 2号(日比谷) 日比谷〜霞ケ関 1.2 運賃計算キロは1.2km。駅の位置、経由地、使用車両が異なる
9号(千代田) 0.8
東京地下鉄 8号(有楽町) 飯田橋〜市ケ谷 1.1 駅の位置、使用車両が異なる
7号(南北)
東京地下鉄  8号(有楽町) 小竹向原〜池袋 3.2 運賃計算キロは3.2km。8号線が上、13号線が下の複々線で、池袋駅の位置が異なる 
13号(副都心)  3.0
横浜市 3号 センター南〜センター北 0.9 愛称はブルーライン。直流750ボルトで、集電は第三軌条から
4号 愛称はグリーンライン。直流1500ボルト、集電はパングラフから。鉄輪式リニアモーター推進方式を採用している
大阪市 御堂筋 難波〜大国町 1.2 難波駅の位置、使用車両が異なる
四つ橋

(注7)横浜市は地上走行区間で線路は完全並列だが、電圧や集電方法など規格が全く異なるため、上表に含めた

 (2022年01月02日最終更新)


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