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2011年 9月

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ここまでのCover Photo：箱根・明神ヶ岳山頂

3 Sep 2011
川崎の町中ではそれほどでもないが、
のろのろ台風12号はあちこちで大雨を降らせているらしい。
多摩川も増水している。奥多摩奥秩父は推して知るべし。
大月でも相当な雨だとか。
箱根丹沢も相当なものだろうか。

4 Sep 2011
青春18きっぷの元を取るために茅ヶ崎、平塚へ。
（こういう使い方は本末転倒と思えますが）

茅ヶ崎では茅ヶ崎市美術館の収蔵展を。

本日の収穫の第一は山崎隆夫氏の絵。
"半抽象とでも言うべき"丸や三角や四角で対象を表現する絵は、
クレーに似ながらクレーと異なり沈んだ雰囲気（陳列されていたのだけかもしれないけど）。
一筆書きで描かれた「妙義山周遊」など、誰もが描く妙義とは大違いながら妙義の拒絶的な部分が出ていて面白い。
（じつは周遊旅行の足どりを線描しただけなのかも）。

さらには鈴木至夫氏の大作『利尻浅春』。
沓形近くからでしょうか、台形の山稜を見せる暗い山の麓には、
夜明け前なのか深く眠っているような民家の屋根の連なり。
ああまた利尻が見たいなぁ、と思わせる、
でもこの絵を見ているからいいや、とも思わせる絵でした。

ほかにも展示品について書きたいことはあるのですが長くなるのでここまでで。

美術館ではこの夏デザインワークショップなるものを行ったそうで、
ロビーでは先ごろ行われた街頭パフォーマンスで使用されたという幟と番傘が陳列され、
涼を呼んでいました。

電車で隣の平塚に移動。駅の散髪屋で髪を切るため。

そのままなんとなく海へ。
台風が呼び寄せる波を眺め、怒濤の響きを聞きながら、
砂浜で遅い昼食を食べて帰りました。

まだまだ残暑は続くけれど、
今年の夏も、終わりへと。

11 Sep 2011
昨日は出勤だったのでこの日曜は自宅休養。
しかしここ数日というもの日差しが強い。
湿度は下がってきているものの、
たぶん一日外に出ていたらかなり日焼けするに違いない。

まだ低山に行くには早い時期。
高い山を歩き回るのがよい時期。
で、三連休なわけだが、これがまた出勤。
秋雨が追いついてくる････

14 Sep 2011
昨日は週末出勤の振替で休みにした。
しかし夏本番以上に強烈な日差しと連日の作業の疲労で、
遠出する気にならず。

で、久しぶりにプールへ泳ぎに行ってきた。
ほんとうに久しぶりなので大して泳げなかったが、
暑い日にのんびり水に浸かっているのはよい気分。
そうこうするうち1時間ほど泳いだり歩いたり。
（さすがに泳いでる方が多い）

明けた本日は腕が筋肉痛･･･
しかし足どりは軽く感じない。
やはり大地を踏みしめ自分自身を引き上げていく行為こそは、
効能大（汗まみれになるが）。

それでも水泳は、心肺機能の鍛錬と、気分転換には良。
また行こう。

19 Sep 2011
今年の9月に二度ある三連休、第一回目は仕事と映画で終わり。
（けっきょく好天続きでしたが、もとからこんな予定。）

最終日、やっとやっとハリーポッターの『死の秘宝』pt.2を。
原作を読まずに観たせいというわけでなく、中だるみのない展開。
全てが終わった19年後にホグワーツ特急に乗り込む少年の、
ミドルネームに、悲喜こもごも。
あー終わってしまったのだな、と。

しかしヘレナ・ボナム・カーターは巧い。
ハーマイオニーが化けた、という設定のベラトリックス、
ほんとうにエマ・ワトソンがベラトリックスの格好をしているのでは、
と思えたほど。

その前日には、『神様のカルテ』を。
まるで期待しないで観たのですが、これまたよい映画でした。
ハルさんにもう少しドラマがあるといっそうよかったのですが。
学士殿の見送りの万歳には、泣けましたよ。

さて、次の三連休。
天気がよいとよいのですが。

追記：”穂桑ー津”とはいつの明治時代だと。

27 Sep 2011
なんだかんだで二回目の三連休は好天にもかかわらず遠出無しで終わってしまった。
残念だ･･･

ところで、某新聞の夕刊記事によると、「山ガール」という言葉が世に出るには、
田部井淳子先生が関わっていたとか。
某出版社が、先生に女性向けの実用的な山登り読本を書いてもらおうと、
提示してきたタイトルに、この言葉が入っていたとか。
当の本人も驚いたそうですが、「若々しい感じがした」とも。

同じ記事内に、山にも登る某雑誌のモデルさんのこんな言葉が。
　「日が沈んで、月が出て、朝日が昇る。
　日帰りだと一番いい時間に山にいないので、もったいない」
確かに。おっしゃるとおり。

まぁ、なににリソースを費やせるかにもよるわけですが・・・

29 Sep 2011
夜はめっきり涼しくなった関東南部。
空には秋の雲が浮かぶものの、
まだ遠望はきかないようで、職場の窓からは山並みは望めない。

福島第一原発の放射能は南西かなり遠くに流れたらしい。
文部科学省が27日に公表したという汚染マップからすると、
笑えない事態であることが今さらながらわかる。

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