Preface/Monologue2000年9月


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赤岳より阿弥陀岳(八ヶ岳)
ここまでのCover Photo:赤岳より阿弥陀岳(八ヶ岳)
3 Sep 2000
暑い。首都圏この夏最高気温の昨日の土曜日、何もする気なく午睡にかなりの時間を潰す。冷房を入れたままの昼寝は、開けた日曜に、今さらながらの夏風邪をもたらした。こうして好天の土日をぼんやりして過ごすことに。

さて。(^^;

サッカーオリンピック壮行試合のクェート戦、最初はどうなるかと思っていましたが、結果的には6-0の大勝。クェートメンバーが来日して三日目くらいの試合とか、大阪が湿度も気温も高く、乾燥した暑さになれた中東の人々に不利に働いたとかはあるでしょうが、それでも満足な結果と言えましょう(日本の3バックはパスミスに気をつけてほしいけど)。
今回のMIPはFWの吉原宏太でしょう。DF二人を抜き去って決めたゴールは、今年元旦に行われた天皇杯決勝でピクシーが同じような状況で決めたチーム3点目(だったかな?)に匹敵する迫力でした。そのときのピクシーは「重戦車のようだ」と評されましたが、昨日の宏太も貫禄十分。これで五輪代表補欠だなんてもったいない、と本気で思います(MVPはもちろん俊輔。イナも明神もよかったなぁ)。
5 Sep 2000
三宅島の雄山に続いて、北海道の渡島駒ヶ岳まで噴火したとか。こちらは小規模爆発で被害が出る恐れはなさそうとのこと、しかし3月の有珠山といい、8月の磐梯山の地震の頻発といい、今年は火山の当たり年だそうです。ただの偶然の重なりだそうですが、とにかく三宅島が一刻も早く沈静化してほしいと思います。

さてさて、前回に引き続きまたサッカーの話を書くと、いったいなんのサイトだかわからなくなるのですが....まぁよくあることですし気にせず行きましょう(笑)。

というわけで、本日の五輪代表壮行試合の対モロッコ戦。これまた最初はどうなるかと思ってみていました。二日前のクェートとは違って動き出しもプレッシャーも鋭いモロッコ、先取点を取られたときには今日はうまくいかないか....と思いましたが、終わって見れば3-1で勝利。
後半、攻撃の要の選手がいなくなってしまい、攻撃のできる交代選手もいないモロッコとしては仕方ない結果かもしれませんが、日本代表もしぶといと言えるでしょう。3点目となった本山のミドルシュートにはカタルシスを感じました。
しかし柳沢には点を取ってほしかったなぁ、惜しいシーンがいくつもあって。でも彼が油断のならないFWだと再確認できたのは大きい。同じFWでは、宏太が見られなかったのは残念でした。ともあれこれであとは五輪本番。いいところまで行ってほしいものです。

ところで、前回ここでクェートと書くべきをUAEとか書いていました。大勝に舞い上がっていたというか....まぁ何度もあることではないし気にせず行きましょう(笑)。
10 Sep 2000
散歩気分で、奥多摩の浅間尾根あたりを歩いてきた。盛夏とは違ってやや湿度は下がってきているようだったが、誰も行かないようなルートだとまだヤブが繁茂しているところが多くて、特にバラヤブは短パンだと辛いものがあった。
 
下山の途中、どこからともなく祭囃子の音が聞こえたり、大勢の読経の声が響いてくる。山懐の集落が見える場所である。帰路に五日市の町を歩いていて裏手の神社の祭礼にぶつかったくらいだから、山村でも神社が奥まった場所にあって、この時期に祭があったのだろうが、読経の声は少々不気味な感じだった。このあたりの山中には大きな寺はないと思ったが....。
11 Sep 2000
中断していた英語バージョン作成を再開。しかしやっぱり難しいなぁ。対応する英文がわからない言い回しはカット、カットだ!なんて調子で進めていると段落ごとなくなったりする。

単語でも、山の崩壊地形である「薙・ナギ」という言葉とかだと対応する英語がわからないので手の付けようがない。「山崩れなどにより樹木はもちろん表土も流れ出てしまった山の斜面の崩壊地形」とか言えばよいのだろうけど、これを英文にするのがまたたいへんなのだった。そもそも日本語で説明するのに手間がかかるのものは他言語にしようとするとさらにわけがわからなくなる。伝言ゲーム化してしまいそうだ。

いろいろ困難はあるのだが、とりあえず近いうちに最小コンテンツ数ででもopenしたいなぁと思うのだった。
14 Sep 2000
明日からの三連休は仕事やら何やらで自由な日は一日もないのだが、近場は(土日は)天気が悪そうなので「ちょうどいいや」という感じである。しかし新潟の方は好天だそうで、白馬岳とかは色づき始めた稜線を歩くのが楽しいだろうと思う。もちろん行けないのだけど....

さてさて(^_^;;。

シドニーオリンピックのサッカー日本代表、初戦の南アフリカに2-1で勝利。先制点は取られるし身体能力もスピードも向こうが上のように見えたし、どうなることかと思ったものだが(これを言うのは三度目だ)、前半終了間際に俊輔のFKから高原のヘディングシュートで同点に持ち込み、後半になって柳沢を本山に変えた直後、その本山から渡ったボールを中田英寿が高原に絶妙のパス。これを確実に決めて逆転。これ、ほんとに見事なゴール、テレビの前で大興奮!

「トルシエ憎し」で前半飛ばしまくったツケが来たのか、後半20分過ぎくらいから運動量の目立って落ちた南アフリカは、ときおり日本ゴールを脅かすものの自分らのミスなり日本の好守で点を奪えず、怖さ半減、そのままタイムアップ。

本日のMVPは2点取った高原。特別に俊輔には守備面の貢献で功労賞をあげたいです(緊張してたのか、FKをフカしてたりしてたけど。あと、もしワーストMVPとかがあるなら、現地中継の日本人アナウンサー氏に謹んで進呈したい。日本のゴールに「ゴーール!ゴーーール!ゴーーーーー(以下略)」と何度も絶叫連呼しないでほしいものです。単にうるさいだけで、感動に水を差されることこの上ない。解説の松木氏も白けていたような感じでした)。

勝ちはしたものの、心臓に悪い場面が多々あったような気もしますが、これで白星発進。次のスロバキア戦もしっかりやってほしいなぁと思います。
16 Sep 2000
最近ここへの書き込み頻度が増えているのは、やはり4年に一度のイベントに影響されているようである。そうでなければ五輪代表サッカーの話題なんて出てくるはずがない....

で、昨夜だが、商業主義に毒されたオリンピックなんて....と思っていたものの、けっきょく開会式を見てしまった。夜に仕事から帰ってきた都合上、再放送の、しかもアトラクションの最後の方からしか見ることができなかったが、入場行進が見たかったので別にいいや、とも。世界中の人たちを自宅に居ながらにして眺め、世界周遊をしているような気分になった。
国や地域に関係なく、選手団の人数にも関わりなく、「五輪大会に参加しに来たんだ!」とばかりに全身で喜びを表している人(とくに女性(^^;;)は魅力的。長い長い入場行進だったけど、見てよかったと思う。

目を惹かれたのは何と言っても民族衣装をまとったアフリカの国々の人たち。とくに女性がきれいできれいで(^^;。なかでもセネガルの旗手をつとめた人だったかがかわいいのなんの、ってこんなことを言っていると本当のところは何に注目して見ていたかすっかりバレてしまいますな(^^;;;

しかし衣装でいちばん印象に残ったのは、グルジアの旗手の後ろを歩いていた男女の盛装と、トルクメニスタンのパーティードレスのような女性の衣装。とくにグルジアのカップルのショットには、目が釘付けになってしまった。なんとも説明のしようがない服なのだが、おそらくあれも民族衣装なのだろう。アナウンサーは婚礼衣装のようだと言っていた。
団体ではイタリア。みな黒のジャケットなのだが、パンツやスカートは鮮やかな赤や青や緑など、色とりどり。選手団を俯瞰してみると実にカラフルでしかもシャープである。さすがファッションの国だ。そのあとに歩いた日本選手団、黒のスーツの上にカラフルなマントというイタリアに似たコンセプトの出で立ちだったが、残念ながらこちらは個人的に趣味ではない。

モード以外では、まずはやはり南北Koreaの合同行進が記憶に残る出来事だ。会場全体がスタンディングオべーションで迎えて、オリンピック本来の「平和の祭典」を象徴する場面だった。
18 Sep 2000
関東は予報通り大荒れの天気。こういうときの山はもちろん行くものではないが、行ったら行ったで静かなものだったりする。でも山麓にいてさえ鉄砲水やら山崩れやら予想を超えた災害に遭遇するかもしれないし、やっぱり近寄らずにおとなしくしているのがいちばんかな。

昨日、連れの出演する芝居に前の職場の人たちが観劇に来てくれました。芝居がハネたあと食事に酒となり、談論風発、楽しいひとときを過ごさせていただきました。この場を借りて御礼を申し上げさせていただきます。m(_._)m

帰宅後、サッカーの日本−スロバキア戦を後半から観戦。中田は先制点を決めたもののミスは多いわイエローカードはもらうわで、きわめて良くない印象。代わりに、稲本がよく頑張っていたな....。ブラジルが南アフリカに負けてくれたおかげで、日本は予定通り2連勝したものの、ブラジルとの最終戦を「消化試合」にすることができなくなったようだ。気を抜くと、また4年前のように得失点差で泣くことにもなりかねない。次の試合は心してかかってほしい。
19 Sep 2000
朝方、とても涼しく、春先以来久しぶりに布団にくるまって寝た。
このあたりでも秋は近い。
20 Sep 2000
祝!五輪サッカー男子日本代表決勝トーナメント進出!
スロバキアにも感謝!
2勝しているんだから当然でしょう(^_^)

あーもうほんとになんのサイトだか....(^_^;
23 Sep 2000
用事があってliveで見ることのできなかったオリンピック日本代表男子サッカー準々決勝、残念ながら負けてしまったと(T_T).......(それもアメリカにPK戦で)。
 
あーあ.......でも負けちゃったものは仕方ない。次をめざそう、次を。

自分は自分で、気を取り直して、秋山山行を計画しよう。今年は夏が暑かったから紅葉は期待できるとかいう話だし、静かそうな山を選んでテント背負って出かけていこう。帰りに温泉に入れる山だともっといいな....
26 Sep 2000
自分なりの、困難さへの挑戦。山旅とは異なる、自己力量の計測。

大島亮吉はアルパインスタイルを採りつつ、感傷的な山を歩くことができた。旅人の感覚で山を歩きながら、一方で激しい山行もした。

岩も沢も冬山もしない自分だが、身の丈に合った目標設定が、前に進む糧になると思っている。 


なんか、気取ってますね。いつものこと?(笑)
28 Sep 2000

ラドゥカン、頑張れ、負けるな。

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