Preface/Monologue2020年 11月


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曲岳を経て八丁峠へ
ここまでのCover Photo:曲岳を経て八丁峠へ
1 Nov 2020

履いて秩父に出かけた山靴は、靴底こそ剥がれなかったものの、そろそろ替え時の状態になっている。近ごろの山靴はどうなってるのだろう。運動靴みたいな見栄えのものも多くなっているけれど。近いうちに山道具屋にでかけて試し履きしてみないと。


川崎のケンゴが今季を最後に引退すると・・・。J1の川崎の歴史はケンゴ抜きでは語れない。某スポーツニュースでトップ扱いも当然かと。カズみたいに長くやってほしい気もするけれど、トップレベルの状態で幕を引くというのもプロスポーツ選手としてはありの姿か。

とはいえたとえピッチにいなくても今日はたまたまいないだけと思えるかそうでないかは大きい。しかしチームは前に進む。ケンゴの記憶と記録は残る。残り二ヶ月、さらなる活躍をお願いしたい。
3 Nov 2020

地元の丘陵地帯(住宅地だけども)を連れとウォーキング。胸を張り顎を引いて歩けば上半身の鍛錬に。長くは続かないのだけども。


J1、川崎-札幌、0-2。結果を聞いただけ。

伝聞によれば、「らしさ」なく敗戦とのこと。
連勝は12で停止。
札幌に20年以上の対戦で初めての白星を献上。

やっぱり動揺が収まらないのだろうと。
しかし越えなければならないポイントでもあることは確か。
次戦、結果はどうあれ、「らしさ」は見せてほしいものだと。
4 Nov 2020

開票結果が優勢なうちに勝利宣言して、開票を止めさせようだなんて。そういうやり方を「卑怯」というと思いますが、どうでしょう。


先日の川崎の負け試合。ようやく選手たちの声を聞ける心境になったのでクラブのサイトを見てみると、先発出場した選手のひとり、ロンドン五輪サッカー得点王のレアンドロ=ダミアンが言っている。

今日の敗戦は残念だが、とした上で、ケンゴの引退は「クラブにとっても大きなもの。それが今日の試合に影響したかというと別の問題で、自分たちのやるべきことができなかった。それだけだと思っている。」

ダミアンの言葉は、内容はありきたりのように見えて、負けた直後に言えるかどうかはその人の中身に依存するものだと思う。自身の至らなさを自覚するものこそ前進できる。失敗は繰り返さないようにすることが大事。ここはひとつ気分転換して、次に備えよう。
6 Nov 2020

最近、とくにこの1年で、歩く速さが落ちたと感じていたのが、腹筋を少し鍛えたら、わりと楽に歩けるように。

なるほど衰えていたのは脚ではなくて体幹かも。ジョギングでも身体全体、上半身を使って走るものと言われるようだけど、歩きもそうなのだろうかと。
7 Nov 2020

小田急線沿線の川崎市黒川地区でこの一ヶ月開催されている『緑と道の美術展』に。

毎年開催してこれで五回目。今年は実施が危ぶまれたものの無事開催。出展者も23名とまずまず。しかしなんだか小品が増えたような気が。大きければいいというものではないが、やはり活動の制限になるような状況はあったのかなと思わせられる規模感。

谷戸に置かれる作品は目立つ。今回のは色彩が鮮烈。異質すぎて見事なほど。強烈なピンクの馬の立体とか。
8 Nov 2020

秩父札所巡りの続き。前回に続いて今回も山道を歩くこと多し。山のみならず里でもアップダウンが多くて、かなり疲労が溜まる。町中の寺巡りと山里の寺巡りでは体力の消耗度が違う。

日の沈んだ西武秩父駅前は、本日も観光客や山帰りの人で大賑わい。昨年の同じ時期と比べてどうかは分からないけれど、秩父は観光地なのだなと改めて。
12 Nov 2020

第三波が来ているのではと言われる昨今。寒くなって乾燥してきて、気も緩んできているからかも。帰宅ラッシュ時、駅のコンコースをマスクなしで歩く人の姿も目にするほど。自分としては、風邪をひかないよう、早く寝るように努めるかな。


いまだに「総合的・俯瞰的」とか言っているどこぞの首相。「回答を控える」とは何事か。「言いたくない」「教えない」と言っているのと同じなのに、これを"安全運転"とか"冷静に対処"とか持ち上げる一部報道機関も。
14 Nov 2020

秩父札所巡りの続き。町中の紅葉もだいぶ進む。十三番札所の慈眼寺境内にあるメグスリノキは丸ごと真っ赤になっていた。

本日は山は歩かないだろうと思っていたら、なぜか川を徒渉する羽目に。夏でも冷たい川の水を、くるぶしまでの深さとはいえ、幅数メートルとはいえ、いまの季節に裸足で渡るのは文字通り修行。

かつて霧ヶ峰の観音沢でしたように、予定外の徒渉をするときはろくなことがない。けっきょく道間違いで、深入りしないで引き返したのはいいのだけど、元来た場所に戻るためまた徒渉する決心をつけるまでは少々時間を要したりも。

よいことも。予定外の寄り道にもかかわらず本来の札所巡りは予定通りに進捗。夕飯には念願のわらじ丼を食べることができた。疲れた身に甘めのカツが美味い。いつものように銭湯に入ったあと、気になっていた昔ながらの喫茶店に入り、心地よい雑然感に自宅のような居心地の良さを感じられも。

秩父は通えば通うほど再訪したくなる場所が増える。札所巡りが終わったとしてもなかなか他所に行けないのではと。困ったもの。


J1、鹿島-川崎、1-1。次の試合がいわば勝負所かな。
16 Nov 2020

逗子や葉山に移住するひとが増えているのだとか。テレワークができるなり、幸いに引退できるなり、理由はそれぞれでも、都会の喧噪から一歩離れられるのは羨ましいこと。(恋しくなれば一時間かからず一時復帰もできる)

バス通りから離れた場所で、窓を開ければ海が見えて、裏山が大楠山とか三浦アルプス。よい感じじゃないかな。
18 Nov 2020

「山と絵」がテーマの『岳人』最新号で知ったことには、版画家の吉田博展が巡回中。年明けには東京都美術館で開催される。山野の移ろいやすい光を捉えた希有な版画をまたこの目で。ぜひ足を運びたいものだと。


J1、川崎-横浜FM、3-1。激闘。

じつはライブで見たのは最後の1分間くらいだけ。その1分間、自陣ペナリティボックス付近から三笘ドリブルで走る。センターラインを越えて左サイドを走る。相手ゴール前でもなお走り、二人かわして完全フリーの小林にパス。怪我から復活のFW、これを決めて3点目。

まるで自分がゴールを決めたかのように飛行機ポーズでピッチを駆ける本日大暴れのルーキー。ユウがいつになく控えめに喜びを表していて、なんでかなと思って最初から見直してみたら、直前にPKを外していた。

相手GKが退場になるわ、普段は激高しないように見える山根やソンリョンが感情を露わにするわ、前節に引き続き長谷川が復活モードで走り回るわ、セットプレーでジェジエウが泥臭い勝ち越し点を上げて雄叫びを上げるわ(その点が入ったのが89分!)、なんだかいつもと違って熱量が凄い。昨年ここで同じ相手に4-1で負けたからかも。あれはなー・・・・。

一人少ない横浜FMがまた一歩も引かない戦いぶりを見せて、まるでダレるところのない見所満載の熱い試合だった。現地で見ることができた人たちは幸いかな。羨ましい限り。

マナブが主審相手にワンツーを決めるという珍しい光景も。あれは狙ってやったんだろうか。
24 Nov 2020

連休は草取りと墓参り。秩父行きはお休み。

gotoナントカとは全く無縁。使う予定もナシ。


J1川崎、明日こそは真価の問われる日。
25 Nov 2020

雪が来ないうちに山間部の歩行を終えたい秩父札所巡り。とはいうものの終盤になればなるほど山が近づく。結願寺も峠越えの向こう。(番号通りに行くのであれば)

風物詩とされるくらいで、どちらかというと春にするものらしい。しかし週末日帰り基調だと雨に祟られる機会が増え、雨の日々が去れば暑さが増す気が。(歩き主体であれば)


川崎-G大阪、5-0。川崎J13度目の優勝。

リーグ2位のガンバを一蹴しての優勝決定。開戦前は一抹の不安があったのは正直なところだけど、蓋を開けてみれば大勝。前節の大分戦の敗戦(休暇期間に差がありすぎたのでしかたない)、その消化不良感を一掃するホームでの完封劇。

優勝はもちろん嬉しいのだけれど、本日の試合は家長がハットトリックを決め、マナブがついにリーグ得点を挙げたことが嬉しい。家長、さすがに嬉しかったようで、ふだんのクールさはどこへやら、指を三本立てて「ハットトリックしちまったよ」と言いたげなニヤケ加減。得点を決めたマナブ、わらわらと集まってきた仲間に盛んに頭を叩かれていたような。荒っぽくも熱い祝福。

手前味噌ながら、凄い奴らが集まってるなぁと思える今季のチーム。まだ試合は続く。ケンゴの、有終の美を飾る(また黄金のバスタブに入る)姿を期待しつつ。
28 Nov 2020

二週間ぶりの秩父行き。

西武秩父線の車窓から眺める紅葉はほぼ色褪せ、秋も終わりの様相。前々回あたりから必ず立ち寄る御花畑駅近くの慈眼寺では、二週間前は見事な色づきだったメグスリノキが剪定されて葉の一枚もない丸裸に。

この日の日本上空は冬型気圧配置。好天なれど風やや強し。日本海側ではさらにひどかったらしく、遠く石川県では300kgもする貨物のコンテナが飛ばされて海に落ちたとか。山中ならずとも強風恐るべし。
30 Nov 2020

やんごとなきご家庭の婚姻話により、厚顔無恥な言論統制事件が霞みつつある昨今。近隣の大国とどことなくベクトルが似てきているのは気のせい?


吉田類の百名低山、なる番組が始まっていて。初回は房総の鋸山、二回目は相州大山。大山も「こま参道」を抜けて徒歩で上がれば山頂まで3時間。しかも途中の阿夫利神社下社までだけで1,000段以上の石段を上がるという。これはまさに苦行。

下社まではケーブルカーで上がったことしかないので、一度くらいは辿ってみてもよいかな、とは思うものの、きっと二度はやらないだろうかと。なおこの石段、女坂と男坂とあるのだけど、女坂は男坂より200段弱多い。傾斜よりも段数が多い方がきつい模様。女坂侮るべからず。

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