Preface/Monologue2018年 5月


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左から、鶴島御前山、栃穴御前、四方津御前山。右奥に扇山。藤野の一本松山から。
ここまでのCover Photo:左から、鶴島御前山、栃穴御前、四方津御前山。右奥に扇山。藤野の一本松山から。
1 May 2018

連休後半。
復活の狼煙は上がるか・・・(何の?)
5 May 2018

ひさしぶりに山歩き。

榛名山に遊び、吾妻線沿線の山に登る。
榛名山とは言っても、榛名富士の裾野を一周してみただけだけど、
リハビリにはよかった。

しかしこの時期の榛名はまだ寒い。
中腹はツツジが満開だったけど、山上ではスイセンが満開。
ヤマザクラは咲くわ新緑は始まるわで春が一度に来たかのよう。
空気は冷たく、日差しがあっても上着なしだと風邪引きそう。

吾妻線沿線は、王城山へ。
山はよかったのだけれど、山麓は、というか吾妻線沿線が、
ダム建設工事で人工物だらけになって惨憺たることに。
かつての穏やかな光景はもはやなし。
山だけ眺めて歩きたいくらい。
6 May 2018

「美術史上、最強の美少女」に会いに、六本木へ。



券面のルノワール「イレーヌ・カーン・ダンヴュール嬢」が
目当てだったので、サブタイトルの「印象派展」を鵜呑みにしていたら、
たしかに印象派絵画は多いものの、
実際には古典派、ロマン派からナビ派、野獣派にキュビズムまで網羅する、
幅広い近代西洋画展だった。

アングルやドラクロアからシャバンヌ、コローに、
ボナールやブラック、ピカソに至るまで、もちろんもっと多数。
セザンヌ、ドガ、ルノアール、ゴッホの点数は多く、
とくにセザンヌやゴッホは限られた枚数ながら流儀の変遷が見て取れて、
なかなか面白かった。
(セザンヌは、「赤いチョッキの少年」の実物を見られたのが大収穫。
 リンゴもセント・ヴィクトワール山もなかったけれど)

やはり一番人気は券面の美少女だった。
よく見ると、胸元のリボンと、髪飾りが輝くように描かれている。
細密丁寧に描写された清楚な顔立ちをいっそう引き立てる。
自分の背後で高齢の女性たちが囁いていた、
「オトコでこのコがキライなのはいないわね」という会話に、
いやまったくそのとおり(の筈)と、危うく口に出しそうに。

午前中は入場規制がかかっていたものの、場内はそれほどでもなく、
絵と絵の間が離れて陳列されていたので壁際行列もなく、
わりと見やすい展覧会だった。
13 May 2018

5月というのに雨が多い。
まだ空気が乾燥しているので、日が差さないと寒いとすら。

昨日は『フロリダ・プロジェクト』という映画を観てきた。
安モーテルに泊まって、なんとかその日暮らしを続ける
シングルマザーとその小さな娘。
若い母親は、性格が災いしてか、堅気な商売につけない。
なので絵に描いたように転落していく。

さてこれからどんな展開が・・・?と思ったところで、
とつぜんエンドロールが。ええええ?これで終わっちゃうの?
カメラワークは見るものがあって、
主要人物の芝居も(子役も含めて・・・いや子役が一番)、
悪くないのだけれど、脚本って・・・これはありなのか?

どうも自分の理解力はまだまだのようだと考えさせられた一本。
16 May 2018

新潟、五頭連峰で消息を絶った父子、
いまだ見つからず。

6日朝に最後の連絡。
無事であってほしいと。
17 May 2018

仕事帰りに、幻想の世界へ。



色のついたルドンは、とくに青が綺麗。
なにかこの感触は似たものが・・・と思っていたら、そうかナビ派か。
写実よりも装飾性を重視する傾向、形態よりも色彩を重視。
聞けば、ナビ派からも先駆者のようにみなされていたとか。

だけどもナビ派に見られがちな世俗的な題材はなく、
まさに夢幻の世界が広がるばかり。
花瓶に生けられた花にしても然り。
比較的写実的な肖像画にしても、画面に広がる余白の空間が、
描かれなかった何かを暗示するかのようで。

館内はあまり混むことなく落ち着いてみられたのはよかった。
しかし週五日勤務の木曜の夜に電車移動して美術館は、
やはり疲れたな。


西城秀樹、心不全にて逝去。63歳。
若すぎる。

もう少し、元気な姿を見せていてほしかった。
天国から、ヤングマンの歌を送ってください。
27 May 2018

もう月末。来月はワールドカップ。
梅雨も近い。

観たい映画も、行きたい展覧会も。
しなければならない仕事も。

来週末こそは山。
29 May 2018

五頭連峰の父子行方不明の件、
最悪の結果になってしまった模様・・・

山に限らず、
まだ小さな子が亡くなるのは・・・

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