Preface/Monologue2018年 6月


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大楠山にて
ここまでのCover Photo:大楠山にて
4 Jun 2018

梅雨前に戸隠へ。

飯縄山は天気よく好展望。
北アルプスにはまだ残雪。

里も山も、エゾハルゼミの大合唱。
一日聞いていたいくらい。
11 Jun 2018

ワールドカップが近づいてくる。
幸いに、日本は梅雨。
山を気にせず、試合三昧に・・・
させてくれるかは、仕事次第。
14 Jun 2018

ワールドカップ開幕。
寝不足の日々の開幕。

開幕戦、ロシア-サウジアラビア、なんと5-0。
あまり上手いとは思えないロシアだけれど、よく走る。
前線から守備をする。

サウジ、なにもさせてもらえず。後半10分過ぎくらいの、
連動した攻撃が一回、記憶に残ったのみ。

ロシアの2点目と4点目を取ったチェリシェフ、
スペイン育ちで言葉が不十分とかで代表になじめてなかったとのこと。
初得点時はほとんど泣き顔に見えたのも、
いろいろ感極まったからかなと。
15 Jun 2018

ワールドカップ二日目。
もう体力の限界が。2年前のEUROはまだ元気だったのに・・・

エジプトvsウルグアイ、0-1。
終了間際にセットプレーでウルグアイ勝利。
エジプトはFWサラーが出てなくて残念。
両者とも守りは堅し。
攻撃に一日の長があった南米の古豪に勝ち点3が。

モロッコvsイラン、0-1。
終了間際にセットプレーでイラン勝利。
二試合続けての劇的な幕切れ。しかも今回はオウンゴール。
イラン、まるで優勝したかのような喜びよう。
それもそのはず、この大舞台では20年振りとか。
アジア勢としても久しぶりのワールドカップ勝利。
いや喜ばしいこと。
16 Jun 2018

ワールドカップは始まったばかり。
さっそく土曜日で助かった。自分の体力が。

ポルトガルvsスペイン、3-3。ポルトガル、勝利に値する引き分け。
ポルトガルが二度先行し、スペインが二度追いつき、勝ち越し。
優勢な2010年王者がこのまま勝つかと思えた終盤、
C.ロナウドのとんでもないFKが炸裂。母国を救い、ハットトリックも達成。
2年前のEUROを制し、ワールドカップでも遂に輝く。
あとはタイトルまでどれだけ近づけるか・・・

フランスvsオーストラリア、2-1。フランス辛勝、豪州健闘。
VAR(ビデオ・アシスタンス・レフェリー)でPKを得て成功し、
ゴールライン・テクノロジーでゴールを認められて2得点。
予想ではアジア代表を圧倒するかと思えたが、いやいや、
ほぼ互角に見える試合内容だった。
きっと現在のフランスは成長途上なのだろう。
豪州は次に期待。少なくともサウジよりは期待できる。

アルゼンチンvsアイスランド、1-1。侮り難しバイキングの末裔。
南米の強豪、ボール保持率78%。年中攻めている印象。
しかし北欧の小国、まったく守備がブレない。
これほど安心して見ていられる守備もなかなかない。
GKのハルドルソンがメッシのPKを止めまでする。
終了後、まるで勝ったかのように喜ぶアイスランドサポーターに対して、
憮然とした表情のアルゼンチンサポーター。さもありなん。

しかしアイスランドの主将グンナルソンが主導する、
サポーターと一体になったバイキングクラップを見たかった。
少し考えてよテレビ局。


サッカーTV観戦(録画含む)の合間に美術館へ。



券面の、ロダンの『接吻』を間近で見てみようと。

この彫刻を見るのは二度目か三度目なのだけれど、
いや大きい。圧倒される。愛はいくら大きく表しても不足はない・・・
しかし男性の手が女性の身体に密着していないのが気になる。
ロダンはなぜ右手の親指を浮かせたのだろう。
多少、深読みしたくなるのは、トシ食ってひねたせいかも。


多様なヌード作品の居並ぶ展示の最後は、
出産直後の女性が、生まれたばかりの我が子を抱きかかえ、
全裸のまま正面を向いて立っている姿。

その姿で、にこやかに笑う表情は、
世界中のどのような指導者よりも崇高。
自然と頭が下がるものでした。
17 Jun 2018

録画も含めて4試合もワールドカップを見る日曜日。


ペルーvsデンマーク、0-1。決定力の差。

出だしはとくに、南米チームが優勢に。
大陸間プレーオフに回って、ニュージーランドを破ってやっと出てきた、
そんなチームには思えないほど俊敏で強力。
しかしせっかくのPKを失敗したのが不運の始まり。

デンワーク、得点を挙げたのはロナウジーニョ似のポールセン。
いやどうみてもロナウジーニョ。


クロアチアvsナイジェリア、2-0。「チーム」同士の対戦、見応えあり。

従来、タレントを揃えながら、
どことなく勝負弱さを感じさせていたクロアチア、
今回は比較的連動した戦いをしているようで。
中盤の要のモドリッチを見ているだけでも愉しいけれど。

東欧のチーム以上にまとまった感を受けたのがナイジェリア。
負けてしまったものの、アフリカ勢にありがちな、
身体能力頼みの個人技での打開、というのが少なく、
アフリカ予選一位が頷ける内容。
同組のアルゼンチンも、そうそう安心してられないのでは。


コスタリカvsセルビア、0-1。こちらも同じく。

ピクシーがいなくなってから、
クロアチア以上に勝負弱い印象だったセルビア、
ミスは多いものの、やはりチームとして試合をしていて見ていて愉しい。
コスタリカのGKナバス、4年前の快進撃を支えた立役者。
今回も安定のセービング。失点はしちゃったものの・・・
どちらでもいいから、同組のブラジルに一泡吹かせてくれないかな。


ドイツvsメキシコ、0-1。現時点でこのワールドカップ最大のupset。

アイスランドとアルゼンチンが引き分けた以上に衝撃。
メキシコのハイプレスの前になかなか形を作れないドイツ。
ミドルシュートすらろくに打てない。
中米の雄、普通なら体力が落ちてくるところ、5バックでゴールに鍵をかける。
このあたり、アイスランドを参考にしたのでは・・・てことはないか。
メキシコ、この調子でいいところまで行ってほしい。


さて毎試合見ていられるのもここまで。
明日からは一日一試合だな・・・
18 Jun 2018

大阪で大地震。
余震による被害には十分気をつけて・・・


ワールドカップ、さすがに自分はペースダウン。

ブラジルvsスイス、1-1。アルゼンチン、ドイツに続いて、ブラジルも不振?

見たのは最初の30分だけ。あとは報道記事で。
1-0で勝っていた間はよかったらしいけれど、
引き分けにされたとたんに余裕がなくなったとか。
前回大会の悪夢を振り払えていない?
スイス、常に侮るべからず。


スウェーデンvs韓国、1-0。低調な試合。

スウェーデンは攻撃が上手いとは思えないのだけれど、
輪をかけて上手くないのが韓国。
クロスは明後日、ロングパスは通らず、プレゼントパス多数。
まぁ他の国だって全然ないわけではないけれど・・・
スウェーデンの守備がよかったせいかな。
どちらもこのあとドイツにメキシコ。苦労しそう・・・
19 Jun 2018

ワールドカップ、日本vsコロンビア、2-1。日本、GiantKilling達成。

下馬評ではまず勝てないだろうとされていた相手に勝利。
開始早々に退場者を出してひとり少なくなったとはいえ、
コロンビアは前回ブラジル大会で日本を一蹴したチーム。
ひとり少なくてもまだ拮抗していた前半に同点にされたものの、
後半、疲れの見える相手に勝ち越してそのまま優勢勝ち。

コロンビアは自滅した気も。
意図的にしか見えないハンドでのシュートブロックもさることながら、
スピードが脅威のクアドラードを下げ、
同点弾を叩き込んでくれたキンテーロを下げ、
調子の上がらないハメス・ロドリゲスを投入してくる。
それで日本が気を許したわけではぜんぜんないけれど。
試合自体、昨日の韓国vsスウェーデン戦よりはるかに見応えがあった。

さて気を緩めず次回のセネガル戦でもよい試合を見せてほしい。


時間は戻って・・・

ベルギーvsパナマ、3-0。
世界3位は今度こそ看板通りか。
パナマ、後半に3失点。

チュニジアvsイングランド、1-2。
勝ったものの、どうやらいつものイングランド。
試合終了間際に勝ち越すまで、チュニジア優勢だったらしく。
調子がよかったのは最初の15分くらいか。

この組の次の試合はパナマvsイングランド。
どういう試合になるものやら・・・
20 Jun 2018

日本の勝利に興奮冷めやらぬ水曜日、ワールドカップはまだ続く。

ポーランドvsセネガル、1-2。スピード勝利。

セネガル、ここぞの爆発力は凄まじく。
ポーランドに期待して見たせいか、
試合自体はあまり面白みに欠けた気が。(前半しか見てないけれど)
さて日本の次戦の相手はこのアフリカ勢。
前に出ても後に下がっても進退窮まりそうな。
さてさて西野采配どう出るか。


ロシアvsエジプト、3-1。開催国の面目躍如。

初戦こそぎこちなさが見えたロシア、2戦目は躍動すること十分。
攻めに停滞がなく、結果がわかって見ていても飽きない。
出場国でFIFAランキング最下位というのはまったく当たらず。
ホームアドバンテージとかを感じさせず、危なげなくエジプトを下す。
ファラオの国のサラー、残念ながらPKの1点だけ。
まわりが彼を活かせるだけの力があればと。


モロッコvsポルトガル、0-1。EUOR覇者、辛勝。

モロッコは引き分け以上に値するゲームをしたものの、
ついに得点を奪えず。逆に言えばポルトガルの守り勝ち。
しかしこの戦い振りではロナウドのチームは先々大変では。
大黒柱が早々に点を取ってくれたおかげでなんとかなったものの。
(とはいえEUROでは一次リーグ3分けで優勝したのだから、
先々はわからなくもアリ。)
21 Jun 2018

決勝リーグ進出/敗退が決まり出すワールドカップ第二戦。


ウルグアイvsサウジアラビア、1-0。粘りはした緑のハヤブサ。

サウジは開幕戦よりは遙かによかったのでは。(見てないけど)
ウルグアイ相手に決定機をつくれるのなら、
なんで開幕戦はあんなぐだぐだな・・・
どうも中東の雄はエンジンがかかるのがいつも遅すぎでは。


イランvsスペイン、0-1。こちらもよく粘ったアジア王者。

B組では首位だったイラン、スペインとポルトガルとに抜かれていま3位。
最終戦のポルトガル戦は勝たなければならない。
えっ次戦は月曜の朝3時?いやいやいや・・・


デンマークvsオーストラリア、1-1。「負けずに」粘った”アジアの”豪州。

北欧の巨人たちに先制されて、これはデンマークペースかと思うも、
徐々に押し返し、無骨ながら決定機も作るオーストラリア。
PKで同点とし、初勝ち点を手中に。ペルーとの第三戦に望みを繋ぐ。
サイドアタッカーのレッキー、何度も突破。名前覚えました。
浦和のナバウト、肩、大丈夫だろうか。
22 Jun 2018

体力の限界が来た週末のワールドカップ。いや見る方の。


フランスvsペルー、1-0。脅威の10代が得点。

この試合、ダイジェストも見ておらず、ニュースもほとんど読んでいない。
得点者Mbappeは、実際のところなんと発音するのだろう・・・
敗れはしたが、ペルーは誇り高く闘ったらしい。


アルゼンチンvsクロアチア、0-3。やはり特定の一人に頼りすぎはいけない。

今回のクロアチアはまさに地力発揮かも。
次戦、アイスランド戦が楽しみ。
今回のアルゼンチンはまさに自滅かも。
次戦、ナイジェリア戦が・・・正念場。
蘇るかメッシとそのチーム。


ブラジルvsコスタリカ、2-0。青いユニフォームのブラジルついに勝利。

最後の最後まで耐え続けたコスタリカ、
後半のアディショナルタイムに入った途端に失点。
これで緊張の糸が切れたのか、さらに失点。
コスタリカまさに残念。もう少し前戦でタメをつくれるのがいれば。

しかしGKのナバス、4年前と変わらぬ堅牢さ。
とはいえ彼ひとりの効に非ず。
DFをはじめエリアを固めたフィールドプレーヤーの頑張りあってこそ。
中米の軍隊をもたない国はまたも強い印象を残した。
23 Jun 2018

一次リーグももうすぐで第二戦が終わるワールドカップ。
しかし眠い。

ナイジェリアvsアイスランド、2-0。アイスランド失速。
スイスvsセルビア、2-1。セルビア失速。

ベルギーvsチュニジア、5-2。

イングランドを最後まで苦しめたチュニジア、反撃はするものの、
ベルギーのほうが役者が数枚上。
「守備が緩い」と解説者に評される前半終了ごろに追加点をとるあたり、
わざと自陣に呼び込んでおいてカウンターで仕留める戦術かとも
(本当に守備が緩かっただけかもしれないが)。


雨模様の本日、街で映画をハシゴ。

『ワンダー』。
「正しい行いと、親切な行いとを選ぶなら、親切を選べ(choose kind)」。
「見た目は変えられない。見る目は変えられる。」
ソーントン・ワイルダーの「わが町」を観たくもなった。

『デッドプール2』。
まさかこの映画で泣けるとは。
ドミノしなやかでカッコよい。タクシー運転手大活躍。
ブラピの顔をしっかり見られなかった。
24 Jun 2018

ワールドカップ、いよいよ日本はセネガル戦。好結果を期待。


韓国vsメキシコ、1-2。試合終了間際に得点はとった韓国。

韓国、2連敗でもまだ一次リーグ抜けの可能性はアリ。
ただしドイツに2点差で勝つことだけど。
この対メキシコ戦で、
現時点での一試合ファウル数の最大を記録したとか。
技術のなさを闘志でカバーしているつもりだろうか。


ドイツvsスウェーデン、2-1。試合終了間際に勝ち点3をとったドイツ。

負けはしたけれども、
スウェーデンの守りの堅さ、組織力を目の当たりにした試合。
ドイツは不運続き。守りの要のフンメルスが欠場し、
中盤の底に入れたルディが相手との接触で鼻骨骨折で交代、
代わって入ったギュンドアンが浮わついたプレーの連続。、
1点ビハインドの状態でCBのボアテングが警告2枚で退場。
絵に描いたような逆境。

ドイツにとって幸いで、スウェーデンにとって不幸なのは、
前回王者のチームにトニ・クロースがいたこと。
ほぼ試合最後のプレーでのFK、ほんの少し横に逸らしてから
蹴り上げたボールは、身長にまさる北欧の選手たちの頭を越え、
美しい放物線を描いてゴール内側のサイドネットへ。
まさに劇的な勝利。

しかしそのクロースもパスミスを繰り返していた。
チーム内に、チームの外での問題がわだかまっているような恐れも・・・
ドイツにとっては試練の時。



本日は平塚美術館に異界を観に。
深海とも山奥とも古代とも思えるものを。





この巨大画面でも全体を描ききらないものさえ多数。
「畏怖」というものを表現するには大きさが必要かと。

25 Jun 2018

ワールドカップ、一次リーグも大詰め。

日本vsセネガル、2-2。内容は勝ちに等しい引き分けの日本。

セネガルを慌てさせ、焦燥感を抱かせたところで日本の勝ち。
試合は引き分けだけど。そこは残念。
中盤の柴崎、アイディアが愉しい。そしてどこか飄々とした印象。
常に頭が冴えているからなのだろう。凄い26歳。
そして、本田は千両役者だなと、改めて。

ポーランドvsコロンビア、0-3。ポーランド遂に目覚めず。
このまま寝ていてほしい。日本が勝って、リーグ一位抜けして、
決勝トーナメント初戦では、ベルギーでなくイングランドと当たりたい。
26 Jun 2018

一次リーグ敗退が決まっていても無気力試合などないワールドカップ。


サウジアラビアvsエジプト、2-1。

サウジ、最初からこの調子を出せれば・・・というのは言いっこなしか。
開幕戦でホスト国に惨敗したチームとは思えない躍動感。
初戦大敗後、「まだ指揮を執るんですか」と記者に訊かれたという監督、
少しは肩の荷が下りたかも。
エジプトは、サラーだけでは勝てません、という次第。


ウルグアイvsロシア、3-0。

調子を上げてきた古豪か勢いのある開催国か、どちらだろうと思っていたけど、
やはり地力のあるほうが勝つらしい。
とはいえロシアは前評判を覆して一次リーグ突破。
当初はあきらめ顔だった大統領も喜んでいることでしょう。


イランvsポルトガル、1-1。

VARの導入で、すっきりするどころかかえって試合の後味が悪くなる、
そんな見本のような試合。主審はVARの要否を迷ってはいけない。

クリロナ、らしくなくPK失敗。おかげでスペインの後塵を拝して2位通過。
そのせいで8強進出のためにはウルグアイを倒さなければならない羽目に。

イランはリーグ敗退したものの、底力は見せた。
現時点でアジア最強はイランか日本か、という印象。


スペインvsモロッコ、2-2。

2度追いついたスペイン。セネガル戦の日本と同じ。
精神のタフさを称揚すべきか、らしくない試合運びを不安視すべきか。
イベリア半島の2国が決勝トーナメントに進んだものの、
モロッコもイランもさほど劣ったものではない印象。


デンマークvsフランス、0-0。

とりあえず両国とも負けたくはなかった、ということかと。
欧州の2国が勝ち抜け。


オーストラリアvsペルー、0-2。

敗退が決まっているペルー、
しかしここまで来たからには勝って帰るぞと変幻自在の攻め。
やる気のなさを演出して油断させ、いきなり点をとる。
「負けた後が強い」国がココにも。

豪州は単調な攻めに終始してあまり面白みがなく。
時が経つにつれて焦りが高じて諦めに変わっていく。
スタンドでは試合終了を待たずにピッチを背にするサポーター。
「柔よく剛を制す」という言を思い出させられた試合。
27 Jun 2018

いろいろドラマが起こるワールドカップ。

ナイジェリアvsアルゼンチン、1-2。

土壇場で南米の強豪が息を吹き返す。
首の皮一枚で一次リーグを突破。


アイスランドvsクロアチア、1-2。

クロアチア3連勝、アイスランド3連敗、
しかし愉しさはどちらの国のサッカーにも。


メキシコvsスウェーデン、0-3。

逆じゃないの?と一瞬思ったスコア。
北欧の旧大国恐るべし。この大会を一言で言えば「規律」となるか。
(またはVARの悲喜こもごもか。)


韓国vsドイツ、2-0。

おそらく現時点で最大のupset。主役は続けてドイツ。
これで一次リーグ敗退。前々回だったかのスペインの二の舞。
アルゼンチンは持ち直したのに・・・

当初は観るまでもないカードと思ったものの、
前半のうちに、ドイツにまるで怖さが感じられないことに気づく。
韓国が(スウェーデン戦とまるで違って)やたらと上手くなっている。

これは危ないのでは、と思ったところ、後半も変わらず。
そして試合終了間際に2失点。
(最初の失点はオフサイド判定がVARで取り消されて失点に。)
2失点目は、攻め上がったGKノイアーからボールを奪われて
ゴールに流し込まれるという、屈辱きわまりないもの。

ドイツ、2年後のEUROに向けて立て直してきてください。
韓国、相当自信を付けただろうなー。(ドイツと同じくリーグ敗退だけど)


本日は仕事帰りに映画。『レディバード』。
アメリカ西海岸、本人にはただの地方都市としか感じられない街で、
親にも故郷にも反発する女子高生の最終学年を描く。

恋のためには友達まで捨てかけるヤな面もあるけど、
自分の意見は持っている。自分自身がそれに気づく。
ものの見方も変わっていく・・・
人みな成長するものだ、と言えば、身も蓋もないけれど。

観劇者はほぼみな若い女性。文ストDeadAppleの再現かと。
27 Jun 2018

ワールドカップ、一次リーグ大詰め。


スイスvsコスタリカ、2-2。

一次リーグ敗退が決まっているコスタリカ、
最後の最後に強豪スイスから勝ち点1をもぎ取る。


セルビアvsブラジル、0-2。

ブラジルようやっと本調子らしく。
ドイツが去り、アルゼンチンがまだ不調の現在、
優勝候補最右翼というところか。


セネガルvsコロンビア、0-1。

日本の一次リーグ2位通過は、
一つにはこのコロンビアの得点のおかげです。
しばらく地球の裏側には足を向けて寝られません。


日本vsポーランド、0-1。

負けはしたものの日本、決勝トーナメント進出。
初戦、第二戦に比べて、ポーランド戦の日本は怖さがなく。
いわゆる「三角形」で相手を抜いていく、という形が足りてない。
二人だけでパス交換して抜こうとしても屈強な大男に阻まれる。

わりともっさりした東欧のチームだが、
ここぞの迫力は時間の経過とともに増加。
いわゆる省エネサッカーをやっていたらしく、
終盤に攻め手がなくなったのは日本のほう。

0-1で負けている(=一次リーグ敗退)状態に焦燥感が漂うなか、
セネガルが同様に1点ビハインドになったと知って、
警告数の差で二位通過できる可能性が開け、
日本代表史上初(らしい)の、時間つぶしパス回し大会を開始。
勝っているポーランドも無理する気はなく、この大会に参加。

もうひとつには、ポーランドの割り切りにもあったかも。
他力本願とはいえ、久しぶりの一次リーグ突破は突破。

さて、イングランドvsベルギー戦は、どうなるかな。
27 Jun 2018

ワールドカップ、一次リーグ終了。


イングランドvsベルギー、0-1。

結果を聞いて、やはりベルギー強いな、と思っていたら、
じつは双方とも勝ちたくはなかったらしい。
勝てば一位抜けとなり、ブラジルと当たるルートに入るからだそうな。
勝とうとしなかったイングランド、次戦以降に評価が乱高下の予感。

それは日本も同じこと。とはいえ勝負は勝負。
できるだけよい成績を残したいと思うのは、理解の範囲内。


パナマvsチュニジア、1-2。

チュニジアは大会40年振りの勝利だとか。
イングランドを苦しめた試合など、なかなかのものだった。
もっと強くなってまた戻ってきてほしい。


「働かせ方改革法案」、可決。

年収1,000万以上とか言ってるけど、
気づいたら年収200万でも残業代を払われないことになってるかも。
最初は限定された職種しか派遣できなかったのが、
全業種可能になったのと同じように。
30 Jun 2018

ワールドカップ、ついに決勝トーナメント開始。

フランスvsアルゼンチン、4-3。

決勝トーナメント初戦がこの激突。
期待に違わぬシーソーゲーム。
フランス先制、アルゼンチン同点、逆転、フランス同点、逆転、
さらにフランス突き放すも、試合終盤にアルゼンチン追いすがる・・・

文字通りに90分があっという間に。
最後までどうなるかわからないジェットコースター展開。

ゴールも美しく。
とくにアルゼンチンの1点目、ディマリアのと、
フランスの2点目のパバールのは、糸を引くようなロングシュート。
フランスの4点目、エムバペの2点目は、
なんとGKから始まる縦への美しい連携からのもの。
そしてアルゼンチンの3点目は、
メッシからのクロスをアグエロがダイレクトボレー。

試合展開もゴールもすばらしい、観て大満足の一戦。


そういや昨日の金曜日に関東甲信越は梅雨明けしたとか。6月なのに。
まだワールドカップ終わってないのに。なので、山はまだ予定がない。
天候はこれから10日間ほどが一番安定しているはずではあるけれど。

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