Preface/Monologue2006年 5月


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横浜・三ツ池公園の桜
ここまでのCover Photo:横浜・三ツ池公園の桜
1 May 2006
針ノ木雪渓で雪崩発生。

陽気がとつぜん良くなる春山の怖さか…
3 May 2006

新緑の地元の公園で、連れといっしょにお弁当を。

よい休日。

川崎も首位になったし(J1で)。
4 May 2006
この時期の恵那山はまだ山頂に雪が多いとか。
それで下山が遅れて一夜をビバークする人々も出たと。

ヘリが飛んだそうで。
7 May 2006
泊まりがけで連れと一緒に足尾の山へ。
山中は濃淡が微妙な新緑のなか桃色のヤシオツツジがそこここに。

銀山平から往復した庚申山荘は一部外壁の板が張り替えられて。
しかし内部は変わらない佇まい。
「ここに泊まるのもいいね」と連れ。

そうね、もう少し重たい荷物が背負えるようになったら立案しよう。
そのときは今回割愛した庚申山の山頂まで行ってみよう。
きっとよい眺めが見られるよ。
9 May 2006

日本代表、ストイチコフの前に屈したか。巻が点取ったのはよかったけど。
ブルガリアは”ちゃんと”攻めてくれたみたいだな…。

琴欧州、発奮しないと。
10 May 2006
連休明けの首都圏は、まるで梅雨時のような空模様。
でもそのおかげで草木の葉は艶やかさを深めて。
線路脇の雑草も匂い立つようになって。

夜深し。
風呂に浸かりて聞く緑雨。
13 May 2006
雨が多くて、ツツジがアジサイのように思える今日この頃。

今夕のサッカー、スコットランド戦。
つい一昨日ブルガリアと試合をしたばかりでへろへろのはずの相手に、
三日間休養にあてた日本が勝てないわけがない…


と思っていたものの、スコアレスドロー。
スコットランドはよく走っていた。ブルガリア戦から何人か先発を入れ替えたらしい。
これでキリンカップ、スコットランド優勝。2位ブルガリア。日本は3位。つまり最下位。

試合前は「(今日は)勝ちにいく、優勝を狙う」と言っていたジーコ監督、
この結果に「引き分けには終わったが満足のいく試合だった」だと。
なに言ってるんですかねこの人。

”欧州組”が加わればこのぴりっとしない状況は変わるのでしょうか?
さーて、ワールドカップ本番が楽しみだ!
14 May 2006
本日は映画『プロデューサーズ』を見たりして。肩のこらない物語は久しぶり。
歌もダンスも楽しめました。しかしユマ・サーマンは背が高いですねぇ。
16 May 2006
5月15日、ニュージーランドの登山家がエベレストに登頂。
マーク・イングリスさん、47歳。
両足とも膝から下が義足。

何事もまずは意志。

しかし義足は凍らなかったのか、
身体への接触部分は凍傷にならなかったのかと心配になりましたが、
ファイバー製とのことなので、大丈夫だったのでしょう。
19 May 2006

”共謀罪”。

「話し合っただけで罪に問われる」という、その『罪』の内容が詳しく知りたいところ。
どうも”国際テロ犯罪”だけが対象ではないらしいし。

なにせ与党の言う「共同の目的が5年以上の懲役・禁固となる罪」に限っても、
対象が600以上もあるというから。

警察に冗談は通用しないと思うので。
20 May 2006

大相撲。
雅山、好調把瑠都を撃破。覚醒は本物か。
白鵬、千秋楽で開き直った(はずの)把瑠都を倒せるか。

盛り上がりは予想以上の夏場所。日曜に山に行くのが惜しいくらい…
21 May 2006
DVDレコーダーと格闘して土日は終わり。
せっかくの好天でしたが。
22 May 2006
いまや奥多摩には3,000頭だそうで。鹿が。
午後、移動中のタクシーのなかで流れていたラジオ番組で。
大台ヶ原ではかなりの面積が食害で立ち枯れした森になっているとか。

かつては狼という天敵がいたわけですが、絶滅させられ。
鹿自身も、本来の棲みかである平地を追われ。
いずれも人間によって。
24 May 2006
今年の五月は、すくなくとも関東南部は、例年になく雨が多い気が。
「梅雨の走り」というそうですが。
25 May 2006
がんばれ、茂原。甲府に幸あれ。
27 May 2006
休日に、ひさびさに大きな本屋へ。

最近はネット通販で買うことが多いですが、
やはり本は手にとって選ぶのが自然というもの。
とくにビジュアルなものは。

子供のころ読んで陰気さだけが印象的だった小川未明の『赤い蝋燭と人魚』。
4年前に出た酒井駒子さんのイラストレーション版を店頭でようやく見て、
良質のファンタジーだったことを再認識。

弱いものをふみつけにして恥じない利己主義を撃つ、
静かな怒りに満ちた物語。
30 May 2006
「ひとり山旅の愉しみは山頂ではなく、そこに至るルートにある」。
山のひとり歩きでこそ味わえるもの、発見できるもの、
それは、「より雄弁に山の音が聞こえることにつきるのではないでしょうか」。

以上、”ひとりで行く山旅”を特集する岳人6月号(#708)から。


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