Preface/Monologue2006年 4月


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奥多摩、大丹波川沿いにて
ここまでのCover Photo:奥多摩、大丹波川沿いにて
1 Apr 2006

月に群雲、花に風。
4 Apr 2006
地元の商店街の布団店が月末に閉店する。
この夏、布団の打ち直しをしようと考えていたけど、
どうしようかと連れは言う。
なじみの布団店だったのだが。

駅前でさえ活気を保つのがたいへんな昨今、
そうでないこの町は大型店舗の出店のおかげで、
平日だろうと土日だろうと夕方でもひとの姿はまばらだ。

この前も近くの食料品店が閉店したばかりだ。
おかげで野菜一つ買いに行くにも店が遠くなってしまった。
小売店はどんどん減っていく。

これが便利になるというものか。
歳をとってもそうだと言い切れるのか。

(GREEN DAYを聴け。MINORITYを歌え。)
7 Apr 2006
「白馬岳侮るべからず」か…

この週末はいつものように穏やかな山へ。
9 Apr 2006
電車のなかで半分眠りつつ登山口最寄り駅まで行き、バスで登山口へ。

山を下ってそのまま駅まで歩き、帰りの電車はほとんど寝て帰る。

いわば帰りの電車で寝るために一日の時間と交通費をかけているようにも。これについてなにか哲学的な解釈(に見えるもの)をひねり出してみるのも一興と思いましたが、どういう見方をしようと内容に変わりはありません。でかけて、歩いて、寝て帰りました。

まぁここまで皮相的な見方をすることもないわけですが。
11 Apr 2006
「共謀罪」なるものを新設しようと?

オブラートに包んだ治安維持法か?
14 Apr 2006
家の近くでは新緑が目立つころに。

晴れたら山へ。
15 Apr 2006
連れと一緒に久しぶりの高尾山。新緑のなか、桜もそこここに残り、酔っぱらって山を下る花見客も少なからず。

里にはヤマモモ、レンギョウ、ユキヤナギ、ヤマブキ、シモクレン、ボケ、シャガ、ムラサキダイコンにタンポポなどなど。好天の日を浴びて花も気持ちよさそうで。
20 Apr 2006
セクハラで辞めた人が、辞めたところの悪口を書いている本があるそうですね。
セクハラ被害者には一言の謝罪もないようで。
22 Apr 2006

丹沢周辺の生活圏にヤマビル被害が広がっているそうで。
野生動物が人家近くに出没しているせいとか。

熊被害と同じで、結果的には人災みたいなものではと。
被害に遭う麓の農家のかたがたにとってはいい迷惑かもしれませんが。


追記:
聖武連山の記事に載せた写真の山名説明が間違っていました。
大室山・加入道山→檜洞丸・大笄、御正体山→大室山・加入道山に、それぞれ訂正しています。
23 Apr 2006

月に一度は参禅と決めており、かつこの日曜は天気もすぐれなかったので、連れとともに禅寺へ。

本日の法話(提唱)の主題は”日々是好日”。”雨奇晴好”というのも同じことを表すとか。道元禅師は「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 涼しかりけり」と詠まれたとのこと、冬について「寒し」ではなく「涼し」とされているところにものごとを肯定的に受け入れる禅の姿勢が顕れているそうです(”寒い”では否定的なのだそうで)。これは山に向かう心持ちに通じるものがあるかもしれません。「暑い」「寒い」と言っていたら山には行けませんからね。とはいえ梅雨時の山行はやはりあまり気が進まないのですが…

ところで坐禅も山行と同じく事前の入念な準備運動(ストレッチ)が必要であると文字通り痛感しました。ハムストリングと大腿四頭筋をじゅうぶん伸ばしておかないと足が痺れるより前に筋肉痛でたいへんな目に遭います。運動不足では坐ることさえ満足にできないということのようです。
26 Apr 2006

連休間近。
休み期間中、浮かれて事故を起こすことなどないようにしたい。

昨日、奥多摩の本仁田山で落雷事故。
奥多摩だろうとどこだろうと、悪天時の行動避けるべし。
29 Apr 2006
本日、閉店間近の地元の布団店へ。
半額セール中なのでシーツやらなにやらどっさり買いこみました。
おかげで持参の財布はカラに。

夏に布団の打ち直しをしたいと思っていたと言うと、
連絡をくれれば問屋に伝えるとのこと。
こういうところが地元に根付いている店のありがたいところなのですが、
なくなってしまうんですよね…
30 Apr 2006
前日光の古峰ヶ原高原にある「古峰ヶ原ヒュッテ」で強盗、加えて誘拐事件。
昨年の奥多摩での強盗事件と言い、犯人は何考えているんでしょうかね!
山に大金を持っていくはずがないんですけどね!

加えて、一部報道では「古峰ヶ原ヒュッテ」は宿泊禁止であることを挙げたあげく、「(近くに有料の宿泊施設があるので)泊まろうと思ったことなどない」という他のハイカーの談話まで載せて、まるでヒュッテに泊まった被害者の自業自得のように演出するものまでいて。
無神経などという評価では済まされない報道姿勢ですね!
安っぽい自己責任論は願い下げにしていただきたいですね!


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