Preface/Monologue2020年 3月


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日向山、男岩
ここまでのCover Photo:日向山、男岩
1 Mar 2020

好天に誘われて湯河原へ。

かつて幕山、南郷山、城山を登りに訪ねたものの、温泉地は今回初めて。
源泉の温度は60度から90度とか。加水しなければ入れたものではない。

「独歩の湯」という足湯施設があって、趣の異なる9つの足湯があり、これを経巡るだけで全身が温まる。
なんと楽しい。



しかしこの施設、今月いっぱいで営業終了とか。
自治体が再整備して、日帰り入浴施設をつくるのだとか。
そんなの歩いて行ける距離にいくつもあるのに、なぜ?

温泉街情緒の残る場所もあり、温泉郷自体は楽しいところ。
宿から歩いて行けるハイキングコースもある。また行きたいところ。


土曜夜の新型肺炎に関する首相会見。(実際には会見ではなくただの演説)

驚くほど長い文章をほぼよどみなく喋っていて、大したものだと感心していたら…
薄型のカンペ投影機が机の左右にあり、その画面を見て読んでいただけだとわかる。

国民の皆さんにご理解ご協力をお願いするとか言いながら、会場からの質問は早々に打ち切ってご退場。
重要な対策会議が控えているのかと思っていたら、そのままご帰宅とのこと。まだ夜の七時ぐらいなのに。

演説に対する質問に自分の言葉でとことん答えるとかしたなら本気度は疑いなかっただろうけれど、その真逆。
馬脚を現さないよう早々に切り上げたという印象。感心して損した。
3 Mar 2020

今日はひな祭り。明後日は啓蟄。
暖かくなってくればこの感染騒動も少しは落ち着くのではと期待。

紙製品の買い占めとか、戯画的な状況はもうたくさん。
年配の婦人がトイレットペーパーを10袋も買っていったとか。
後には空の棚が残ったそうな。

そういう年寄りにはなりたくない。
4 Mar 2020

春先の常で 、雨がちになってきた太平洋側。
これでいろいろ洗い流してくれれば。
8 Mar 2020

晴れの予報も出ていた土曜日から天気が優れず、日曜は雨の南関東。
残念ですが、啓蟄も過ぎ、十日もたたないうちに彼岸入りなので、天候不順は想定内。そもそも新型肺炎騒ぎで出足もさすがに鈍ろうというもの。


さてこの新型肺炎、2月下旬に「この一、二週間が重要局面」とか言われた二週間が経過。この期間、いま思えば、二週間で収束させる、ではなく、二週間で対策を考える、みたいな意味だったのかなと。

月が変わるあたりで改めて「二週間」とか、休校を春休みまでお願いとか、納期がずるずる遅れていくプロジェクトみたいに思えてきたころ、私権制限まで行う法律を作ろうという話まで。なぜか有効期間が二年間。完全収束まで二年かかる見通しということでしょうか。SARSでも半年だったらしいのに。じつはショック・ドクトリンなのかも。


山も行くなら誰も行ってなさそうなところへオフピークに移動、とかしないと危ないかも。人が集まれる場所があちこち閉鎖になって近場の公園が人で溢れるようになった昨今、別な意味での危なさが。
16 Mar 2020

所用で東海道新幹線に乗ってきましたが、自由席はずいぶんと余裕を持って座れました。近々間引き運転を開始するとか。まぁ空気ばかり運んでも。

丹沢山塊の稜線は真っ白でした。箱根外輪山の稜線も白かったような。
21 Mar 2020

三連休の中日まで好天の関東南部、花粉も飛ぶ。
くしゃみ連発状態で外を歩くと誤解されそうで、面倒だから遠出はせず。

ひたすら掃除三昧。ハウスダストも飛ぶ。
ハンカチをマスク代わりに。まるで列車強盗のような出で立ち。
25 Mar 2020

夜の8時に明日は自宅で仕事をしてほしいと言われても、この時間では会社の管理部門はたいがい帰宅しているのでは。

自分の所属先からはなんの指示も来ていません。
27 Mar 2020

この土日はどこの店も閉まってしまうようで、銭湯さえ営業しないらしい。「美談」が幅をきかせて倒産を強制しなければよいのだけど。

映画館も閉まるらしいので、土曜に予定していた映画を金曜の夜に。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』。

ハーレイ初お目見えの『スーサイド・スクワット』より規模感もドラマの起伏も物足りなくて、時間が前後する作りもさほど効果を上げているとは思えず、ちょっとねぇ、という出来だったけど、『スーサイド』のときのようにバットを振り回して戦う悪カワ美女の姿に閉塞感もいくらか解消されたような気が。

こういうときこそ娯楽が必要。でも映画館はガラガラでした。出来のせいもあるかもしれないけど。
29 Mar 2020

雪の一日。

夜のテレビで、伊勢原の日向地区を案内する番組を流していた。
料理や宿の紹介など全くない、古刹の案内主体。

何回か訪れた日向薬師だけど、行った気になっていただけとわかった。
薬師様だけが名所ではないともわかった。

歴史を知れば景色も変わって見える。
31 Mar 2020

彼岸も過ぎ、もう四月だというのに。
桜も咲けば、ツツジまで蕾がほころんでいるというのに。

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