Preface/Monologue2006年 3月


前月へ 翌月へ 以前のPreface/Monologue(index)に戻る ホームページに戻る 頁末尾へ


高川山から夕暮れの三ツ峠山
ここまでのCover Photo:高川山から夕暮れの三ツ峠山
4 Mar 2006
昨日、人間ドックへ。あまり山に行っていない状態で、負荷心電図をとるためにエアロバイクをこぐのはやや辛いものが。
しかもかなりの睡眠不足でしたし。
5 Mar 2006
やや遠出をしようと思っていたものの、調子が今ひとつで朝起きれず。
無理をするなというサインと受け止め、長時間歩行の計画をあきらめて短い山行に。
こうして中央本線梁川駅から歩いた斧窪御前山は、予想以上に展望のよい山でした。
11 Mar 2006
本日は連れと一緒に映画『ナルニア国物語』を観に。

勢力に勝る敵勢を前にしてHighKingのPeterが叫ぶ「For Narnia and Aslan!」という鬨の声には不覚にも泣けてきました。Peterの健気さももちろんですが、歴史上、同じような科白ながら間違った名前が挙げられることが多かったはず、正しい名前を呼べるというのは幸福なことだと思えて。Peterの危機の前に白の魔女に突撃していくケンタウロスのオレイアスも泣かせてくれます。一方、どんな差し迫った状況でも掛け合い漫才をするビーバー夫婦が笑わせてくれますね。

しかしカッコ良さといえばなんといっても悪役の白い魔女そのひと!女優Tilda Swintonなくしてこの映画は成り立たなかったはず。連れも私以上に賞賛していました。
12 Mar 2006
陽気がよくなる頃になると、山行きの列車に人が増えてきますが…
坐禅道場も同じようで。本日は100人近く参加。新規参入者も二桁。
境内では梅が盛り、沈丁花の香りも漂って。
14 Mar 2006
大相撲春場所。
安馬、垣添、北桜。勝っても負けても観ていて楽しい。
琴欧州。無理するなよ。
16 Mar 2006
日本近辺の天気図を見れば、気圧が高低入り乱れ、
上空には二つ玉低気圧まであって。

この晩、関東南部は大荒れ。
春の嵐。
19 Mar 2006
関東のあたり、桜の開花は例年より早いとか。

この時期、山の上の残雪はどのくらいなのだろう…
20 Mar 2006
3月の八ヶ岳。ひとたび吹雪けば冬山か…
21 Mar 2006
春分の日の山を歩いているうちに、WBCで日本は優勝。

魁皇は六敗目。雌阿寒岳は噴火して。
22 Mar 2006
仙ノ倉山。なんと言うべきか…

魁皇、まだまだ引くには早い。白鵬、恐るべし。
23 Mar 2006
夫からDVを受け保護されていたタイ人女性が不法滞在で逮捕。なにそれ?「役所仕事」!

白鵬、栃東、魁皇、朝青龍…の影に隠れてしまっている気がしますが、
今場所の琴欧州はひと味違う。「勝負への執念」。

そろそろ五月の連休の山行計画でも考えようかな…
考えるだけなら”ただ”。
25 Mar 2006
Jリーグ第5節。昼過ぎに入った近所の喫茶店で「今日はフロンターレがあるな」とご近所の老人ふたり。この会話を背に自宅に戻ってテレビ観戦。その川崎、磐田相手に前半はシュートもなかなか打てず、先制さえされて苦しい展開。昨年は逆転勝ちが一度もなかったので相撲も気になっていたし後半途中でチャンネル切替。

あとで結果を見てみたら、番組を変えたわずか2分後に同点弾、10分もしないうちに追加点を挙げ、勝ってしまっていて。やはり勝負は最後まで見るべきもの、うぉぉぉぉこれは裏切り者への天罰か?(笑)

ところで。切り替えた先の大相撲はこれはこれで楽しい。旭鷲山、いつ見てもあの軽さがたまりません。この土曜日は取り直しで2番も見ることができて得な気分。(本人はたいへんでしょうけど)
26 Mar 2006
桜ほころぶ日曜日、連れとともに参禅。法話では「坐禅とは心がどうのとか観念的なことに走るのではなく、まず身体のこと。身体から考えていきたい」と”らしくない”内容。柔らかく展開される老師の話術にひきこまれ、茶話会まで出て続きを聴くことに。

それで大相撲千秋楽の結果は帰宅後に知ることに。魁皇勝ち越し、栃東十二勝、朝青龍と白鵬が優勝決定戦に臨み横綱が勝つという、まるで絵に描いたような最終日の結末。魁皇と栃東は次につなげないと…。さすが朝青龍と言うところですが、しかし栃東には連敗では…?来場所はもっと稽古してきてほしい。三賞、白鵬に加えて安馬と旭鷲山が受賞したのは嬉しい限り。

さて、ようやく最新号の『山と渓谷』(4月号)に目を通すことができて。「皇太子さま イギリスの山登り」「『アルプ』豊饒の時代」は読んでおきたかったのですが、今月号最大の読み物は「奥多摩に出現した「山賊」」。山に登って自分より弱そうな単独行の老人を襲い金品を奪う、しかも自分は山好きだなどとぬかす”ふてぇ野郎”の話。幸いにして犯行後わりとすぐに捕まり、地裁で懲役10年の判決が出ているそうです。背後から襲ったうえ谷に突き落とし、あまつさえ岩まで投げつけるなど、犯行の凶悪さを考えると10年でも少なすぎる!と思うのでした。
27 Mar 2006
わが銀河系についての特集に惹かれ、ひさしぶりに『ニュートン』なる雑誌を買ってみました。最近では”「棒」渦巻銀河”と考えられているとあってびっくり。長いあいだ、中心から腕の出た渦巻銀河と考えられていたはずなので。

昔々読んだ科学読み物では、たしか球状星団が楕円形になって、さらに銀河そのものが回転するにしたがって腕が伸びだしたところが棒渦巻き銀河で、きれいな渦巻型になる過渡期の姿だとされていた気がするのですが(いやそれとも楕円形のものが棒渦巻銀河になり、球状星団が渦巻銀河になると考えられていたのだったか…もはや記憶はあいまい)、いまではどういう説明になっているのやら。

いずれにせよなんとも雄大で遼遠な話。この夏、テントか小屋泊まりの山行の夜にでも、天の川を見上げて「どのへんが腕かなぁ」とか思うことでしょう。
31 Mar 2006

もうすぐ青葉若葉の茂るころ。山笑う時期。

…眺めも閉ざされますが。


前月へ 翌月へ 以前のPreface/Monologue(index)に戻る ホームページに戻る 頁先頭へ


Author:i.inoue All Rights Reserved