Previous Preface/Monologue

2000年３月

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ここまでのCover Photo：朝焼けの八海山

4 Mar 2000
本日、関東南部は昼から雨になった。その直前、買い物で外に出てみると、近所の家の庭先でボケの深紅の花が満開だった。よくみるとその隣の白梅も八分咲きくらいにはなっている。その足下には水仙が一群れ、やや黄緑がかった白い花を咲かせている。立ち止まったそばには千里香のつぼみがほころびかかっていた。

15 Mar 2000
本日は先週土曜日の代休を取って河口湖畔の御坂山塊を歩いてきた。
半月ほど前に歩いたところを、距離を縮めて逆方向から歩いた。

距離を縮めたのは最初からの計画だったが、逆方向に歩いたのは、河口湖駅から乗ったバスを間違えたためだった。

バスが出発して、しばらくしてから、この路線は下山後に乗るべきものだったことに気づいた（なにをやっているんだか....）。

上りも下りも一時間に一本くらいしかない路線なので、おいそれと駅に戻ることもできず、かといってタクシーを使うのも費用がかさんでいやだったので、しかたなく下山予定地点でバスを降り、そこから登って当初考えていたのとは逆の方向に歩いたのだった。幸いに、稜線に出てしまえば計画違いは大した問題ではなかった。

単独行だと（グループ登山でもあり得る話かも）時としてこういう抜けたことをしてしまう。この程度なら笑って済まされはするが。今後は気を付けないと（実はカップを持っていくのも忘れていて、コッヘル（鍋）でお茶を飲んだりもした）。

20 Mar 2000
日本はあいかわらず不況だと思うのだが、いっぽうで海外の山を志向するひとたちの底辺が広がってきているようだ。

町中ではこの春オレンジ色が流行なのだろうか。若い男性で赤いダッフルコートを着ている人を見もした。

誰がどの山に行こうと何色を着ようと詰まるところ個人の問題なのだが、最近の世の中、二極分解してきているような気がする。

26 Mar 2000
本日の関東甲信越は好天で、ほんとうなら山に行っていたはずなのだが、連れに誘われて久しぶりにプールに泳ぎに行く。....だめだ、相変わらず泳げない。

30年この方クロールの息継ぎが上手くできないのだが、今日もそれほど進歩なし。

行ったのがジムのプールなので、無料のレッスンに出てインストラクターにいろいろ問題点を指摘してもらう。どうやら腕の回し方がとにかく早すぎるらしい。腕を伸ばした状態で息継ぎするのが正しいのだが、ぐるぐると水を掻くものだから息継ぐ間がなく、そのうち息絶え絶えになって立ち往生してしまうのである。

ともあれ、問題点はわかった。今年はこれの克服が目標だ。雨で山に行けないときはプールだ。＜クライミングはどうした

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