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ここまでのCover Photo:奥武蔵・飯盛山(竜ヶ谷富士)から武甲山、大持山を望む。
武甲山奥の右端は甲武信岳、遠方左端は雲取山(らしい)。中景は武川岳。
1 Jun 2026
前日に将監小屋まで入って幕営し、和名倉山を往復。
奥秩父縦走路を”山ノ神土”という地点で離れると途端に悪路に。ササの仮払いが不十分な山腹路を半時強も行くとようやく足元は落ち着くものの、シャクナゲのトンネルで枝に跳ね返されそうにもなる。花は盛りでよいのだけれど。
山ノ神土から山頂までの中間あたりにある東仙波というピーク前後は予想以上に眺めがよい。富士を背後に大菩薩嶺、遠く御坂の山々や毛無山までが続々と登場する。進行方向にひときわ大きいのは飛竜山。左手遠くには随分と遠くに浅間連峰が霞み、その手前には西上州の奇怪な峰々。その右手上空に左右に雄大な山稜を伸ばすのがあって、いったい何だろうと思えば和名倉山本峰だった。この近さにまで来てまだこの大きさ。改めてその規模感に驚く。
来し方を振り返れば奥秩父主脈が延び、彼方には甲武信ヶ岳が小さな三角錐を浮かべ、その左手に国師岳が大きな背を伸ばしている。富士を遠望し、雲取山と芋ノ木ドッケが眼前に並ぶ東仙波を後にすれば、進行方向右奥に武甲山を始めとする秩父の山まで指呼できる。
足元は岩稜もあり、そのせいでの好展望なのだが、広々とした笹原や、荒れ地に最初に侵入するというダケカンバとかが目立つのを見るにつけ、戦後の大規模伐採と山火事の跡がこうなったのだなと思いもする。
山頂はその大規模伐採が反対運動を受けて申し訳程度に残したコメツガの森。なので展望がなく、これを不服とする人も多いらしいが、これが本来の和名倉山の姿であると思えばかえって有り難いというもの。木々を眺めてコーヒーで一服。
しかし帰りはやって来た長々しい道のりをまた歩かなければならない。 昨日の日曜は三ノ瀬から日帰りする人が多かったようで、将監小屋で幕営ないし小屋泊まりに比べると泊まらないのが多数派のように思える。この日も山中で中高年三人のかたに出会ったがみな日帰りだった。健脚がうらやましい限り。
なお、将監小屋から山頂まで、スマホの電波が入ったのは東仙波だけだった。なのでアプリを使用した山座同定ができず、紙地図とコンパスを使って分かる限りの山名を確認した。
さて和名倉山往復後、というか復路のさなかから疲れすぎて下山する気が起きず、幕営で連泊。明日は台風で雨が降る予報のためさすがに泊まる人はほかに誰もおらず、夕方は鹿が小屋の近くでさかんに鳴きかわしていた。
夜は夜で目覚めてみると、りーん、りーんと熊鈴のような鐘の音そっくりの音が小屋の下方辺りで一定間隔で聞こえてくる。 まさか夜間登山かと思ったら誰も来ない。そもそも音が近づいてこない。じつに不気味。とうとう心霊現象を感知できるようになってしまったか。
誰かが昼のうちにどこかに風鈴でも取りつけたのか。しかし風鈴ならもっと乱れ打ちのように聞こえるはず。 鈴虫ではない。あれは震えるような音だが、いま聞こえているのはまさに小さな鐘のような澄んだ音。そもそも季節が違う。なお、耳鳴りでも疲労が原因の幻聴でもない。音が聞こえてくる方向はほぼ一定。
休止して、やっと終わったかと思うとまた聞こえだす。なんだか疲れてきた。しかし出所を確認しに行く気は起こらず、とにかくきっと何かの鳴き声なのだろうと思ううちどうでもよくなってきて、そのうちまた寝てしまった。(翌朝起きたら、音はもう聞こえなかった。)
7 Jun 2026
本日、関東も梅雨入り。
湿度はあるもののやや肌寒いと感じる日々。炎暑の日々よりは出歩く気にもなるけれど、山はヒルだらけかな。
8 Jun 2026
先日の和名倉山でアルファ化米の山用食糧を減らしてしまったため、補充しようと山道具屋に行ってみると、価格が前回購入時の2割以上増しになっていた。いま500円以上。
400円台だった前回が昨年なのか一昨年なのかもっと前なのか覚えていないのだけども、それにしても。長いこと小屋迫・テント泊を重ねてなかったので、知らない間に価格が上昇していたということなのだった。かなり昔、300円前後だったかでいろいろ買えたころが懐かしい。
12 Jun 2026
北中米ワールドカップ、これから続く個々の試合はともかく、とりまく運営環境は白けることが夥しい大会の開幕。各チームへは開催国の政治状況が影を落とし、観戦者には主催者の商業主義が多大な影響を(決勝戦のチケットが560万円とか、どこぞのスタジアムまでの交通費は通常の10倍くらいになっているとか)。まさに現地観戦は富裕層のための大会。開会式は見る気が起こらず。
開幕戦、メキシコvs南アフリカ、2-0。
いつものように俊敏なメキシコ、ホームのアステカスタジアムの8万人以上の観衆(ピッチ近くのチケット代は幾らだったのだろう?)の大声援を味方につけてアフリカのチームを翻弄する。南アフリカ、浮足立ったか焦りが出たか、不味いバックチャージでの得点機会阻止や余計なファウルで退場者を二人も。メキシコもメキシコで学習しないのか得点機会阻止で退場者。じつに荒れた開幕戦に。乱闘がなかっただけよかったかも。
韓国vsチェコ、2-1。
こちらも俊敏な韓国、大柄なチェコを翻弄するも、先制は東欧の国。スローインからヘッドというセットプレーともいえないプレーで効率的に得点。しかし圧の強さで上回る韓国が妥当に逆転。得点はすべて後半だけれど、0-0で推移した前半は開幕戦と違って時の経つのが早く、解説の水沼さんも言う通りのあっという間の45分だった。(開幕戦は日本時間の早朝なので眠かったからかもしれない。)
今大会から参加国は従来の32から48へ。前回大会までは一次リーグを突破したら16強だが、今回は32強。カップ戦初戦を勝ってようやく16強。日程も延びて、見る側の予定もいろいろ被ることに。
13 Jun 2026
山に行こうかなと早起きして、出かけるまでのあいだだけと見始めたワールドカップ、結局最後まで見てしまって山は中止に。こうして筋肉が落ちていく。
カナダvsボスニア・ヘルツェゴビナ、1-1。
立ち上がりこそ互角に見えた両国、すぐにきびきび動くカナダがピッチを支配するように。しかし先制したのはバルカン半島の国、コーナーキックから。しかしカナダ攻める攻める、守勢に回る東欧の国。しかしGK初め守備が堅く、”守り勝ち”という言葉がちらつくころ、カナダ流れから同点に追いつく。結果は引き分けだけど双方ともやりきった感があり、見ていて退屈しない試合だった。
アメリカvsパラグアイ、4-1。
これで共催の開催国が全て初戦負けなしで突破。前回大会で破られたジンクスをなかったことに。
数年以上前の記憶に比べるとアメリカはだいぶパワーアップしているような気が。どこであろうと相手との間合いを詰めて複数で即時奪回し、先回りしてボールの行先に現れ神出鬼没。攻撃も手早い。昨年の9月、日本代表がこのチームと対戦して2-0で破れたのも無理はないかと。パラグアイは伝統の堅守が崩壊して前半だけで3失点。今年還暦のチラベルトに喝を入れてもらった方がよいかも。
この試合、中継で客席のセレブがいろいろ映し出されていた。ビル・ゲイツとかブラピとかジョージ・ルーカスとか。後ろ姿だけだけどパリス・ヒルトンも。
見始めれば面白いワールドカップなのだけど、朝早いので二日目でもう疲れつつある。明日から一日四試合。ダイジェストに移行しようかな。ブラジルvsモロッコ戦は見るけれど。
14 Jun 2026
何が起こるかわからないワールドカップ。
カタールvsスイス、1-1。前回大会主催国は4年遅れでようやく勝ち点を手に。
圧倒的にボール保持して攻めまくるスイスに対してクリアすらままならないカタール。前半17分にGKのファウルでPKから失点。せっかくのセットプレーでは連携がとれずに味方同士でぶつかったり相手に間近に対面されると自ゴールに向かってDFがドリブルを繰り返したり、ボールを持っても出しどころがなくてすぐに刈り取られ、ドリブルで攻め込まれても二人三人とかわされる2023年アジアカップ制覇者。
この体たらくに合わせたのか、5-0くらいで勝つのではと思えた永世中立国、27本もシュートを打ちながらなぜか流れから得点できない。まさに煮え切らない展開が続く中で迎えた後半アディショナルタイム、ショートカウンターからカタールに同点弾をくらう。何やってんだスイス。じつは深刻な決定力不足?
ブラジルvsモロッコ、1-1。
同じ1-1でもカタールvsスイスとは内容がかなり違う。さすがに終盤は疲労もあってかなりミスが目立ちだしたが両チームとも個々が大概上手く、簡単にボールを取られない(スイスも上手かったが)。モロッコで徐々に目立ちだした19歳のアイユーブ・ブアディがとくに惹かれる。田中碧のように走りながら頭を上げて周囲を見渡し、周囲に相手がいないところでボールを受けては散らす。ヴィニシウスやハキミを初め両陣に巧者が目白押しだが、この若手は将来楽しみ。
ハイチvsスコットランド、0-1。
なんとなくハイチは大したことが無さそうな、と思っていたら大間違い。たまたま負けただけでスコットランドと力はほぼ互角(枠内シュート数もホール支配率も同じ、パス数やパス成功数はハイチのほうがやや上)。国内で予選の試合が行えなかったほど治安が最悪の国に住む人々に希望を与える戦いぶり。かたやスコットランドは28年ぶりのワールドカップ出場、そして36年ぶりの勝利。サポーターは沸き立たずにはいられない。
オーストラリアvsトルコ、2-0。
なんとなくトルコが勝つかな、と思っていたら大間違い。意外なスコア。オーストラリアは5バックが一列に並び、そのすぐ前に中盤が4人、これまた一列に並ぶ。まさにアリの這い出る隙も無し(たまに綻ぶが)。チャルハノールやギュレルとかの名手を擁するトルコも攻めあぐねること限りなし。シュート30本を放って無得点。
加えてオーストラリアのカウンターは鋭い。まさに堅守速攻。このスタイルはかつてどこかで見たことが・・・そうか、往年のイタリアのカテナチオか。3回連続で大会出場を逸するほどになっている本家は、南半球の国に”あるべき姿”を学ぶべきかも。
試合終了のホイッスルが鳴り響くと、会場中に流れ出したのはメン・アット・ワークの”ダウン・アンダー”。合わせて歌いだすサッカールーのサポーターたち。彼ら彼女らにとっては最高に幸福な瞬間。
15 Jun 2026
生活のリズムが狂いだすワールドカップ。風邪気味。
ドイツvsキュラソー、7-1。
ハイライトだけ見た。ドイツからすれば練習試合みたいなものだったか。彼我の力量差は歴然。それでもキュラソー、ドイツからの得点は人口18万人の小国にとって歴史に刻まれる偉業に違いない。
日本vsオランダ、2-2。
日本、二度先行されて二度追いつく。2点目は88分、交代出場の伊東純也のコーナーキックからこれも交代出場の小川航基がオランダの高さを凌駕する打点でのヘッド。このシュートが鎌田大地の頭に当たってゴール。ほとんど小川のゴールで本人もそう思っていたのではと思うけど、公式には鎌田の得点に。小川のにしてあげればと。
しかし伊東の存在感は大きく、試合全体が一気に活性化した感がある。暑さ対策のせいか双方ともDFラインでのボール保持に対するプレスかけが少なく、構えて待つスタイル。両チームとも落ち着いて相手をよく見定めていたのかもしれない。そこに飛び出してくる伊東にオレンジ軍団はだいぶ慌てたのでは。
コートジボワールvsエクアドル、1-0。
やや優勢だったエクアドルが先制できなかったのが敗因。徐々に盛り返したコートジボワール、疲れの見えたエクアドルを右サイドの長距離ドリブルで置き去りにして89分に得点。アフリカ勢は集中力が…みたいなことを言われていたのは過去の話。ところでメインスタンドから見て左側のゴールのバーにシュートが当たること3回。南米のチームが前半で2回、アフリカのチームが後半に1回。"引き寄せ"のバーかも。
スウェーデンvsチュニジア、5-1。
チュニジア守備崩壊。取るべきシュートを取れないGK、リスタートのボールを搔っ攫われるCB、同じ相手にミドルシュートを二度も決められてしまうDF陣。スウェーデンからすれば練習試合に近いものだったか。
16 Jun 2026
W杯、ダイジェストではわからないことも多々。本日は引き分けDay。
スペインvsカーボベルデ、0-0。GKだけでスペインを完封したわけではない。
カーボベルデ、実に組織的。DFをボックスの幅で4人フラットに並べ、中央を狭く構成。脇への侵入は割り切り。攻撃時はピッチ幅をすべて使って広げ、スペインの守備を個別化する。相手にボールが渡ってしまったら即時帰陣、冒頭のフォーメーションに戻って待ち構える。これを90分続けて破綻しない。なんという集中力。DFの裏を取られても40歳のベテランGKヴォジーニャが得点を許さない。哀し気な風貌だけど頼れるオヤジ。
スペイン、カーリーヘアのククレジャが繰り返し裏を取り、ベンチスタートのヤマル、ダニ・オルモ、ニコ・ウィリアムズまで投入するも、どうしても頑丈なカーボベルデのゴールを割れず、3-0くらいで勝つのではと予想していたが最後の精度が今一つで1点も取れないままタイムアップ。勝ったかのように沸き立つ初出場のカーボベルデのサポーター。歴史的な勝ち点取得に国内ではお祭り騒ぎだったそうな。
ベルギーvsエジプト、1-1。
エジプト劣勢で時間が経つかと思っていたらそんなことはなく。構えて待つのではなく取りに行く守備。先制はエジプト。あのクルトワをぶち抜くアシュールの弾丸ミドル。オラつきゴールセレブレーションは何かのアニメの真似?
ベルギーは攻めるのだけれどやはり最後の精度が。交代出場のルカク、入ったとたんに得点に関与。さすがラスボス。残念ながら自身のではなくOG誘発だけど、役目を果たしたことは間違いない。
ウルグアイvsサウジアラビア、1-1。
ダイジェストのみ見た。予想通り劣勢だったものの先制はサウジ。コーナーからヘディングシュートをウルグアイGKがファンブル、これをすかさず押し込む。ウルグアイ、試合終了まであと10分のところでようやく追いつく。しかしそのままタイムアップ。スペインもベルギーもウルグアイも、みな揃って格下に勝てず。それぞれの国内論調は随分と辛辣なものになっていることだろう。
イランvsニュージーランド、2-2。格上が格下に勝てない一日の締めくくり。
ニュージーランドが強くて驚いた。前回出場の16年前の南アフリカ大会ではアマチュア選手を含む寄せ集めだったが、スロバキア、イタリア、パラグアイと3連続引き分けを成し遂げ、当大会を無敗で終えるという記録を築いて世界中を仰天させた(一次リーグ敗退で大会を去ったのだけれど、一度も負けていない)。そのチームもいまや国外でプレーする選手が多数、さらに強力に。
そんなオセアニア代表にイランはかなり手こずる。二度先行されて二度追いつく試合展開。変更を余儀なくされたキャンプ地のメキシコから遠路はるばる会場のあるLAに入ったのが前日(アメリカの”寛大なる許可”で試合当日から変更された)。なので開始時点から疲れていたのでは。始めなくてもよかった戦争の被害者がここにも。見ている方としても状態が万全のチームを見られなかったという意味で被害者と言えるかも。
17 Jun 2026
W杯、前大会までなら本日から第二戦なのだけれど、まだ第一戦が続く。
フランスvsセネガル、3-1。
前半はセネガルの試合。能力の高い選手たちの堅い守備の前にフランスはシュート一本のみ。このままならセネガルが勝つかと思えた後半、選手の立ち位置を修正した優勝経験国、アフリカ最西端国の守備をかいくぐれるようになり速攻でエンバペが先制点。世界有数のストライカーでも初戦は緊張するのか前半はボールが足に付かなかったように見えたエース、後半は本領発揮。終盤にも強烈なミドルを突きさす。後半のフランスは10本シュートを打ち8本が枠内。ようやく優勝候補の姿を現わす。
ノルウェーvsイラク、4-1。
前半はほぼ互角の印象。イラク、守備を固めてカウンター狙い、というわけではなく、真っ向勝負。ノルウェーが先行するもイラク追いつき、1-1で前半終了かと思えた頃、バックパス処理にもたつくGKにハーランドが襲い掛かる。これで2-1。後半、自分たちの時間帯に得点できず、疲労からか徐々に圧をかけられなくなってきたイラク、追加点を取られた上に試合終了間際にOG。4失点のうち2失点はしなくてもよい失点だった。個々はそう悪くないのだがなぁ。精神的支柱の有無とか采配とかかな。これでついにアジア勢に黒星。
アルゼンチンvsアルジェリア、3-0。
ダイジェストのみ。メッシ、ハットトリック。これでドイツのクローゼの持つW杯通算最多得点記録(16点)に並ぶ。アルジェリアは序盤こそ見せ場があったようだけど、だいたいにおいて抑え込まれていた模様。
オーストリアvsヨルダン、3-1。
こちらもよく欧州の国と渡り合っていたアジア勢だったが、 イラクに続けて残念な結果に。とはいえヨルダンの時間帯も多々あり、昨年末のアラブカップで決勝まで行ったのはフェイクではなさそう(決勝の相手はモロッコ、3-2で延長逆転負け)。本大会は同組にアルゼンチンがいる。どこまでできるか。オーストリア、EUROではよく見かけるがW杯は28年ぶりだとか。大会経験者がいないのはヨルダンと同じ。しかも世間では格上扱い。出だしが堅そうに見えたのはそのせいかも。
18 Jun 2026
ワールドカップ、第一戦最終日。
ポルトガルvsコンゴ民主共和国、1-1。
クススティアーノ・ロナウド、6回目の大会出場。シュートは打てたものの不発。ゴール前、相手DF陣の合間に立ってほぼ動かない。もう41歳、前半だけとかの出場にしたらよいのでは。
1997年までザイールと名乗っていたコンゴ民主共和国、アフリカ中央の赤道直下にある。西隣にコンゴ共和国があり、元は同じ王国だったのが植民地にされ分割されたことから現在に至っているらしい。豊富な地下資源が仇となり、利権にまつわる国内紛争や内戦、近隣諸国との紛争が後を絶たず・・・と混迷の国内事情にある国民にとって、ポルトガルというフットボール強国からの勝ち点1は希望と勇気を与える結果のはず。
イングランドvsクロアチア、4-2。
今大会の、少なくともこの試合のイングランドは実によくまとまっていて迫力十分。2年前のEUROで見せていた引き出しの少なそうな面影は微塵もなし。ハリー・ケイン大活躍、PK含め2得点。交代選手も実力のある面々で、世代交代を進めているはずのクロアチアも圧倒する攻撃力。フォデン、ハリー=マグワイヤ、コール・パーマー、カイル・ウォーカーらが召集外になっていることを忘れさせる。
そのイングランドから2点は取ったものの、守備が今一つだったクロアチア。40歳のモドリッチはCR7と違ってよく走るものの、PKを献上してしまった。ところで37歳のペリシッチ、前半終了間際の同点弾を決めた味方へのゴールセレブレーション、立ったままのその選手の背後から肩に両手をかけてなんと跳び箱飛びで飛び越える。元気だなぁ。彼が健在だと嬉しい。
ガーナvsパナマ、1-0。
FIFAランキングではパナマのほうが遥かに上位。そのランキング通り、試合開始から前半終了まではまったくのパナマペース。ガーナは連携が取れてなくボール保持ができない。親善試合が連敗続きで二か月半前に前監督を解任したくらいで、チーム崩壊状態だったというのがまだ尾を引いているのか?これはパナマが2点以上取って勝つのでは。
しかし現ガーナ監督のカルロス・ケイロス、前半を無失点で耐え抜いた自チームを後半見事に再生する。選手交代も功を奏して前への推進力、球際の攻防での勝率も高め、パナマと互角に渡り合うまでに。そしてついに後半アディショナルタイムに先制点。そのまま逃げ切り。ケイロス監督有能。二か月でここまで。70歳を越えても能力と情熱(と健康)がありさえすれば結果は出せる。
ウズベキスタンvsコロンビア、1-3。
ウズベキスタンにとっては得点を取ったことが収穫。あのカウンターは見事だった。次回に向けては、対人守備の強度とフリーキックの精度を上げるようにするのが課題かと。ほかにも、自ゴール近くでのスローインを狙われてショートカウンターで失点とか、試合終了間際のカウンターで守備の枚数が足りておらず失点するとか、コロンビアのような抜け目ない相手には注意おさおさ怠るべからずという学びを忘れることなく。
明日から第二戦。見るのはこれからはダイジェスト主体にしよう。生活がままならない。山など遥か彼方に(梅雨でもあるけど)。
19 Jun 2026
ワールドカップ、第二戦開始。見る試合を選ぶようにする。
チェコvs南アフリカ、1-1。
結果のみ。勝ち点0状態からは脱したものの、両国とも勝てなくて落胆。とくにチェコは。なにせ次戦はメキシコと。
スイスvsボスニア・ヘルツェゴビナ、4-1。
結果のみ。74分まで0-0の試合がこの結果になろうとは。スイス、相手国をよく見定め、70分の選手3枚替えで仕留めたというところ。交代選手だけで4点中3点取っている。ボスニア・ヘルツェゴビナは80分に退場者を出し、試合終了間際にPKまで与えてと、さんざんな結果。
カナダvsカタール、6-0。
ダイジェストのみ。カナダ、前半に3得点、後半に3得点。カナダはW杯で初勝利。大怪我した選手が早期に回復するよう願う。カタールは先のW杯以降、中東地域以外の国とも親善試合を行ってきたそうだが、その努力が実を結んだとは言い難い模様。DFラインは統率されているとは見えず、シュート本数は2のみ、前半に得点機会阻止で退場者を出し、後半には危険プレーで退場者と、惨憺たる結果。
メキシコvs韓国、1-0。
シュート本数は最終的に双方とも8とやや少な目。コーナーキックが試合終盤に至るまで生まれなかった(韓国2回,メキシコは0)という試合内容。メキシコは個々の情熱はわかるもののチームとしてはそれほど上手いという印象はわかない。しかし抜け目なさは十分。本試合の勝利で一次リーグ突破確定。
韓国、GKのキム・スンギュ、クロスボールをキャッチしたものの、着地点にいた自チームDFと衝突してファンブル、これをすぐ傍にいたメキシコ選手に押し込まれる。生まれた得点(失点)はこのミスがらみのもののみ。せめて引き分けに持ち込みたかった。
20 Jun 2026
ワールドカップ。三日連続で日付が17日になるくらいあわただしい。
アメリカvsオーストラリア、2-0。
アメリカ、前半に2得点。オーストラリア、対トルコ戦のときのような守備の堅さが見られず。アメリカにかき回された印象。後半に盛り返したものの、2点先行するアメリカの余裕のおかげだったかも。攻め込んでもクロスとかシュートとか精度が今一つで、対トルコ戦でのカウンターの鋭さも鳴りを潜めていた。
試合終了間際、主審が足をつってゲームが暫し中断。豪米双方の選手に代わる代わる伸ばしてもらっていた。そういえば主審が交代するというのは見たことがない。考えてみればキツい仕事だな。
スコットランドvsモロッコ、0-1。
結果のみ。モロッコ、試合開始2分で先制、そしてそれが決勝点。これ以外はスコットランドはよく耐えた模様だけど、攻撃に関してはモロッコの半分のシュート6本で枠内0。コーナーキックも2回のみ。かなり抑え込まれたのでは。
ブラジルvsハイチ、3-0。
ブラジルが先制する23分までは互角に見えるほどだったが、ハイチは裏が取られる回数が徐々に増えてとうとう決壊。シュート本数も枠内の数もブラジルが1つ多いだけなのにこの結果。個々の能力と、攻撃の迫力を生み出す連携の問題かな。
トルコvsパラグアイ、0-1。
結果のみ。スコットランドvsモロッコ戦同様、試合開始2分で先制点が生まれる。ところが先制チーム、前半終了間際に「口に手を当てて相手選手にものを言う」という人種差別仕草とみなされる行為で選手一名が退場処分。対アメリカ戦から立て直して勝ちはしたものの幾重にも愚かさを世界中に。トルコ、意外にも残念ながらここで一次リーグ敗退。17日のイラクvsノルウェー戦から始まるアジア勢敗退が途切れることも無し。
21 Jun 2026
ワールドカップ。結局本日の4試合中3試合を見てしまっている。
オランダvsスウェーデン、5-1。
ここまで点差が開くとは想定外。オランダ、日本戦での引き分け結果の鬱憤晴らしかのごとく北欧のチームに襲い掛かる。開始5分で先制。得点者のブロビーがその12分後に追加点を上げ、前半だけで2-0。さらに後半開始10分間でガクポが2ゴール、4-0。スウェーデンはエランガが1点返したものの、終了間際に日本戦でも得点したサマーフィルが加点して上記結果に。
スウェーデン、これでチュニジア戦の5-1と同じスコアで負けてしまい、得失点差が0に。攻撃はシュート/枠内が21/10でオランダの12/7に対して優勢に見えるものの、守備が緩く攻撃的なチームにいいように引っ搔き回されてしまう印象。油断しなければ日本も勝てるだろう相手。
ドイツvsコートジボワール、2-1。
ケシエの得点でコートジボワール先制。前線のヤン・ディオマンデとアマドが躍動する。チーム全体が守備固めすることなくドイツと真っ向勝負。そのドイツ、ゴールネットを二度も揺らすがオフサイドだったり直前のファウルを取られたり。しかし攻守が目まぐるしく入れ替わって見ていて飽きない。
前半を0-1で折り返し停滞感が漂いだすドイツ、一挙に三人替え。その交代選手の一人アメリがクロスを上げ、同じく交代選手のウンダフが同点ゴール。そして驚くべきことに後半アディショナルタイムに同じくウンダフが逆転ゴール。歓喜に湧く会場中のドイツサポーター。まさにドイツ劇場。
ドイツのゴールが決まると会場にはピーター・シリングの名曲"Major Tom (Coming Home)"が流れ、試合終了時にはTage wie dieseというバンドの曲が流れる。今大会はこういう派手な演出がされているらしい。ハーフタイム終了直前にはツェッペリンの"カシミール"が流れていた。緊迫感を高める曲調がBGMとして適しているからだろうか。
エクアドルvsキュラソー、0-0。
結果を見てびっくり。なので見逃し配信を見ることにした。ドイツに7-1で敗れたキュラソー、4バックから5バックに変更し多少なりとも守備強度を上げてきた模様。対するエクアドル、南米予選第二位とはいえ得点力に難ありの体質がここでもいかんなく発揮され、とにかくシュートが決まらない。26本打って枠内に15本も飛ばしているのに、キュラソーのGKルームの見事なセーブもあって90分通して無得点。
キュラソーは攻守ともに連携が今一つに見えたが、エクアドルのゴール前で波状攻撃を仕掛けるなど見せ場は作った。そしてみごと勝ち点1を獲得。国土面積は日本の種子島くらい、人口は15万人のカリブ海に浮かぶ島国はスペイン戦後のカーボベルデのように国じゅうがお祭り騒ぎになったことだろう。
チュニジアvs日本、0-4。
用事があってリアルタイムに見られず結果を先に知る。とくに驚くことはなし。開始4分の鎌田大地のゴールを皮切りに、上田綺世が前半のうちに得点、後半に伊藤純也が得点し、試合終了近くに上田がさらに得点。アジア勢の連敗をここで止める。
チュニジアはスウェーデン戦での大敗を受けて監督を交代するという荒療治に出たが、まるで効き目がなかった模様。これで一次リーグ敗退(次節で勝ち点3でスウェーデンと並んでも、そのスウェーデンに直接対決で負けているため4位確定)。2試合で合計9失点はキュラソーとカタールの7失点を上回り、現時点で最多。次戦の相手はオランダ。結果などもはやどうでもよく、90分通して投げずに戦えるかが課題かと。
22 Jun 2026
ワールドカップ。結局今日も3試合見てしまう。
スペインvsサウジアラビア、4-0。
結果のみ。初戦引き分け結果の鬱憤晴らしスペインバージョン。ヤマル覚醒。オヤルサバルも2得点し、前半だけで3-0。後半開始直後にはOGで4-0に。サウジアラビアはシュート3本、枠内1本。ペナルティエリア付近でのパスもままならなかったか。
ベルギーvsイラン、0-0。
本日の”結果見てびっくり”第一弾。なので見逃し配信を見る。イラン、5バックでベルギーを止める。GKのベイランバンド、至近距離からのシュートを倒れたまま左手一本で止める。押し込まれる時間帯がほとんどだったが攻めに転じれば決定機を作り出す。FKからのタレミの反転シュートはネットを揺らす。残念ながら背中が僅かに出ていたとしてオフサイド。残念。
ベルギーは後半なかばに得点機会阻止でCBが一発退場。イランの決定力を侮っていなかった証し。引き分けには終わったものの、イランは格上のベルギーから勝ち点1、相変わらず開催国から嫌がらせを受けている国としては上々の結果。加えてアジアチームの連敗も阻止。ベルギー、FIFAランクは上位なのに国際大会では実力を発揮できない状態に逆戻り。
ウルグアイvsカーボベルデ、2-2。
”結果見てびっくり”第二弾。こちらも見逃し配信を見る。初戦のスペイン戦を統率のとれた守備で引き分けたカーボベルデ、あれはビギナーズラックとかではなかった。相変わらずDFラインと中盤のラインが美しいが、今回は無失点は達成できず、DFラインに入り込むウルグアイにしてやられる。しかしそのウルグアイ、セットプレーで壁の間に隙間は作るわ、自ゴール近くでスローインを受けたDFがもたつくサポートにGKが飛び出してきてゴールをがら空きにするわ、重大ミス2件で2失点。集中していれば勝っていた試合を自ら取りこぼす。
両チームともこれで勝ち点2、一次リーグ突破には次戦で少なくとも引き分け以上の結果が必要。ウルグアイはスペインと、カーボベルデはサウジアラビアと。南米の国のほうが条件がキツそう。
ニュージーランドvsエジプト、1-3。
本大会出場国のなかではFIFAランキング最下位のニュージーランド、そんな順位を感じさせない動きでエジプトに先制。後半、エジプトははまらない前線の選手の立ち位置を変え、流動性が高まる。そして同点弾、さらに逆転弾。逆転はサラーの得点、ようやく主役に得点が。さらにそのサラーのアシストでダメ押し弾と、巻き返したアフリカのチームがW杯初勝利。これが4回目の出場となるW杯で勝ったのは今回が初めてとのことで、選手やスタンドの観衆はもちろんスタッフまでが大騒ぎ、国旗を持って走り回る。ニュージーランドは残念な結果だったが、侮れない相手であることは今試合でも証明されたかと。
23 Jun 2026
ワールドカップ。結局また3試合見てしまう。
アルゼンチンvsオーストリア、2-0。
結果のみ。前半38分まで0-0、そこまでオーストリアよく耐えた。と思ったら試合開始9分のPKをメッシ失敗、これが尾を引いていたような。しかし当のメッシがこれを払拭する先制点。これでクローゼ超え。試合終了間際にも加点、先日のハットトリックに加えて本日の得点でもうすでに5得点。もうアルゼンチンが連覇するんじゃないか、得点王はメッシなんじゃないか、W杯通算得点記録はこの先破られないくらいの点数行くんじゃないか、と思えてきた。
フランスvsイラク、3-0。
前半、エンバペの弾丸ミドルでフランス先制。1-0になってもイラクは意気高かったが、後半開始10分のところでイラクDF、左に立つGKに無造作に横パスしようとしたところ、GKの手前にボールが出てしまう。慌てて脚を伸ばすより先にフランスのデンベレこれを掻っ攫いエンバペに渡す。エンバペ2点目。ノルウェー戦と同じようなミスを繰り返して意気消沈するイラク、フランスのデンベレに3点目を決められて試合終了。
前半終了近くで天候急変、雷雨に。ハーフタイムが2時間以上にも。スタジアムに食事提供店舗があるとしたら相当売り上げが伸びたのでは。
ノルウェーvsセネガル、3-2。
前半はほぼセネガルペースだったが、ハーフタイム直前にセネガルのクリバリがパスミス、これを拾われて先制される。後半開始早々にはノルウェーのカウンターが襲い掛かり、ウーデゴールからの丁寧なラストパスを受けたハーランドが追加点。これですっかりノルウェーペースになったかと思えた5分後、セネガルのイスマイラ・サールが追撃弾。ところがその5分後にハーランドが追加点。このまま終了かと思えた後半アディショナルタイムにイスマイラ・サールも追加点。粘るセネガル。しかしここまで。前節のフランス戦に続き、今回も勝ち点0。
28年ぶりに出場したフィヨルドの国、一次リーグ突破に観客席にいる自国サポーターとバイキング・ロウという船を漕ぐパフォーマンスを。かつてのアイスランドのサンダー・クラップを思い起す。北の国には印象的な応援の型があるものだなと。
ヨルダンvsアルジェリア、1-2。
前半途中まではやや単調な気がした。観客席で寝てしまっている子供の姿が繰り返し映し出されたくらいなので放送関係者も同感だったのだろう。それでも前半もだいぶ過ぎたころにヨルダンが先制して俄然試合は締まったものに。攻めるアルジェリアに守るヨルダン(ときおりカウンター)という構図は変わらないものの、流れの攻めに耐えきったヨルダンはセットプレーに対しては脆弱だった。後半にコーナーキックから失点を重ねて逆転されてしまう。ゴール前に人数はいるのにクロスに簡単に合わさせてしまう守備を改善しておけば勝ち点が取れたのにと思うけれど、後の祭り。これでアフリカ勢は連敗を免れた一方、アジア勢は連敗の結果に。
24 Jun 2026
ワールドカップ。明確に沼。
ポルトガルvsウズベキスタン、5-0。
5点中2点はクリスティアーノ・ロナウド。1点目は先制ゴール。ゴール前で右からの低いクロスを右足ボレーで叩き込む。初戦で湧きあがった不要論を黙らせる6大会連続ゴール。ゴールばかりではない、ポルトガル2点目となったフリーキックでは蹴る気満々に見せながら実際には右脇にいたヌーノ・メンデスが蹴る。カウントされないものの立派なアシスト。3点目もロナウド、センターサークル付近からのカウンター、よく走って後方からのパスを受けGKのタイミングを外して決める。さすがに疲れたのか徐々に走れなくなっていったが、得点への渇望は最後まで衰えず。
ウズベキスタン、直前のファウルでゴール取り消しになってしまったガニエフの弾丸シュートなど見せ場は作ったものの、結果的にCR7の引き立て役に。最近躍進しているという中央アジアの国、次のコンゴ民主共和国戦で勝ち点を得られるか。
イングランドvsガーナ、0-0。
前半はイングランドが支配、だが中盤を5枚フラットに並べるガーナの守備は堅く、シュートになかなか行けない。クロスを入れても跳ね返され、シュートできてもなかなか枠に飛ばせない。試合通じて19本打って4本だけ。クロアチア戦は躍動した面白いものだったが、守りを固める相手には打開策が今一つなのかも。次戦のパナマは前に出てくるチームなのでやりやすいことかと。
堅い守備を試合終了時点まで続けたガーナ、GKの好セーブ連発もあってイングランドに波状攻撃を受けてもゴールを割らせず。ケイロス監督、負けないチームに立て直した手腕は敬服もの。
パナマvsクロアチア、0-1。
パナマ開始から俊足で飛ばす。全力で攻めに守備に走り回って目まぐるしい。クロアチア、パナマとの走り合いに負け気味。ハイドレーションタイムの後にいったん落ち着く中米の国だったが、その後も機とみれば走る走る。出し惜しみなしのチーム。
クロアチア、今日はイングランド戦で得点したムサが先発したが機能せず、後半に交代で入ったブディミルが先制点。守っては最後の最後でリバコビッチの美技で救われる。立て続けにスーパーセーブを繰り出して爽やかな笑顔を振りまくという姿は健在だった。
モドリッチ、この試合で代表200試合出場。クロアチア代表メンバー全員が記念Tシャツを着用し、稀代のMFを胴上げ。今日の出来は今一つだったが、それでモドリッチの偉大さが減るわけではない。
コロンビアvsコンゴ民主共和国、1-0。
攻めるコロンビアに守るコンゴDRの構図。コンゴDRのDFは5バックを敷き、個々の守備能力も高い。加えてGKムパシがスーパーセーブを連発する。コロンビアはせっかくネットを揺らしてもオフサイドで得点にならず。
攻め勝ちか守り勝ちかの試合は後半75分のコロンビアの得点が決勝点となる。味方がコンゴDRの左端DFをブロックしてくれたおかげでフリーになったダニエル・ムニョスがゴール右からシュート。これが相手DFの足に当たって軌道がファーからニアに変わり、ゴールに吸い込まれる。さすがのムパシも対応できず。
コロンビアはポルトガル戦を前に一次リーグ突破が確定、コンゴDRは次戦のウズベキスタン戦に賭けることに。下位同士とはいえ面白い試合になりそうな気が。
25 Jun 2026
ワールドカップ。一次リーグ第三戦に突入。一日6試合。
スイスvsカナダ、2-1。
前半は0-0で折り返したものの、後半すぐスイス得点。ヴァルガスが1対1となったGKの左をぶち抜く。カナダは前半にこれができず、シュートすら打てない。これに象徴される攻撃陣の思い切りのよさの差が開催国に後手を踏ませたのでは。さらにスイスに追加点を奪われ、交代投入された選手が1点返したものの、反撃の時すでに遅し。
それでもカナダは前回大会で忘れかけた開催国の矜持を失うことなく一次リーグ通過。初戦を突破して16強にはなってほしい。
ボスニア・ヘルツェゴビナvsカタール、3-1。
結果のみ。妥当なところか。カタールは今大会でも一次リーグ突破どころか1勝も上げられず。国内では選手育成施設を整備運営していたりするとのことなので、近い将来、ニュージーランドのように強化された選手を輩出するようになるかもしれない。そのときまで暫し待ちか。
モロッコvsハイチ、4-2。
結果のみ。ハイチが2点取っているところが意外と言えば意外。前半は2-2だったようで、先日のイングランド・クロアチア戦でのイングランドのように、モロッコは守備のリスクを措いて競り勝つタイプなのかも。
スコットランドvsブラジル、0-3。
結果のみ。ブラジルはヴィニシウスが2得点、クーニャが1得点。メッシ、エンバペ、ケーン、ハーランド、ロナウドととんでもない点取り屋が多い今大会、ヴィニシウスも後れを取ることなく邁進してほしい。
チェコvsメキシコ、0-3。
結果のみ。チェコはネドベドやロシツキー、コレルの時代が遥か遠くになってしまって寂しい。1分2敗の勝ち点1で大会を去る。メキシコは一次リーグ3戦全勝。開催国として恥じない成績。
南アフリカvs韓国、1-0。
韓国、試合開始時点こそ勢いがあったが、すぐに絶不調に。枠内シュートを飛ばすまでに60分くらいかかった。ソン・フンミンとかをベンチスタートにしたのは、守備的に行こうとしたのだろうか。それにしても攻守ともにサポートが少なく、ボールを持っても動きが少ないのでパスがなかなか出せず、前線の枚数が少ないのでロングボールも合わない。シュートどころかクロスも上げるのに苦労するのはサイドを駆け上がった選手が一人で何とかしなければならなかったから。
きびきび動いていたのは南アフリカのほう。なので結果は妥当なところ。これで2010年大会で主催国なのに一次リーグを初めて通過できなかった国は、ここでようやく一次リーグ通過(メキシコに次いで2位)。韓国は勝ち点3のまま3位に後退、通過できるかどうかは今後の他チームの試合結果次第という日々を送ることに。
ところでこの試合が行われたメキシコのモンテレイ、町の背後に印象的な双耳峰の山がせり上がる。セロ・デ・ラ・シージャ(Cerro de la Silla、スペイン語で"鞍の山"の意か)、別名サドルヒルという1800m強の山で、見るだけで楽しい。暑い地域で傾斜が急なため登るには体力がいるらしい。日本・チュニジア戦はこの町で行われたのですでに知っている人が大勢だろうけど、自分はやっと本日認識した次第。
26 Jun 2026
ワールドカップ。一次リーグ第三戦は第三戦なりの思惑が交差する。
キュラソーvsコートジボワール、0-2。
結果のみ。コートジボワール、4回目の大会出場にして初めての決勝トーナメント進出。初戦でエクアドルに競り勝ったのが大きかった。キュラソーは1分2敗で大会を去るが、この経験はチームにとどまらず国内においても間違いなく大きかったはず。
エクアドルvsドイツ、2-1。
結果のみ。試合開始早々に欧州の国が先制したもののすぐ追いつかれ、後半もあと15分を切ったあたりで南米の国が逆転。ドイツ、首位通過することに気が緩んだか、だいぶ締まらない試合運びだった模様。エクアドルはこの勝利で勝ち点を4に積み上げ、3位は変わらないものの12グループの3位順位表では8位以内を確実にして一次リーグ突破。
チュニジアvsオランダ、1-3。
結果のみ。オランダがこちらも試合開始早々に先制したが、これがチュニジアのOG。しかもすぐオレンジ軍団が追加点。後半にチュニジアが1点返すも、すぐまた2点差にされる。結果はともかく、チュニジア最後は頑張ったのだろうか。日本戦後の国内論調は辛辣の極みのようだけど、今大会の結果を糧に次回は見違えるチームになって来てほしい。
日本vsスウェーデン、1-1。
2位争い。堂安のパスにDFの背後から走り込む前田大然の得点で日本先制、エランガの弾丸シュートでスウェーデン追いつく。大然はじつによく走り北欧の選手たちを落ち着かせない。同じくよく走るのが田中碧で、中盤のボールを刈り取り、スウェーデンの強力FWを抑え込む。川崎でよく見た光景で楽しくなる。
終盤に攻勢を強めたスウェーデンを最後のところでGK鈴木の好セーブで防ぎ、無理せずドローで決着。これで日本は一次リーグ二位に決定、ラウンド32の相手はブラジルに。さてどうなるか6月30日火曜日早朝。なおスウェーデンも3位ながら成績上位のため一次リーグ突破。
トルコvsアメリカ、3-2。
結果のみ。試合開始早々に アメリカ先制、しかしすぐにトルコ追いつく。しかも前半のうちにトルコ逆転。後半開始早々にアメリカ同点に。2-2のまま試合は終盤に向かい、後半アディショナルタイム、最後の最後にトルコ突き放す。
片や一次リーグ首位突破確定、片や一次リーグ敗退が決まっていたという組み合わせの、試合開始前にはおそらく誰も想像しなかった展開。アメリカは余裕をかまし過ぎたのかもしれないが、それにしてもトルコが意地と実力を発揮した試合だったことは間違いなさそう。
パラグアイvsオーストラリア、0-0。
こちらも2位争い。現状3位のパラグアイは引き分けて勝ち点1を積めば32強には行けそうな成績だし、オーストラリアは負けて3位に落ちたくないし勝ってもアメリカの首位は動かない。なので両者とも守備に軸足が。攻められるのであれば攻めるけど無理はしないという意識が伝わってきた試合。
27 Jun 2026
ワールドカップ。全部は見ないとはいえ一日6試合はやはり多い。
ノルウェーvsフランス、1-4。
一次リーグ突破を決めたノルウェー、一位通過はハナから諦めて先発をなんと10人取っ換え。ハーランドもベンチ。そのせいもあってか試合はフランスのスピーディーな試合運びが目立つ内容に。前半はデンベレ劇場、前半32分までにハットトリック達成。優勝候補国は試合終盤にドゥエにも得点。本試合、エンバペは結果的に黒子に徹していた(デンベレ2点目はエンバペのパスから)。ノルウェーは大敗したものの多くの控え選手が大会のピッチを踏めてラウンド32のよい準備になったのでは。
セネガルvsイラク、5-0。
結果のみ。セネガルはこの大量得点で勝ち点3ながら本日終了時点までに3位チーム内での8位以内を確定。イラクは前半13分にゴール前での得点機会阻止で退場者。マネやイスマイラ・サールを擁するチームに長いこと10人で戦うのは苦しかろう。2失点目は後半56分。そこからは集中が切れた模様。
カーボベルデvsサウジアラビア、0-0。
結果のみ。カーボベルデはこれで一次リーグすべて引き分けの勝ち点3、しかし同組2位を確保しラウンド32へ。GKヴォジーニャを先頭に小さな国の大きな冒険が続く。サウジアラビアはかなり頑張ったように思える。シュート本数こそ半分以下だが枠内本数は同じだしボール支配率もほぼ同等。この試合に勝てれば代わりに突破していたのだが点が入らず残念。
ウルグアイvsスペイン、0-1。
スペインの選手に圧を加えて自由なパス回しをさせないウルグアイ。スペインは長いことやりにくそうだったが、前半終了近くにバエナが得点。ウルグアイGKムスレラ、横っ飛びに飛んで手には当てたもののはじき出せず。カーボベルデ戦で不用意な飛び出しでゴールを明けてしまい同点ゴールを決められてしまったウルグアイGK、前半のみで交代。後で聞くところでは自ら申し出たとのこと。調子が上がらない選手を起用したのは監督の責任。南米の優勝経験国はカーボベルデにもサウジアラビアにも引き分けしかできず大会を去る。
ニュージーランドvsベルギー、1-5。
ベルギーやっと覚醒。しかもトロサール2得点、デブライネ1得点、そして交代で入ったルカクが1得点。最後の得点を上げたサレマーカーズをアシストしたのもルカク。この勝利でベルギーはグループ3位だったのが首位通過に。敗れたニュージーランド、さすがに本気を出したベルギーには歯が立たなかったが、ジャストの弾丸ミドルで1点を返す。ジャストは要所に顔を出していた印象、ニュージーランドの未来。
エジプトvsイラン、1-1。
結果のみ。エジプトは勝てば首位通過、イランは勝ち点を取らなければ確実に敗退。引き分け狙いも考えたかもしれないが、ボール支配率はエジプトが62%だがシュート数/枠内数は14/3の12/3とほぼ互角。どちらもかなり勝利に向けて気合が入っていた模様。エジプトはベルギーに抜かれたものの一次リーグ通過。イランは3引き分けの勝ち点3で3位、しかし本日終了時点では3位チーム内での8位以内は確定せず、明日の他会場の結果次第。苦難を強いられているなかで結果を出すイランはラウンド32に行くべきだろう。
28 Jun 2026
ワールドカップ。一次リーグ第三戦最終日。
パナマvsイングランド、0-2。
結果のみ。ベリンガムとハリー・ケインが得点。点を取るべき人たちが取るとイングランドは強い。パナマはこれで3敗、無得点。あれだけ元気なサッカーをしていてこの結果は違和感があるが、その違和感が消える日は近いのではと期待をこめて。
クロアチアvsガーナ、2-1。
前半、お互い慎重にゲームに入る。睨み合い、探り合いのような応酬で、バルトーク『弦チェレ』第一楽章を思わせる。時折波が高まるかのようにゴールに迫り、クロアチアが先制する。後半は同第四楽章のように賑やかになる。サイドを高くしたガーナが圧を高め前に出る回数が増え、生まれる同点弾。しかしクロアチア反撃。モドリッチのコーナーキックから勝ち越し点。
本日のモドリッチは実にモドリッチだった。アナウンサーが言っていた通り、この試合を見ればモドリッチの佳さがすべてわかるような出来だった。右からコーナーを蹴っては気の利いたボールをゴール前に送り込み、ブラシッチの逆転ゴールに繋げる。左からコーナーを蹴っては次の瞬間に自エリアでタックルをかましガーナの攻撃の目を摘んでいる。ピッチのあちこちにモドリッチ。守備すら楽し気に行うサッカー小僧は40歳になっても健在だった。試合も面白かったが、なおのこと楽しかった90分。
コロンビアvsポルトガル、0-0。
派手にシュートを打ちまくるコロンビアだがなぜか入らない。枠内シュートはみなポルトガルGKディエゴ・コスタの真正面に飛んでいくように思える。両チームわりとよく走り回っているのだが、クロアチア・ガーナ戦を見た後のせいか、なんとなく単調な試合運びのような気が・・・。CR7は初戦に返ったかのように目立たず。1歳年下のクロアチアMFが90分間走り回っているのだから、もう少し動いたら、と思える。また不要論が再燃してくるかも。
コンゴ民主共和国vsウズベキスタン、3-1。
結果のみ。先制はウズベキスタンだったので覚醒したのか?と思えたが、試合通じてシュートは3本、枠内1。ダイジェストを見ると守備が緩すぎる。改善の余地多々あり。ここでコンゴDRは勝ったことで3位チーム8位になっていた韓国を勝ち点で上回り、南アフリカ戦で何をしたかったのかわからない隣国は9位となって荷物をまとめる羽目に。
アルジェリアvsオーストリア、3-3。
結果のみ。派手な打ち合い。しかも後半アディショナルタイム、引き分けでよしとすると見せかけてオーストリアゴールにシュートを叩き込むアルジェリア。その同じアディショナルタイム中に執念で同点ゴールを叩き込み返すオーストリア。リアルタイムで見ていたら相当に面白い試合だっただろう。両者とも勝ち点3だったのがこの引き分けで同じく4に。どちらかが勝っていればラウンド32に進めたはずの3位チーム8位になっていたイラン、これで9位以下に脱落。最後まで健闘していたのに残念。
ヨルダンvsアルゼンチン、1-3。
結果のみ。メッシここでも得点。まず確実に今回の得点王になりそう。 ヨルダンはなぜメッシのFK時にあんなに壁の隙間をあけていたのだろう。GKに任せるつもりであったならGKは確実に止めないと。
さて本日でようやく一次リーグ終了、32か国が出そろう。長かった。
欧州は出場15か国、通過12か国。敗退はチェコ、スコットランド、トルコ。
アフリカは出場10か国、通過9か国。敗退はチュニジア。
南米は出場6か国、通過5か国。敗退はウルグアイ。
北中米は出場6か国、通過3か国。敗退はパナマ、ハイチ、キュラソー。
オセアニアは出場1か国、通過0。敗退はニュージーランド。
アジア勢は出場9か国、通過2か国。敗退が7つもあるので通過した方を数えるほうが早い(日本とオーストラリア)。アフリカや南米からそんな成績なら次回は出場枠を削ってこちらに寄こせと言われそうな気がしてならない。元の4.5に戻すのは極端だけど、大目に見ても現状の8.5ではなく6.5くらいが妥当なのではと思える結果。
29 Jun 2026
ワールドカップ。ラウンド32開始。引き分けナシ、負けたら脱落、帰国。
南アフリカvsカナダ、0-1。
結果のみ。後半アディショナルタイムにカナダが得点、劇的な幕切れ。ボール支配率やパス本数は南アフリカのほうが多かったけれどシュート数はカナダのほうが多い。カナダの枠内本数が南アフリカのシュート数を上回りさえする。カウンター狙いのカナダが競り勝った構図か。開催国、次はキツそう。オランダvsモロッコの勝者となので。
30 Jun 2026
ワールドカップ。早期敗退3か国。
ブラジルvs日本、2-1。
日本は前半は狙い通りの試合だった。富安・堂安でヴィニシウスを挟み込んで沈黙させ、伊東のスピードでサイドを制圧する。29分に生まれた佐野海舟のセンターラインからドリブルで持ち込んでシュートまでいった先制点はスケールの大きな得点だったし、守っては守備の教科書かと思えるほど統率され隙がなく、終盤にはブラジルのお株を奪うようなパス回しを見せ、日本強し、ブラジル弱しの印象を持つほどだった。
後半、ブラジルは足を痛めたパケタをエンドリッキに交代したのみで臨んでくる。五大リーグを制した名将アンチェロッティ、選手を変えるのではなく戦術を変えてきた。前半のサイド大回り攻撃から一転、日本のDFラインめがけてとにかくクロスを上げまくるように。やたらと活性化するブラジル前線。日本がもったのは10分だけだった。55分のマガリャンイスからの左クロスをファーのカゼミーロにフリーで決められる。これで試合は振り出しに。ブラジルはヴィニシウスだけが得点源ではなかった。
65分、ブラジル、本日目立たなかったクーニャを下げ、マルチネッリを投入。日本も堂安と中村を下げ、菅原と鈴木淳之介を投入。守備色を強める。それでも伊東と前田のスピードは後半になってもブラジルの脅威。ファウルやイエロー覚悟で止めるしかない。逆転弾をと攻めに攻めてるブラジルだったがなかなかゴールを割れない。日本は日本でカウンターがボックス前で不発に終わる。63分に左サイドから放った上田綺世のシュート以来、シュートがない。そのカウンターにさえも出ていけなくなり、徐々に防戦一方に。77分に伊東と鎌田を下げ、町野と碧を投入。攻撃はこの二人の運動量に賭けたのだろうか、しかし状況変わらず。じりじりする展開が続く。
延長のことを考え出した後半アディショナルタイム、流れの中で、DFラインの中に入って半身で構えていた途中出場のマルチネッリに中央右からパスが通り、シュート。GK鈴木彩音が触ったものの、ボールはポストに当たってゴールマウスの中へ。これが決勝点。日本、後半のシュートは上田綺世の一本のみだった。
こうして日本はまたもトーナメント初戦で勝てず。加えて、前回大会までは16強まで行ったが、今回は32強で終了。やはり早々とブラジルに当たったのが成績更新のうえでは不運だった。当たるならもう少し後で当たりたかった。
日本はブラジルに大量得点されて時間つぶしのボール回しをされるような力量からはかなり前進したが、残念ながら選手と戦術の引き出しが少なかった。最初からベストメンバーを組んでしまい、対策された場合の方策として有効な手だてを打てず、ブラジルに対して本戦で自ら変化を生み出せなかった。堂安が試合直後のインタビューで言った通り、力不足。捲土重来を期さねばならない。
ドイツvsパラグアイ、1-1、PK3-4。
パラグアイの堅い守備をついに崩せなかったドイツ。ドリブルで上手くパラグアイ守備陣に切り込める選手がいればなぁと思わせる、延々と繰り返される大外でのパス回し。かつてドイツがやたらと強かったときはどうだったかなぁと遠い目に。
後半終盤にコーナーキックからターが渾身のヘッドで勝ち越し弾を奪ったと思ったものの、他選手のパラグアイGKへの妨害行為があったとして取り消しに。そのター、6人目までもつれたPKを遥か枠の上にふかしてしまう。ノイアー、パラグアイ4人目を失敗させ5人目を止めて3-3のタイに持って行ったのに残念な結果に。パラグアイGKヒル、身長は高く駆け引きは上手い。一次リーグ初戦でアメリカに4失点したときのGKとは思えない。ドイツがそれだけ攻撃が上手くなかったということかも。
オランダvsモロッコ、1-1、PK2-3。
結果のみ。先に見たドイツ・パラグアイ戦がPK戦までもつれたためくたびれて見る気が起こらず。この試合もPK戦まで行ったので、見ていたら相当疲れたはず。
それにしてもここでオランダ去るか・・・。モロッコに後半アディショナルタイムに追いつかれ、そのままPK戦までいって敗北。過去3大会の優勝国を予言し的中させたというどこかの国の経済学者は今大会の優勝国をオランダとしていたが、ついに外れ。
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