Preface/Monologue2024年 6月


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大円地山荘脇から奥久慈男体山を見上げる

ここまでのCover Photo:大円地山荘脇から奥久慈男体山を見上げる

2 Jun 2024

好天の午前中から一転、昼過ぎからは不安定な天気に。

雨が上がったと思えた午後も遅く、連れと徒歩で買い物に。
半時ほどの距離を帰る道すがら、地面を叩くほどの大雨に。
傘はさしていたもののほぼ全身濡れ鼠。

しかし帰り道でもあったし、路面を勢いよく流れる水流を見るのも久しぶりで楽しく、町中にあって少しだけ自然を感じた気に。

8 Jun 2024

梅雨前に山に行きたいと思うものの、身体があまり言うことをきかず。なのでそういうときの三浦の山。例によって東逗子駅から乳頭山。

しかし本日は駅からの単純往復とせず、三浦アルプス南尾根に進んで先日果たせなかった連絡尾根なる尾根を辿っての森戸林道終点降下を行い、二子山への登路に登り返して東逗子駅からのコースに戻るという回遊ルートを。これだとコブを繰り返し越えるやら沢の中を歩くやら変化も多く、歩きごたえも当然ながら増加。持参したガイド『葉山の山歩きコース』はじつに有用。道に迷う心配なし。

この季節なので葉は茂り、冬枯れの季節とは異なり道のりは暗い。でもそのおかげで日の光が直接当たらず、湿度がまだ低いいまはさほど不快にならずに歩けた。ややヤブが被り気味の区間もところどろこあるが、それはこの山域であれば仕方なし。初めて歩いた連絡尾根は二子山が間近に正面に仰げるのだけど、葉群の合間から。冬に再訪したい。

今日のコース、午をだいぶ廻った時刻に登り始め、東逗子の登山口に戻ってきたのが6時過ぎ。まだ十分明るかったけど夏至近いからこそ。冬場ならスタートは2時間は早めないと。

15 Jun 2024

EURO2024(UEFA欧州選手権)開幕。山は中断。

開幕戦、ドイツvsスコットランド、5-1。
どん底状態だったドイツ、復活したのだろうか。若手が躍動して大量得点。自分を含めて誰が得点しようと笑わなかったハバーツ、いい面構えになっていて表情も柔和に。きっとチームは調子が良いんだろうなと。
他方のスコットランド、親善試合でスペインを2-0で破ったという勢いはどこに。攻守双方で何をやっても上手くいかない。前半などシュート0。立て直し必須。

今回の大会は、仕事の関係であまり見られなさそうな。お馴染みや新顔が出ていて、なんとかグループトーナメントの1回戦は見たいものだと思うものの。

16 Jun 2024

EURO2024。

グループA、ハンガリーvsスイス、1-3。

見ると思い出すのだけど、スイスは国のイメージとは違ってかなり獰猛。とは言ってもラフプレーに終始するのではなく、球際の闘いに強い。ハンガリーはソボスライを初め名手が多いみたいだけど、DFは負けまくっていた印象。

グループB、スペインvsクロアチア、3-0。

球回しに固執していたスペインが点を取ることを思い出したという印象。前半だけで3得点。アドリア海沿岸国、その前半半ばはゲームを支配していたのに、立て続けに2失点して自信をなくしたのかも。眠くて後半は見るのを諦めたため、交代で出てきたペリシッチを見逃してしまった。

グループB、イタリアvsアルバニア、2-1。

開始30秒で点を取ったアルバニア、予選での強さはホンモノかと思ったら、本気モードのイタリアに15分で逆転され、残りはハーフコートゲームに。それでも最少失点差に抑えたのは、守備に割り切ったせいか、イタリアが意識したにせよしないにせよ力を抜いたせいか。次のクロアチアとの一戦で真価が問われる(クロアチアも)。


EUROではなくJ1。神戸vs川崎、1-0。負けたことではなく、神戸のシュート13本に対して川崎3本だったことに驚いた。かつてのスペインのように、繋ぎに固執してしまっているのでは。おそらく足下への。

17 Jun 2024

EURO2024。

グループD、ポーランドvsオランダ、1-2。

ポーランドはセットプレーで先制点をとった後自陣にほぼ引きこもるのだけど、オランダがこれでもかこれでもかと攻め、ポーランドはポーランドでこれでもかこれでもかと跳ね返す(結局負けたけど)。ハーフコートゲームでも展開が早くてなかなか愉しい。

グループC,、スロベニアvsデンマーク、1-1。

破vs蘭がスピーディーな展開だったせいか、いやにまったりとした試合に見える。デンマークの先制点はあのエリクセン。4年前のまさに同じEUROで試合中に心臓発作を起こし生死の境をさまよった選手。英語実況が「デンマークにとってほんとうにHappyな出来事」と言っていた(と思う)。

グループC、セルビアvsイングランド、0-1。

前半途中まではイングランドペースで、点も取ったのだけど、残りは互角。終盤はイングランドが逃げ切りを図ったものだからセルビアペースに。今回のセルビアは悪くなさそう。イングランドがかえって心配。しかしベリンガムやフォデンはやはり見ていて愉しい。サカはドリブルしててもボールを奪われない。強健。

グループE、ルーマニアvsウクライナ、3-0。

最初の25分間はウクライナがルーマニアに怒濤のように襲いかかる構図。しかしここで堅いルーマニアの守備を破れなかったのが災いし、GKの相手選手へのプレゼントパスというミスで失点してからは勢いが減じ、続けざまに強烈なシュートを見舞われ、後半早々にも失点。ウクライナはウクライナでよく闘ったが、ルーマニアはルーマニアで待ちに待った勝利だったということらしい(EUROで24年ぶりの勝利)。

18 Jun 2024

EURO2024。

グループE、ベルギーvsスロバキア、0-1。
ここまで見てきた中で一番熱く面白い試合。

スロバキアは実に頑強で精力的。ベルギー相手に一対一でボールを奪い、取られたら即時奪還、GK不在のゴールをDFだけで守り切る。試合終盤になっても前線から相手を追い回し、ベルギーにサッカ-をさせない。同じ守備でもポーランドとかとは違って受け身ではなく攻撃的な守備。しかもそれがはまりまくる。英語実況中継が最後にいろいろ言っていた中で、守備について"rich quality"という言葉が聞き取れたが、まさにそのとおり。この試合のスロバキアは凄い。次戦に大いに期待。

一方のベルギー、スロバキアの圧に押されて世界第三位の実力を発揮できず。CFのルカクは一対一は外すわ、やっと決めたと思ったら自身がオフサイドだったわ、ようやく本当に決めたと思ったら直前に味方がハンドの反則をしてたわと、もうさんざん。交代選手は入るとすぐにイエローカードを立て続けにもらうとか、もはやチーム自体が平常心をなくしている。赤い悪魔が悪夢を見ている状態。

グループD、オーストリアvsフランス、0-1。

白vs斯戦に比べるとこちらもまったり感が。フランス、優勝候補と言われるわりには、イングランド同様、抜きん出て強いという感じはしない。右サイドのデンベレが無理なキラーパスを連発するように、ちぐはぐさが散見される気が。

オーストリアのほうが試合を支配しているように見えて、前半はシュートゼロ。守備もスロバキアとは違ってラフプレー気味。もらったイエローカードが5枚。これでは近々自滅する。

試合終盤、出血交代したエンバペに代わって出てきたジルー、どっしりしたCFらしさ満開で少なくとも見た目は前線が安定する気が。

19 Jun 2024

EURO2024。

グループF、トルコvsジョージア、3-1。

圧倒的にトルコのほうが強い。一対一でも当たればたいがい勝つ。とはいえジョージアも手も足も出ないわけではなく同点に追いつく。しかし終盤に突き放され、アディショナルタイムのセットプレーでGKまで攻め上がったものの追いつけず、逆にボールを奪われ無人のゴールにダメ押し点を流し込まれる。クロスバーやポストを叩いたものの一つでも入っていれば。

グループF、ポルトガルvsチェコ、2-1。

結果のみ。残業で時間作れず見ること能わず。ポルトガルは劇的逆転劇を披露したそうな。EUROの6大会連続出場を成し遂げたというCR7の存在感をこの目で確かめたかった。(翌日に見逃し配信を見てみたら、前半はポルトガルのワンサイドゲームで面白くないこと。後半に合計3点が入るのだけどHTで見るのを止めてしまった。)

グループB、クロアチアvsアルバニア、2-2。

前半のうちに先制されたものの例によってまったりした攻撃のクロアチア、堅いアルバニアの守備を崩せず。年齢の高い選手が多いからかなと思っていたら、後半になって一転縦に速くなり、攻めに攻めて2分間で逆転。相変わらずの猫かぶりだったかと思っていたら、アディショナルタイムに同点にされる。強いんだか強くないんだか…

2戦で勝ち点が1のクロアチア、次戦はイタリア。イタリアが勝ったアルバニアに勝てなくて、どうやってイタリアに勝つか。GS敗退となって黄金時代の終焉となってしまうか。

20 Jun 2024

EURO2024。

グループA、ドイツvsハンガリー、2-0。

ドイツの若きムシアラ大暴れ。得点の結果だけでなく、さんざんハンガリー守備陣を悩ませる。チームとしても強さが戻ってきた印象。2連勝で地元開催国のGS突破はこれで確実。

ほぼわからない英語実況で見ていたが、英語圏ではギュンドアンはグンドアン、リュディガーはルディガーと呼ぶらしい。ハバーツはハバーツ、クロースはクロース、ミッテルシュタットはミッテルシュタットなのだけど。サネはサネと呼ばれたりザネと呼ばれたり、英語読みとドイツ語読みが交互のような。

グループA、スコットランドvsスイス、1-1。

結果のみ。ドイツにこてんぱんにされたスコットランド、獰猛なスイスに同じ目に遭うのではと思っていたけど、引き分けに持ち込む。逆に相性が良いのかも。スイスはこれで勝ち点4、スコットランドは1。次節でスコットランドがハンガリーに勝ってスイスがドイツに負ければ同勝ち点で並ぶけど、そうなってもスコットランドは初戦の大敗が響きそうな。

グループC、スロベニアvsセルビア、1-1。

世界ランキングでは下位のはずのスロベニア、最初の30分はセルビアを圧倒。デンマーク戦でのまったり感はなんだったのか、ピクシーの率いるチームは自陣から出られず。それでもヴラホビッチのシュートを皮切りにピッチを広く使って攻め込めるように。そういうきっかけを待っていたのか、ポジショニングの微調整をしたのだろうか?

しかしセルビアの主砲ミトロビッチが外す外す。セルビアのルカクと呼びたくなるほど外す。そしてスロベニアに先制され、初戦を落としているセルビアは背水の陣に。イエローカードも増え始め、余計な体当たりでもらったりといつもの悪いクセがでてきて今回も自滅か?というところで迎えたアディショナルタイム5分の最後のコーナーキック。これをなんとセルビア決めてしまう。(ミトロビッチでなかったけれど。)

ようやくの勝ち点1に勝ったかのように喜ぶセルビアサポーター。負けたかのように静まり込むスロベニアサポーター。勝ち点2のスロベニアは次戦はイングランド、1のセルビアはデンマーク。じつはこのグループは混戦模様かも。

21 Jun 2024

EURO2024。

グループC、デンマークvsイングランド、1-1。

デンマークはとにかくボールホルダーに圧をかけてイングランドにサッカ-をさせない。中盤のベリンガムがだんだん目立たなくなってくる。そして遠目からでもどんどんミドルシュートを打ってくる。しかも枠内に飛ばしてくる。デンマークの同点弾は28mの遠目から打たれた一本だった。

イングランドは遅攻かロングパスが多く速攻が不得手な印象。先制点はカイル・ウォーカーが疾走してボールをかっさらったところからだった。もっとそういうのを増やさないと。ハリー・ケーンが得点したのはよかった。直前にCFが外しまくっていた試合を見ていたので。

グループB、スペインvsイタリア、1-0。

得点はオウンゴールの1点のみだけど、終盤をのぞくほとんどの時間帯でスペインがイタリアを圧倒。シュート数にしても15対4、しかもイタリアの枠内シュートはわずか1。前回大会では破竹の勢いで、準決勝でスペインをも破ったイタリアだったが、3年でこうなるとは…。しかしスペイン、最も安定しているチームに見える。優勝候補筆頭では。

グループE、スロバキアvsウクライナ、1-2。

ベルギーに勝利したスロバキアに、ルーマニアに3-0で負けたウクライナが勝てるだろうかと思っていたら、勝ってしまった。スタメンでは初戦でミスが重なったGKを替え、FW/MF/DFもそれぞれ一人ずつ替え、より攻撃的にしたとのこと。しかしセットプレーから失点。変わらず前線から圧をかけてくるスロバキア。

だがウクライナは諦めない。プレッシャーにも徐々に慣れ、スロバキアと渡り合ってしまいには逆転、終盤の猛攻に耐えて勝ち点3を手中にする。戦禍のなかにある国民になによりの励ましに。

試合後のSTATSは両国ともシュート数14、枠内シュート5。攻めあった面白い試合。しかしこれでグループEも混戦模様。これでベルギーがルーマニアに勝ったら4国とも勝ち点3で並ぶことに。

22 Jun 2024

EURO2024。

グループD、ポーランドvsオーストリア、1-3。

ハイライトだけ見た。開始早々に先制されたポーランド、前半のうちに追いつくものの、後半に失点を重ねて連敗。さすがに今回はGS突破は難しいか。

3失点目はGKの妨害とみなされたPKでのものだけど、ボールに手を伸ばしているし妨害には見えない…が、VARでもPK相当と判断したのだからPKなのだろう。


グループD、オランダvsフランス、0-0。

フランス、オランダの倍以上の16本のシュートを放って無得点。前節で流血の鼻骨骨折したエンバペ、本日は出番なし。なのでエンバペに預けて”後はよろしく”戦術は使えず、グリーズマンがCFっぽいことをしたりするのだけれど、決定機逸の連続。まぁサッカ-とはそういうもの。

オランダ、終盤近くになってゴールかと思われたものがオフサイドで取り消し。競馬で言えば一馬身出ていて、しかもGKとボールの間に立っているのにVARのオフサイドチェックが異様に長引く。何に迷うことがあったのだろうか。


グループF、ジョージアvsチェコ、1-1。

試合後のSTATSを見ると、シュート数がチェコ26本、ジョージア5本。枠内は11本、1本。しかし結果は1対1。

攻めまくってシュートまで行くチェコ、しかしジョージア守備陣は懸命に守る。とくにGKのママルダシュビリが獅子奮迅の活躍。きっとMOM。STATSを再び見ると、セーブはチェコ0に対してジョージア9。いかに止めまくったか。とはいえジョージアは常時自陣に引きこもっていたわけではなく、シュートまでは行かずともコーナーキックは何回か取っている。そのうちの1回、前半アディショナルタイムので相手のハンドを誘発し、PKでの得点に繋げたのだった。

チェコもゴールかと思われた場面があったけれど、ハンドで取り消し。それでも後半なかばの時間帯にコーナーキックのこぼれ球を押し込んで追いつく。決めたのはシック、前回大会得点王は健在だった。だが直後に右ふくらはぎを痛めて負傷交代。仕事はこなしたけど残念な結果。勝ちたいチェコ、とくに終盤は文字通り雨あられとシュートを打ちまくる。しかし結果は1対1.

このEURO参加国で国際ランキングが最下位のジョージア、初出場で初得点で初勝ち点。試合後のサポーター席は勝ったかのような喜びよう。チェコは負けに等しい引き分けだったけど、やはりサポーターは健闘を称えて大きな拍手。試合後の雰囲気も悪くない、見て愉しい激闘だった。

23 Jun 2024

EURO2024。

グループF、トルコvsポルトガル、0-3。

ハイライトだけ見た。トルコは相手に呑まれたか、2失点目はDFがまるでフリーな状態でGKの位置を確かめもせずゴール方向にバックパス、これが滅多に見られない呆れたOGとなる。このOGとCR7のゴール前3点目アシスト(見る人すべての予想を裏切り自分で打たずに仲間に打たせた)とで、本戦は後世に語り継がれるに違いない。

グループE、ベルギーvsルーマニア、2-0。

ベルギー復活。開始2分で先制、前半は追加点こそないもののルーマニアを圧倒。ウクライナを3-0で下した”東欧のラテン”、こちらも呑まれたのか、パスミスがだいぶ目立った。後半になって拮抗する時間帯もつくったものの、ルカクのゴールで突き放され・・・は、オフサイドで取り消し。安堵したのも束の間、デブライネの鮮やかな追加点で万事休す。しかしルカクは気の毒なほどツイてない。お祓いが必要なレベルかも。


J1、川崎、新潟と2-2引き分け。
後半アディショナルタイム7分に勝ち越され、同11分に追いつくというとんでもない展開。最後まで諦めないのは洋の東西どこでも同じ。

25 Jun 2024

EURO2024。

グループB、アルバニアvsスペイン、0-1。

結果だけ。勝敗の結果は妥当と思えるけれど、得点差が妥当かどうかは見ないとわからない。アルバニア頑張ったのだろうか、得点差以上の試合内容だったのだろうか。時間があれば見てみたかった…


グループB、クロアチアvsイタリア、1-1。

結果だけ。見逃し配信でも見たいと思っていたのについ情報を入れてしまった。しかも試合経過を。見るんじゃなかった…

連日の終了間際の得点、この試合ではイタリアが。クロアチア、これで3戦合わせて勝ち点2。勝っていれば2位通過だったのに、まさに天国から地獄へ。さすがに勝ち点2の3位では決勝トーナメントは難しかろう…

26 Jun 2024

EURO2024。一日4試合って…

グループD、フランスvsポーランド、1-1。

結果だけ。ポーランドは彼我の戦力差を考えれば善戦したのでは。その結果、フランスはなんとD組2位に。得点者はそれぞれエンバペにレヴァンドフスキと看板俳優。どちらもPK。


グループD、オランダvsオーストリア、2-3。

結果だけ。派手な点の取り合いで、この試合を見るのだった…。なんとオーストリアがフランス、オランダを抑えてD組首位に。そもそもオーストリアがオランダに勝ったのは34年ぶりなのだとか。試合終了時点での選手サポーターの喜びようが目に浮かぶ。


グループC、デンマークvsセルビア、0-0。

前半はほぼデンマークペースで、セルビアはシュート1本だけ。しかしデンマークも優勢なようでいてシュート数は4。後半、ほとんどなっていなかった中盤をてこ入れしたセルビア、徐々に盛り返す。選手交代を繰り返すたびに攻撃が形になっていったものの、時遅くタイムアップ。デンマーク、グループステージ3戦すべてで引き分けながら、C組2位に。かつてポルトガルも同じ成績でGSを突破して優勝したはず。デンマークも粘るかも。


グループC、イングランドvsスロベニア、0-0。

結果だけ。イングランドはC組首位で終えたようだけど、1勝2分け。3戦で得点は2。メンバーを考えるとこの成績と得点力は物足りない。ラウンド16はどこまで行けるか…

27 Jun 2024

EURO2024。

グループE、スロバキアvsルーマニア、1-1。

前半にスロバキア先制、じつに美しい右からのクロスからのヘディングシュート。15分経たずにルーマニアがPKで追いつく。そのまま後半に入っても一進一退の攻防が続き、拮抗した内容で点は入らずとも見ていて面白い。

試合終了後、双方の国がともにラウンド16に行くとアナウンサーが語り、ピッチ上でも選手がみなにこやかにしていたが、順位がさっぱり分からず。その状態で次戦を観る。


グループE、ウクライナvsベルギー、0-0。

こちらは全く点が入らなかったが同時進行していた上記の試合同様にほぼ拮抗した内容。どちらもシュートまでは持ち込むのだけどゴールが遠い。ウクライナは終盤に猛攻をしかけたけど実らず。

以上の結果、グループEは4ヶ国すべてが勝ち点4という特異な状態に。順位を決めたのは得失点差で、首位はルーマニア、2位がベルギーで3位がスロバキア、勝ち点4のスロバキアは3位でもラウンド16に行ける資格ありという結果が判明していたのでルーマニア戦後に喜んでいたのだった。唯一当組でGS敗退となったウクライナ、初戦のルーマニアに3-0で負けたのが痛かった。GKはしばらくさんざん言われるだろう…


グループF、チェコvsトルコ、1-2。

結果だけ。トルコ、あの情けないOGを含むポルトガル戦からかなり切り替えた模様。チェコは…退場者を2人も出している(2人目は試合終了後だそうだけど)。試合全体でイエローカードが16枚も出て、カード合計18枚はEURO史上最多だとか。試合終了後は乱闘まで起き、後味の悪いままチェコは最下位で今大会を去ることになった。

グループF、ジョージアvsポルトガル、2-0。

結果見てびっくり。しかもこれでジョージアはグループ3位だけど勝ち点4の成績が功を奏してラウンド16進出。それもびっくり。侮れずジョージア。どうなってたのかポルトガル。そしてさらにびっくりなのが、ジョージアのラウンド16の相手はスペイン。どうなることやら。

30 Jun 2024

EURO2024。

ラウンド16、スイスvsイタリア、2-0。

結果だけ。伝え聞くところによればイタリアは何一ついいところのない点差以上の惨敗だったとか。評価できるのはGKのドンナルンマだけだとか、こんな弱いイタリア代表を見たことがないとか世評も識者評もさんざん。GSでスペインがイタリアに快勝していてスペイン強しの印象を持ったものだけど、ただ単にイタリアが弱すぎただけだったのかも。


ラウンド16、ドイツvsデンマーク、2-0。

点差は上記の通りだけど、ドイツがそれほど強かったわけではない印象。ベッケンバウアー、マテウス、オリバー・カーンとか、皇帝とか闘将とか呼ばれる存在がドイツにはほしいと思ってしまうからかも。

さて両国とも取り消されたゴールが一つずつ。デンマークのほうは、ゴールを決めたかと思われたアンデルセン、つま先が出ていたというオフサイドで取り消される。不運はこれに留まらず、直後にPA内でハンドを取られてPK。これをハバーツに決められてドイツ先制。アンデルセンにとっては天国から引き戻されただけでなく地獄にまで突き落とされた状況か。

ドイツの2点目はボール回しでGKのノイアーまで戻してデンマークのラインを上げさせたところで見事なロングキック。これが前線のムシアラに収まりデンマークGKシュマイケルとの1対1を制して追加点。このムシアラに振り切られたのがアンデルセン。厄日だな。

さてドイツはスペインvsジョージアの勝者と準々決勝なのだけど、スペインとなら、いずれのチームも真価がわかるというものかと。ジョージアとだったら・・・それはそれで多大な興趣が。


日中は久しぶりに映画館へ。『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』。ホスピスで死を待つだけの恩義ある友人を死なせまいと、「自分が行くまで生きていてくれ」と800Kmの道のりを普段着の徒歩で歩き出す老人の物語。果たして奇跡は起こるのか。

奇跡は起こった。ただし当初は考えてもみなかったところで。ささやかかもしれないけれど、奇跡は奇跡。
別れと失望はあるけれど、希望と再生だって起こりえる。Are you alright? Yes, let's go home.


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