Preface/Monologue2000年6月


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2 Jun 2000
URLアドレスを指定すると大阪弁に変換してしまうproxyサーバーがあると知らせてきた友人がいる。使い方は http://www.yorosiku.net:8080/-_- の後ろにURLを入れるとのことである。さっそく当サイトを標的にしてくれて、関係者一同で笑い転げたらしい。いやー、職場で見るものじゃありませんね。自分で見ていて笑いが止まりませんでした。

大阪弁に翻訳される状態にしてぜひ「水沢山」「丹沢山塊」をご確認下さい(^_^)。
5 Jun 2000
友人4名と共同でレンタカーを借り、テントを積み込んで土日で群馬の山へ。両日とも山に登る予定で、歩行時間は合計9時間弱になるはずだった。

ところが土曜は昼から雷雨となり、初日予定の浅間隠山はあきらめざるを得なくなる。日中にしたことといったら夕飯用食材の買い出しと付近の温泉に入ったことくらい。夕方からは麓のキャンプサイトで久しぶりの野外バーベーキュー。だが湿っているせいか白い煙が出るばかりで木炭に火がつかない。屋根付きバーベキューハウスに一同額を寄せ集めて火の起こし方をああでもないこうでもないと言い合う。新聞紙から果ては段ボールまで燃やしまくって一時間半ほどかけてようやく薪に火がつき、木炭も真っ赤になった。

ひとしきり騒いで寝て、起きた朝は好天。しかしキャンプ場を出るのが遅く、加えて二日目の山までが車で行くにしても遠いのだった。目標は菅平(すがだいら)の上になだらかにそびえる四阿山(あずまやさん)・根子岳(ねこだけ)である。

登山口を歩き出したのは10時半。当初予定の周遊コースを採ると夕暮れになってしまう恐れがあったので、けっきょく根子岳の山頂往復にとどめることになった。歩行時間は3時間弱で、ほとんど散歩気分。せっかく一泊二日にしたのがあまり活きてこない行動パターンになってしまった。でも志賀高原から妙高・戸隠に雪で白い北アルプス、それに八ヶ岳に浅間連峰、そして隣の四阿山と続く周囲の眺めはよかった。参加者一同、眺めの良さと、ときおり見られる高原の花に満足しつつ山を下りたのだった。
8 Jun 2000
今週は月曜から三晩続けて夜勤が入り、昼夜が中途半端に逆転した生活になってしまっている。8時間寝ても眠い。早く元の生活に戻さないと。週末は家でおとなしくしていよう。

ところで先の土日の話の続き。キャンプ場に泊まったと言いましたが、テントを持っていったものの雷雨に見舞われたので急遽バンガロー泊に変更したのでした。中学校の林間学校以来なんですが、最近のファミリーキャンプ場のバンガローって一晩中電灯が点くんですね。知りませんでしたわ....。

そういえば管理棟の売店は村のよろず屋のようで生鮮食品以外はたいがい揃っているような感じだったし、食堂まであったものなぁ....。だいたいキャンプ場に来てそのなかの食堂で食事をとるっていうのは味気ない気がするんだけど、大きなお世話ってものなのかな(-.-)。

こんなことを言いながら、自分たちもしっかり売店で買い物したり夜にはトイレの明かりが煌々とついていて安心したりしているのでした。こういうところはこういうところだと割り切って楽しむのがいいみたいですね。
13 Jun 2000
安心した頃にトラブル発生。楽しみにしていたEURO2000もゆっくり見ることができない。一昨日はフランスvsデンマーク戦を待っていたら全仏テニス決勝が長引いたとかで朝方に放送が回され悔しい思いを...しかしクエルテンとノーマンの長い長い闘いは凄絶なものがあったなぁ....と、こんなことを書き連ねている場合じゃない。

リンクに二件追加しました。ひとつは「低山徘徊派!(^^)v」というページで、大峰・台高・室尾・鈴鹿など関西周辺の山行記録が多く参考になります。ほか、携帯電話がつながるエリアのデーターベースがアイディアとしては面白いですね。
もうひとつは「東京一小さな山の店」山の店 ジャンダルム。最近ジャンダルムの紅一点(?)「みーくん」の山行記とか山便りの掲示板とか、内容が充実してきています。一読(一訪問)を勧めます。
16 Jun 2000
そろそろ夏山に備えてテントでも背負ってどこか行くか....でも金曜日(もう今日だ)の夜には飲み会があるし、土曜早朝の出発はちょっとつらい、なら日帰りもできそうなところを一泊二日にして行けば遅く出られる、よし瑞牆山だ、富士見平で幕営だ、と週の初めに予定を立てたら、最初は良好だった山梨中西部の土日の天気予報が悪化し続けて、とうとう木曜夕方の予報では両日とも降水確率60%になってしまった。

プールで水泳にしようかなぁ....
20 Jun 2000
日曜、天気が良くなったし予報も好転したので日帰りでどこかに行こうかと思って準備を始めると身体が重い、気も重い。結局風邪で、外出などとんでもない状態だった。「雨の土曜から予定通り山に行っていた方が、かえって直ったんじゃなかろうか....?」などと悔やんでみても仕方ない。くしゃみを連発しつつ最新号の「山と渓谷」など読んでは北アルプスあたりに思いを馳せるのだった。 
25 Jun 2000
静岡県は安倍川上流部の山伏(やんぶし)という山から眺めた南アルプス南部の眺めが忘れ難く、ガイドマップを買ってきて眺める。行くあてはほとんどないのだが、机上で計画だけ立ててみる。
 
静岡から長距離バスで畑薙ダムに出て歩き出すものとして、茶臼岳に立ち寄って聖岳まで行き、赤石岳に登らずに下っても三泊四日。赤石岳に登れば四泊五日。荒川三山まで行くと一挙に六泊七日だ....。

いまの自分ではぜったい途中でへばりそうだ。南の南部はもう少し後にしよう。二泊三日で行ける範囲の他の山域を検討しよう。

小雨降る中、衆議院選挙の投票に行った。選挙の結果同様に、投票率が気になるところである。
27 Jun 2000
「三宅島が火を吹きかけている」、帰宅して最初にそう言われ、即座には理解ができなかった。「噴火しそうなんだよ」。この三宅火山は有珠山とかとは違って、火山性地震が頻発し始めるとすぐ溶岩を吐き出すような山らしい。そしてその地震が度重なっていると。

「そういえばかなり前にも噴火したような気がする」と思いつつニュース速報を見ると、「阿古地区」という聞き覚えのある地名が出ている。このあたりまで溶岩が流れ出してきてたいへんなことになったのは、わずか10数年前のことだった。

ともあれ大事に至る前に住民の方々が無事避難できるよう祈るだけである。
29 Jun 2000
本日は休暇を取って新宿に絵画展を観に行く。つい先日に駅の広告で開催を知ったもので、終了が迫っていたため混雑を避けようと平日を選んだのだった。絵はよかったのだが、観客の中にヘッドフォンをかけたまま絵を見ている若い女性がいて、会場の端からでも音漏れが聞こえてくる。なにか熱心にメモを取っていたが、大した感性の持ち主ではあるまい。

帰り、中央線快速のホームに上がると、線路の反対側に修学旅行らしき団体専用の列車が停まっていて小学生がたくさん乗っている。賑やかな車内を眺めながら歩いていくと、真ん中あたりの車両の窓が一ヶ所あいていて女の子が三人、こちら側の雑踏に向かって笑顔で手を振っている。

ちょうどすぐ近くを歩きかかって視線のあったわたしは思わずにっこり、するとその中のひとりが車内から「手を振ってー」という。リクエストに応えるとすぐさま「やったー」と声が上がった。長いこと手を振り返してくれる人を待っていたのだろう。ひょっとしたら失望しかけていたのかもしれない。

山においで、山に。みんな挨拶を返してくれるよ。

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